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GOアプリ事業本部では、入社して1年前後のメンバーが、すでに第一線で事業を動かしています。課題設定から企画、検証、実装、運用、KPI改善まで一気通貫で担い、より“早く呼べる・乗れる”体験の向上や、新規サービスである『GOエコノミー』や『GO PREMIUM』の立ち上げなどを推進しています。
今回は、昨年入社の4名に「大きな裁量」「意思のある数字設計」「現場とユーザーの両立」というGO流の仕事観を聞きました。とくに、新卒入社2年目の中島をはじめ、「入社1〜2年目でここまで任されるの?」というリアルを知りたい方に読んでほしい内容です。
齋藤 大樹 GOアプリ事業本部 プロジェクトマネジメント室 プロジェクトマネジメント2グループ
大手銀行で法人営業を経験後、教育系ベンチャーや受託開発子会社で営業・事業企画・数値管理など幅広く担当。2024年2月にGOへ入社し、『GO』アプリの供給力向上プロジェクトにて、主要20都市のマッチング率改善に関わる企画・推進を担当。
中島 昇 GOアプリ事業本部 配車事業企画部 戦略企画グループ
大学在学中はスタートアップでマーケ/OPS改善/CSを経験。GOでの内定者インターンでは、供給力向上プロジェクトのKPI設計に携わる。2024年4月に新卒入社し、東京主要エリアのマッチング率改善と『GOエコノミー』のグロースを担当。
上田 佑 GOアプリ事業本部 プロジェクトマネジメント室 プロジェクトマネジメント2グループ
学生時代からスタートアップでマーケ/事業検証を経験し、カーボンニュートラル領域での共同創業や、Web・DXコンサルでの事業開発を経験。2024年9月にGOへ入社し、『EXCLUSIVE MEMBERSHIP』『GOエコノミー』『GO PREMIUM』、「AI予約」の企画・推進を担当。
福田 真 GOアプリ事業本部 新配車サービス企画部 GOエコノミーグループ GM
自動車メーカー系金融会社でモビリティサービスの企画に携わった後、LINE株式会社(当時)で新規事業開発組織の運営を担当。2024年8月にGOへ入社し、『GO PREMIUM』の事業拡大や『GOエコノミー』のアライアンスを担う。
左上から時計回りに、齋藤、中島、上田、福田。
4人のバックグラウンドはさまざまですが、「前職で何をしてきたか」よりも、「GOで何を成し遂げたいか」を起点に役割が決まっているのが共通点です。
目次
- 入社直後から、事業の「核」を担う
- なぜGOでは、入社直後から最前線に立てるのか
- リーディングカンパニーで、社会の「移動」をデザインする
入社直後から、事業の「核」を担う
── 最初に、入社後に取り組んだプロジェクトについて教えてください。
福田:2024年8月にGOに入社し、現在は高級ワンボックス車が呼べる『GO PREMIUM』や、相乗りサービス『GOエコノミー』の事業拡大を担当しています。相乗りサービスについては都心部12区での本格展開を進めているのですが、特に印象に残っているのは、入社直後から取り組んだ渋谷区での『GOエコノミー(当時:GOシャトル)』の立ち上げですね。自治体様や事業者様と連携し、福祉的な公共ニーズ(住民の皆様の移動機会の向上)と事業性をどう両立させるかを一つの計画に落とし込んでいくプロセスは、まさに事業の“核”を担っている感覚がありました。
中島:私は内定者インターン時代から、タクシーの乗務員さんに『GO』の注文を取ってもらい、『GO』で呼べる・乗れる体験の向上を目指すという供給力向上プロジェクトに携わっていました。2024年4月に新卒2期生として入社してからも同じプロジェクトを担当し、並行して相乗りサービス『GOエコノミー』の立ち上げからグロースにも関わっています。
齋藤:私は大手銀行、教育系ベンチャーを経て2024年2月にGOへ入社しました。中島さんと同じく供給力向上プロジェクトに携わり、主要20都市のマッチング率改善に関わる企画・推進が役割です。
── 供給力向上プロジェクトでの醍醐味を教えてください。
中島:供給力向上プロジェクトでは、「どこで・いつ・どれだけ呼べるか」を定義するKPIについて、入社前にもかかわらず基礎分析から設計まで関わらせてもらいました。入社後はその設計をベースにした仕組みを磨き上げ、全国の主要都市で運用されるようになりました。
KPIを管理・運用するだけでなく、その基礎となる分析や設計の段階から、アナリストなど多くの専門家を巻き込みながら実行する。上流から下流まで一貫してやらせてもらえた点に、大きな手応えを感じています。
齋藤: 「タクシーを呼びたいのに捕まらない」という課題に対し、「いつでも呼べる」状態をどう作るのか。中島さんたちが需要と供給の構成要素を数式レベルまで分解してくれたことで、エリアごとの特性や課題が明確になり、私たちが取るべきアクションの精度が格段に上がりました。
そして、もう一つの醍醐味であり難しさでもあるのが、その「数字」をどう現場に落とし込むかです。タクシー事業者さんと日々向き合う渉外担当の方々に、分析結果をそのまま伝えるのではなく、分かりやすい目標に変換し、現場の行動に紐づけるところまで設計をします。そして、設計後も渉外担当と伴走しながら、結果を出すところまでしっかりと責任を持ちます。WebサービスのようにA/Bテストだけでは完結しない、「人」を介した世界で成果を出す。その一連の流れすべてに企画として関われる点に、難しさと大きなやりがいを感じています。
── 上田さんは、いかがですか?
上田:2024年9月にGOに入社後、『EXCLUSIVE MEMBERSHIP』『GOエコノミー』、「AI予約」の企画推進に携わり、最近では『GO PREMIUM』の立ち上げとグロースを担当しています。1年ほどで4つのプロジェクトに関わらせてもらいましたが、それぞれで求められる役割が違うぶん、「自分がどういう形で期待に応えられるか」を常に考えて動いていました。
── その中で重視していたことは何ですか?
上田:ユーザーへ提供したいプロダクトの理想像は明確に持ちつつも、それを実現するための「サイクル」の起点は、事業者さんとの関係構築にあるという点です。GOのサービスはユーザー体験だけでなく、タクシー事業者の皆さんがきちんと収益を上げ、事業を継続できることが前提にあります。
ユーザー体験だけを追い求めて乗務員さんに過度な負荷がかかれば、サービスは長続きしません。だからこそ「事業者さんにとって事業として無理がないこと」と、「乗務員さんにとって日々のオペレーションとして無理がないこと」の両方からサービスを設計する必要がある。新しいサービスほど、実現のためのハードルを一つひとつクリアするきめ細かい設計が求められます。
GOのバリューにある「次の時代をつくる。」ために、事業者さんとの関係性を構築し、「この取り組みをやらせてください」というスタンスで動く。これはどのプロジェクトでも共通する重要なスタンスだと思います。
なぜGOでは、入社直後から最前線に立てるのか
── みなさん入社して1年~1年半程度です。入社してすぐ、これだけの裁量を持って事業を動かせているのはどういう文化や仕組みがあると思いますか?
齋藤:1つは、「業務領域が限定されていない」ことだと思います。交通の課題解決という大きなテーマを持つ組織でありながら、良い意味で「あなたはこの領域だけ」とは固定されていません。「これは私がやりましょうか」と手を挙げたら、「助かります、お願いします」と任せてもらえる場面が多いですね。
上田:主体的に取り組もうと思えば、担当領域を広げていくことはそれほど難しくありません。チャレンジを応援してくれる文化があると感じます。私も4つのプロジェクトを通じてユーザー、事業者、自治体と向き合い、今まで経験のない領域での挑戦をすることができました。
もともとスペシャリストを目指すというよりは、ジェネラルにバランスが取れる人になりたいと考えていたので、「プロマネ」という職種名にとらわれず、必要なことは何でもやろうという気持ちで入社しました。一般的な「プロマネ」は管理や調整がメインと思われがちですが、GOでは企画から検証、実装、運用までを担う「事業の推進者」に近い役割だと思います。
── そのような環境で重要なのは、どんなマインドでしょうか。
齋藤:自分の「意思」を持って動くことだと思います。GOの場合、サービスマネージャーと組織上の上司が異なる場合が多いため、上司は「管理する人」というより、別のプロジェクトを担当する一人のプロフェッショナルという感覚に近いです。ですから、上司とのコミュニケーションは、自分で考えた案を持っていき、見えていない視点でのアドバイスをもらうようなケースが多いです。自分のプロジェクトを一番理解しているのは他でもない自分なので、上司から指示をもらうのではなく、自分が何をしたいかの意思が非常に重要であり、それが求められる環境だと思います。もちろんサービスマネージャーも上司も「丸投げ」ではなく、日頃から壁打ちやレビューの機会を設けてくれるので、適度な安心感を持ちながら、主体的に新しい挑戦をすることができています。
中島:私は新卒入社ということもあり、上司が私の担当領域をしっかり見てくれている感覚があります。上司が過去に培ってきた考えと、私なりの新しい見解をぶつけて議論することが多いですね。年次が浅いからといって、指示に従えばいいというわけではありません。一方で、わからないことを一人で抱え込むのではなく、上司や周囲に相談しながら前に進める安心感もあります。時には役員を交えてミーティングすることもあり、自分の意見をしっかり発信しながら、自分の意思で仕事を進めていると感じています。
リーディングカンパニーで、社会の「移動」をデザインする
── GOの事業推進に興味を持っている方に、GOで事業を創る面白さを教えてください。
福田:人々の生活や暮らしを、根本から大きく変えられる取り組みに当事者として関われている感覚が強いことです。自分が企画し、積み上げたものが、人々の「移動の課題」を解決することに着実につながっているという肌感があります。今は都市部が中心ですが、さらに困っている地方部にもソリューションを展開していくことで、例えば自分の親や家族がこのサービスで助かる未来も、現実的に想像できます。
齋藤: 私も同感です。ユーザーとしてタクシーの呼びやすさが少しずつでも改善されているのを感じますし、乗車した際に乗務員さんが私たちの施策を導入してくれているのを見ると、自分の仕事が周りの日常を良くしているとダイレクトに感じられます。
中島:「移動」は毎日のことであり、人間の幸せのベースにあると思っています。その「幸せ」の定義は人それぞれですが、GOの事業がどう人の幸せに貢献できるかを自分なりに考え、追求できる余地があるのが面白いところですね。
上田:そして、GOは今後も間違いなくマーケットを牽引していく存在だと自負しています。だからこそ事業企画には、プロジェクトの「種」の段階で、マーケットの最先端の情報が集まってきます。創りたいものが「業界初」や「日本初」の取り組みであることも多い。日本で一番最初にその新しい企画に触れ、未来をつくっていく役割を担えるのは、大きな魅力だと思います。
誰よりも早く最先端で苦労し、それを価値に変えていける。これは他の会社ではなかなか経験できない、非常に大きな魅力です。「早いうちから事業のど真ん中に飛び込みたい」と思っている新卒の方には、これ以上ないフィールドだと感じています。
※掲載内容は2025年12月時点の情報です。