「働く」に悩むあなたに読んでほしいお仕事マンガ3選
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KPayに入る前はマンガ専門ライターだったみずほ@KPayが、日々仕事や転職活動を頑張る皆さんにおすすめしたいマンガをご紹介いたします。
目次
『重版出来』
『健康で文化的な最低限度の生活』
『平成敗残兵☆すみれちゃん』
『重版出来』
マンガを描くマンガにハズレ無し!2025年初頭、転職するか否かで悩んでいたみずほ@KPayの背中を押してくれた作品です。
モチベーションがイマイチ上がらない方、好きで就いたはずの仕事に情熱を見いだせなくなってしまった方、どんな仕事が自分に向いているのか分からなくなってしまった方など、『重版出来』を読むと打開策が見つかるかもしれません!
主人公・心が勤める「バイブス」編集部メンバーや漫画家の面々はもちろん、営業部員、書店員、製版所のオペレーターなど、漫画を「売る」ために力を尽くす人々の熱いプロ意識に心が震えます。さらに、2012 年~2023年まで11年に渡り連載された本作には、電子出版の黎明期、作品の多言語化、そしてアクセシビリティへの取り組みまで、過去 10 年で起きた漫画というメディアの進化が描かれていて、そこもマンガ好きには刺さるポイント。「働く」で悩むマンガファンに自信をもってオススメします。
著者:松田奈緒子先生
出版社:小学館(月刊スピリッツ)
配信サイトリンク:ビッコミ
『健康で文化的な最低限度の生活』
「生活保護のマンガでしょ?」という印象をお持ちの方が多いかもしれませんが、実はそれだけにとどまらない普遍性を持つ作品。
毒親と虐待、アルコール依存、子どもの貧困、コロナ禍や水害による困窮…。生活保護を必要とする人々と、それを支えようとする現場のリアルに圧倒される社会派作品。物価高や上がらない収入に誰もが不安を感じる今、本作に登場する問題は決して一部の方たちのものではないのではないでしょうか。綺麗ごと抜きに福祉の世界を描く本作には、心にのしかかるようなシーンもあります。しかし、「”自立” とは誰にも頼らないことではない」というメッセージは心に刺さり、重かった分読んで良かったと個人的に強く感じました。主人公・えみるたち新人ケースワーカーの葛藤が正直に表現されている点も良かったです。「健康で文化的な最低限度の生活」ってなんだろう…と、本作を起点に考えてみてはいかがでしょうか。
著者:柏木ハルコ先生
出版社:小学館(ビッグコミックスピリッツ)
配信サイトリンク:ビッコミ
『平成敗残兵☆すみれちゃん』
アイドルだってお仕事です!ダメなりに頑張る主人公・すみれちゃんに元気をもらえる下剋上コメディ。
いっそ清々しいほどのダメ女・すみれちゃんが、年下のいとこ・雄星のプロデュース手腕で再び輝く元アドル成り上がりコメディ。ダメなりに根はマジメで頑張り屋のすみれちゃん。なのに、頑張ったあとで欲に負けていろいろ台無しにしがちなすみれちゃん…。そんなすみれちゃんが情けないやら可愛いやらで応援したくなること間違いなし!自らをファムファタール呼びする女社長ファムファタ任三郎や、映像会社を経営する平成敗残兵 2 号あゆみ、同人誌作家として足掻く平成敗残兵 3 号すしカルマなど、クセ強めの美女がたくさん出てくるところも楽しいです。
著者:里見U先生
出版社:講談社(ヤングマガジン)
配信サイトリンク:マガポケ
マンガが好きな方、コンテンツ制作やライティングという共通のお仕事に就いてる方、KPayという会社に興味を持ってくださった方、気軽につながりリクエスト送ってくださいませー。