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【新卒社員インタビュー】サッカーに打ち込んだ学生時代を過ごしてきた社員がフィットネス事業にかける想い

株式会社MAKERSは、セルフケアグッズを販売しているフィットネスブランド「uFit」を運営しており、「一人一人の健康を支える」をVISIONに掲げ、フィットネス関連の商品企画、販売を行っております。

また、川崎フロンターレやジュビロ磐田を始めとしたJリーグやBリーグのチームと契約し、選手をコンディショニングの面からサポートしています。

【セルフケアの力でJ1リーグ3連覇へ】フィットネスブランド uFit が J1 リーグ所属の川崎フロンターレとクラブパートナー契約を締結
株式会社MAKERSが展開するフィットネスブランド ...
https://ufit.co.jp/blogs/news/kawasaki_frontale


今回は、入社1年目の権田太郎さんに、就活のことから将来のことまでお話を伺いました。

この記事は

・新卒で就職活動をしている人
・ベンチャー企業への就職を視野に入れている人
・サッカーが好きな人

におすすめです。

▼プロフィール

権田 太郎のプロフィール - Wantedly
https://www.wantedly.com/id/taro_5nda
神奈川県出身 同志社大学スポーツ健康科学部出身。新卒で株式会社MAKERSに入社し、カスタマーサポートや配送、広報を担当。6歳でサッカーを始め、学生時代はサッカーに没頭。現在も社会人サッカークラブでプレーしている。

サッカー経験を通して感じた、日本のサッカークラブの「ダサさ」

ーーまずはご自身の就活体験談についてお聞きしたいと思います。「就活の軸」は何でしたか。

軸というよりは、次の6つを総合的に考えていました。

①自社や他社のコンテンツを制作する
②自分の知識や経験を活かせる
③商品やサービスに関心がある(熱を込めて魅力を伝えられる)
④行動に選択肢がある
⑤社長の人物像(ちゃんとしてそう・ビジョンに共感できる)
⑥直感

ーー志望業界は絞っていたのですか。

絞って、広げて、絞りました。最初は、DtoC、例えばかばんメーカーの企画・マーケティングやデザイン制作会社を見ていました。

次に、マーケティングやコンサル、SNS・ECサイト・広告の運用、メディアやITツールの開発などに広げていきました。業界というより、職種で絞っていった感じですね。

そこから結局、プロモーションに絞りました。どのようなプロモーションかというと、スポーツクラブ、工芸品、デザインのポートフォリオツールなどです。総じて魅力の届け方を考えるところに着地しました。

ーー元々サッカーをされていらっしゃいましたが、サッカーに携わる仕事をしたいと思っていたわけではないのでしょうか。

そうですね。紆余曲折ありましたけど、魅力の届け方を考える仕事がしたいと考えるようになりました。

「人・商品・サービス・企業などが持つコンセプトやストーリー」「機能」「ビジュアル」この3要素を上手くつなげると、魅力は伝わるのではないかとずっと思っていました。

そう思うようになったのは、サッカーがきっかけです。日本のサッカークラブは、ヨーロッパと比較すると「コンセプトやストーリー」と「ビジュアル」が疎かになっていて、感覚的にダサいと感じていました。例えば、グッズやマスコット、スタジアムの装飾などです。

ただ、サッカー以外のものに対しても同じように感じることがあったので、サッカーにかかわらず「魅力の届け方を考える」ことがしたいと思っていました。いずれはサッカーにも携わりたいですが。

ーー日本のサッカーをかっこよくしていきたいと。

そんな大した理由はなくて、自分が関わるところをそうしたい。そう思いながら就活していました。

ーー入社の決め手は何ですか。

まず、ずっとサッカーをしてきたり、スポーツや健康のことを勉強してきたりしたので、その分野の関心が強かったですし、知識や経験がそのまま活かせると思ったからです。

また、役員の話を聞いて、自分で選んで過ごせそうだと思ったのも決め手の一つです。リモートで仕事をしている方も、出社している方もいるし、水曜日に休みをとっている人もいる。「自分で選んでやっているんだな」と感じました。

MAKERSはスポンサーもやっているので、業務を通して、ビジネスの側面からスポーツクラブの内情を知ることができるのではと考えました。それを知ったら、「ダサさ」の原因が分かるんじゃないかなって。

社長の林さんが、面接のときに「僕たちも権田くんのことを選ぶ側でもあるけど、権田くんが僕たちを選ぶ側でもあるから」とおっしゃっていて、これは私が就活をする中で違和感を覚えていた部分だったので、分かってくれる人がいるんだと信頼できました。

あと、シンプルにセルフケアは大事だから。それで誰かの役に立つなら嬉しいですよね。自分がサッカーをやっていたので、怪我をしてしまったらどうしようもないということは十分分かっています。

そして直感です!

ーー新卒でベンチャー企業に就職することに不安を感じている学生も多いと思いますが、大企業とベンチャー企業で迷うことはありましたか。

皆無です。むしろ本能的に大企業、大手を避けていたんです。避けようと思って避けていたわけではなくて、就活で受けてきた企業を振り返ると、「全然大手受けていないな」と。

失敗も成功も含めた発見

ーー2022年4月に新入社員として入社し、5ヶ月が経ちました。入社後、どのようなお仕事をされているか、詳しく教えてください。

主に3つの業務を担当しています。

1つ目がCSです。お客様対応や、会議などを通して社内に問い合わせを共有することなどです。ホームページの「よくある質問」のようにお客様の不安を取り除く仕組みづくりにも取り組んでいます。

2つ目は、配送です。商品の配送処理をしています。

そして3つ目が、広報です。広報の仕事はたくさんありますが、現在はプレスリリースの作成、外部メディアの方との連絡を行っています。

《1日のスケジュール》

9:00 出勤
9:00~9:10 朝礼
9:10~10:30 お客様対応
10:30~11:00 配送
11:00~12:00 お客様対応
12:00~12:30 休憩
12:30~13:00 配送
13:00~17:00 プレスリリース、外部の方との連絡(広報)
17:00~18:00 お客様対応、雑務
18:30 退勤

ーー仕事をする中で、やりがいを感じる瞬間はどのようなときですか。

たくさんありますが、一言で言ったら、新しい発見があったときです。

ーー例えば、どのような発見ですか。

CSの事例を共有する際に「こういう情報を社内の人は求めているんだ」とか、プレスリリースを書いているときに「この方法でやると時間がかかる」とか、失敗も成功も含めて発見です。サッカーがそうだったので、仕事も一緒かなと思っています。

ーー逆に、大変だと感じるときはありますか。

主に2つあります。1つが、自分が納得することと、周りに求められていることとのズレを埋めること。

例えば、自分は100でやりたいけれど、周りは80を求めているときに、要らない20をどう見極めるかが今の自分の課題です。20をしなければ、その時間は別のことにまわせるわけですから、難しいです。

もう1つは、外部の方から送っていただいた動画や写真のクオリティと、自分の感性がぶつかるとき。その道の人からしたらそれで良いんだろうけど、自分が納得しないみたいな。結局自分の感性は必要ないので省きますが、それが大変です。良い悪いとダサいダサくないは全然違うものですが、「良いものなのかもしれないけど自分はダサいと感じてしまう」ときが一番難しいです。

ーー社内はどのような雰囲気ですか。

インターンに来て、ぜひ体感してみてください。感じ方は人それぞれなので、来てもらった方が良いと思います。

ーー入社前とのギャップはありましたか。

想像以上に、自分で選択することが多いと感じました。私にとってはありがたいことなのですが。

まさか入社初日に「プレスリリース書いて」と言われるとは思っていませんでした。入社して5ヶ月ですが、カスタマーサポートの業務マニュアルの作成も担当することになり、「マニュアルってある程度経験を積んだ方が作るものじゃないの」と驚きました。

ただ、私が入社するときに得ていた情報が、今皆さんが得ている情報よりも少なかったので、分からないことがそれなりにある状態で入社しました。出来る限りの情報を集めてはいましたが、入社後は発見の連続でした。

カッコいいフィットネスの企業が増えて欲しい

ーー最後に、これからのことについてお尋ねします。今後、フィットネスを扱う事業はどのような道を進んでいくとお考えですか。

願いですが、ちゃんとした企業が増えて欲しいと思います。問い合わせの電話が繋がらないとか、粗悪な商品が出ていたりとか、「これをしたら痩せる!」など根拠のないことを言ったりとか…そういったことのないように、まともな企業に生き残って欲しいです。

もう一つ挙げるなら、カッコいいフィットネスの企業が増えて欲しいです。これもスポーツクラブとつながるのですが…ヨーロッパのスポーツクラブってカッコいいんですよ。例えばこれ、イタリアのサッカークラブのインスタの投稿です。サッカークラブには見えないですよね。日本には、こういうことをしているクラブは無いんです。

他にも、インスタに地元の町の風景を載せたりとか。日本にはなかなか無いですよね。でも、カッコいいじゃないですか。加えて、カッコよさと実力には相乗効果があると考えています。だから、そういうカッコいい企業が増えたらいいんじゃないかなと思っています。

ーー思い描いている、ご自身の将来像はありますか。

一番遠いところだと、旅人です。おじいちゃんになっているかもしれないですけど。旅人と、工芸品の職人、写真家、画家です。どれかをやって死にたいです。

近いところでは、今まさにやっていることで、もっとセルフケアの大切さを知ってもらいたいと思っています。そのために、社内外にかかわらずuFitの魅力を届けていきたいです。

あと、スポーツクラブのプロモーションに、どんな形でも良いので携わってみたいです。仕事をやっていく中で、これできそうだなとか、これは意外とやりたくないことかもしれないとかがあるので、変わっていく前提ですが。

権田さんのアツい想いを感じるインタビューでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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