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【代表インタビュー】挑戦者の未来を支えるMANUSの使命と原点

「挫折から挑戦へ」逆境が形作ったMANUSの根底にある想いとは

赤松佑人 / 代表取締役

幼少期からサッカーに打ち込みプロを目指すも、大怪我により夢を断念。その経験から、人が新たな道を切り拓く過程に興味を持つようになる。大学卒業後、大手医療機器メーカーを経て人材系ベンチャー企業に転職。“人の可能性を引き出す”ことを使命に、多くの挑戦と失敗を糧として支援者としての基盤を築く。2022年、株式会社MANUSを創業。企業の事業成長と求職者のキャリア形成を支え、成長分野での人材支援を通じて社会課題の解決に挑んでいる。

── MANUS創業の想いや価値観が形成されたきっかけを聞かせください。

はい。今の価値観が形成されたきっかけは学生時代の経験と社会人3年目頃の経験です。

一つ目の学生時時代の経験として、私は小さい時からサッカー選手になることを夢見ていました。

小学生の頃から毎日のように練習に明け暮れ、「絶対にプロになるんだ」と信じて疑いませんでした。努力を続けて、高校でも強豪チームに入ることができました。

しかし、高校3年生の最後の全国大会の前に、大怪我をしてしまったのです。その瞬間、私の夢はあっけなく終わりを迎えました。

リハビリの日々を過ごす中で周囲の選手たちがどんどん活躍する姿を見ると、自分が置いていかれるようで、自信を失い、劣等感でいっぱいでした。

夢を失った私は心の中で自分の価値を見失い、苦しい日々を過ごしていました。自分を責め、「何をしてもダメなんじゃないか」と思い込んでいました。

しかし、時間が経つにつれ、この経験が私にとっての「大きな気づき」をもたらしたのです。

『人生は計画通りにいかないけれど、その先に新たな可能性があるのではないか?』
自分の足で進むことを止めない限り、道はきっと続いていく。それに気づけた時、私は挑戦すること自体の価値を再認識しました。

──社会人になってからはどのようなことがあったんですか?

はい、大学を卒業した後は「安定した生活が送れそうだから」という理由で大手企業に就職しました。

特にやりたい仕事はなかったのですが「とりあえずお金稼ぎたい」と思い、なんとなく選んだ道で営業職として働き始めましたが、日々の業務に情熱を見出すことができずにいました。

月曜から金曜はとりあえず出社して、金曜の夜に飲みに行き、気づけば土日は寝てダラダラ過ごすという生活を送っていました。

営業職としてある程度の成果は出せたたものの、毎日が苦痛でした。

朝7時に家を出て終電で帰る生活。

上司からは「お前は営業に向いていない」「辞めたほうがいい」と言われる日々。“再び”自信を完全に失い、心が折れてしまいそうな時もありました。

「このままこの仕事を続けるのだろうか?」

「自分の人生、これで終わっていいのか?」

そう思いながらも、次の一歩を踏み出す勇気が持てず、ただ日々をこなしていました。

そんな折、転職を考え始めた私は「コーチング」に出会いました。これが、私の人生のターニングポイントでした。

コーチングを通じて「自分の強みや価値観に気づき、それを最大化させる」というプロセスを体験し、「自分の可能性は自分で切り拓ける」という確信を持てるようになったのです。

「自分にも価値がある」

「まだまだ自分を変えることができる」

そう思えるようになってからは、仕事に対しても少しずつ前向きになり、自分の可能性を信じられるようになったのです。

そして気づいたことは「本当に必要なのは、ただの仕事のスキルではなく、自分が心の底から本当にやりたいと思えることや成長できる環境だ」ということです。

──創業を決意した理由をお聞かせいただけますか?

私自身コーチングによって自分の人生が変わるのを実感する中で、ふと思いました。

「自分と同じように苦しんでいる人は、他にもたくさんいるのではないか?」

コーチングを通じて大きな変化を経験した私は「自分と同じように悩んでいる人をサポートすることや、人生をもっと良くしていきたいと挑戦する人の未来を切り拓く力になりたい」と考えるようになりました。

そして、私と同じように子供の頃に抱いた自分の夢を諦めてしまった人、挫折によって自信を失った人が、自分の可能性を信じて挑戦できる社会を作りたいと強く思うようになりました。

そこで人材事業への挑戦を決意しました。



──MANUSの使命や社名に込めた想いを教えていただけますか?

MANUSという社名は、ラテン語で「手」を意味し、管理や導きを表す「マネジメント(Management)」の語源です。この名前には、挑戦する人や組織の手をしっかりと取り、その未来を共に切り拓くという想いが込められています。

私自身もこれまでの人生で、数々の挑戦と挫折を経験してきました。特に、高校時代に目指していたサッカー選手の夢を怪我によって断念せざるを得なくなったとき、心に大きな穴が空いたような感覚を味わいました。それまでの努力や情熱が一瞬で崩れ去り、「自分には何もない」と感じたことを、今でも鮮明に覚えています。

しかし、その挫折が私に『逆境をどう捉え、どう乗り越えるか』を教えてくれました。

そして、自分を支えてくれた家族や友人、環境があったからこそ、次の一歩を踏み出せたのだと思います。

この経験が現在のMANUSの理念にも通じる「人や組織の可能性を信じ、未来を切り拓く」原点になっています。

何事もの成功への道は決して一直線ではありません。

そこには、私が経験したような「試練」や「挫折」がつきものです。

しかし、その先に栄光があるのは【挑戦を続けた人】だけです。

私たちMANUSは、その挑戦の手助けをする存在でありたいと考えています。

私自身、サッカーで得た『挑戦の楽しさ』や、挫折を通じて学んだ『再起の重要性』、そして次のステップを支えてくれた『周囲の存在』があったからこそ、今ここにいます。

MANUSを通じて、同じように「挑戦したい」と願う人の未来を切り拓く一助となることが、私の使命です。

──これからの未来について教えてください。

私たちが目指すのは、単なる人材会社で終わることではありません。

私たちのミッションは、【本質を問い、未来を切り拓く人や組織の可能性を最大化する】ことです。

求職者にとっては、『自分らしい働き方』を見つけるキャリア支援を提供し、企業にとっては『事業成長を実現する人材』との出会いを創出する。

そして、これらを通じて日本社会の持続的な成長に寄与する存在でありたいと考えています。

未来を共に切り拓くためには、私たち自身も挑戦を続けていかなければなりません。新規事業を立ち上げ、成長産業の人材エコシステムを築き上げること。社会課題を解決し、価値を創造することで【100年先の未来を創る会社】として進化し続けることが、私たちの目標です。

──最後に一言お願いします。

挑戦することは、誰にとっても不安を伴います。それでも、勇気を持って一歩を踏み出す人の力になりたい。MANUSでは、『困難に立ち向かう力強さ』と『変化に対応する柔軟性』を大切にし、挑戦する全ての人や企業の未来を支える存在でありたいと考えています。

MANUSはまだまだ3期目のスタートアップです。年齢、役職関係なくチャレンジできる環境があります!これからもっともっと成長していきたいと考える方、自分だけでなく社会全体を良くしていきたいと思える方のエントリーをお待ちしてます!



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