こんにちは。JOYCLE採用チームです。
先日、JOYCLEでは初となる「働き方」をテーマにしたトークイベントを開催しました。正社員、業務委託、副業、起業家…さまざまな立場で関わるメンバーが、普段は語られにくい“リアルな働き方”を共有しあう場となりました。
登壇したのは、代表の小柳をはじめ、技術責任者の山地、PRを担う早坂、人事を担う上原。全員が業務委託や副業といった非正社員として関わりながら、チームの中核を担っています。
「“この仲間と一緒に働きたい”から始まった」──小柳が語る組織と信頼のつくり方
「うち、正社員より業務委託や副業のメンバーの方が多いんです。」
イベント冒頭、代表の小柳がそう語ると、場の空気が少し和らぎました。
小柳自身、正社員→副業→起業という道を経てJOYCLEを創業した経緯があり、だからこそ“雇用形態にとらわれないチーム”に強いこだわりを持っています。
「やらされてる仕事ってしんどい。でも“やってみたいからやってる”っていう感覚だと、夜中まで資料を作っていても全然苦じゃない。」
「正社員にならなくても、全力でチームにコミットできる。“この仲間と一緒に働きたい”という気持ちのほうが、ずっと大事なんです。」
参加者からは「社員2名で回されているところが他にはないと思った」「業務委託の関係がオープンに語られていた点が良かった」といった驚きの声も多く、JOYCLEのスタイルに対する関心の高さがうかがえました。
「技術と組織、どちらも“ひとりじゃ無理”だった」──山地が語るスタートアップの現実
山地は、ディープテックスタートアップを複数支援する経営支援チーム「TEAM ARMADA」の代表として活動しながら、JOYCLEの技術責任者を務めています。かつては自らも素材系スタートアップの経営を経験し、研究者から経営者へと歩んできた人物です。
「最初のスタートアップでは、技術も事業も自分ひとりで抱えすぎて、すごく苦しかった。でも今は、“仲間と動く”ことを前提にできるようになった。」
JOYCLEでは、新しい資源循環インフラである「JOYCLE BOX」の技術開発をリードする一方で、現場での社会実装や自治体・企業との連携、論文・特許まで幅広く担っています。
「技術に本気で向き合えるチームと一緒に、“社会実装”という第二の山を越えようとしている段階。難しいけれど、めちゃくちゃおもしろいフェーズです。」
イベント中、山地が披露した「30分刻みのカレンダー」は参加者にも強く印象に残ったようで、「時間の使い方が面白かった」「やりたいことを全力で取り組まれている姿勢に刺激を受けた」といった声も寄せられました。
「専門性のある人に、最大限その時間を使ってもらう。無駄なMTGや報連相に時間を奪わないという文化があるからこそ、深く集中できる。JOYCLEは、そういう自由と信頼のバランスが取れている稀有な組織だと思います。」
「人事も、兼業も、“この会社を前に進めたい”が原動力」──上原のキャリア感
上原は商工会議所やリクルートでの勤務経験を経て、現在はJOYCLEの人事として採用や制度設計を担当。実は兼業で複数の組織に関わっており、JOYCLEとの出会いは“スカウトではなく共感”から始まりました。
「“小柳さんって、なんか変な人だな”って(笑)。でも、話をするうちに、この会社をもっとよくしたい、と思えてしまったんです。」
スタートアップの人事というと、制度や採用広報に専念するイメージを持たれがちですが、JOYCLEでは経営会議やチームカルチャーの設計にも深く関与しています。
「人事って、“仕組みをつくる人”って見られがちだけど、私は“人が前に進めるようにする仕事”だと思っている。JOYCLEはそれが素直にできる組織です。」
副業という働き方については、「関わりしろの解像度があがれば、副業でも“当事者”になれる」と語ります。
また、「正社員にこだわる人ほど自信がない」といった踏み込んだ意見も印象的で、「裁量=推進力=責任」「働き方に応じたそれぞれの価値」といった言葉にも、多くの参加者が頷いていました。
「肩書きじゃなく、“信頼で立つ”広報」──早坂が感じるJOYCLEという現場
この日の登壇者は全員、いわゆる“非正社員”──JOYCLEに業務委託やフリーランスとして関わるメンバーばかり。その一人である早坂は、広報・採用・コンテンツ制作など多岐にわたる業務を担いながら、社内外のコミュニケーションのハブを担っています。
「私は、まだ形が定まっていないフェーズのスタートアップに関わるのが好きなんです。JOYCLEもまさに“ゼロイチ”のまっただなか。だからこそ、関われる余白も大きいし、自分の介在価値も感じやすい。」
戦略立案から取材対応、記事制作、PRパートナーとの連携まで──いわゆる“ひとり広報”のスタイルで進めながらも、採用やインナーコミュニケーションにも深く関与。社内の複数プロジェクトにまたがり、30分刻みでスケジュールを管理しながらも、関わりの深さを楽しんでいます。
「“それ、任せていい?”と本気で相談される。肩書きで線を引かれず、信頼で任せてもらえるからこそ、自分ごととして向き合えるし、自然と覚悟も育つんです。」
当日のアンケートでも、「やりたいことを全力で取り組まれていることが伝わった」「信頼で動いている様子が印象的だった」といった声が寄せられました。
「スタートアップに“どう関わるか”の選択肢を増やしたい」
イベント終盤、小柳はこんな言葉を残しました。
「働き方は、もっと自由でいい。正社員にならなくても、会社を動かす側にまわれる。
それができるスタートアップがもっと増えたら、挑戦する人も増えるはずです。」
副業だから。フリーランスだから。正社員じゃないから──そんな制約を飛び越え、「仲間」として力を貸し合うJOYCLEのチーム。
また、当日は「プロマネのロールが多様であることに関心を持った」「普通株を配るという話に驚いた」「ストックオプションの運用方法を聞きたかった」など、組織設計や資本戦略にも具体的な質問が寄せられ、想像以上の熱量がありました。
ある参加者は、「このままじゃダメだ、何かしたくてPeatixで検索して参加した。最初の一歩を踏み出せた」と語ってくれました。
そんなチームに「ちょっと関わってみたい」と思ってくれた方、まずは気軽に話してみませんか?
登壇後に広報早坂が撮影 - みんな良い笑顔!