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「世界中の人と企業をつなぐ」アライドアーキテクツのこれまでとこれから。

(写真 )代表取締役CEO 中村 壮秀

---アライドアーキテクツが始まった日

2005年、まだソーシャルメディアという言葉がはっきりと存在しなかった夏の日に、
アライドアーキテクツは東京・恵比寿のマンションの一室で創業しました。

時代はブログやミクシィなどの個人メディアがブームになりだした頃。

世間はSNSのことを「周りの人とつながるツール」くらいにしかいていなかったかもしれませんが、
私たちは『いつか個人の発信が情報流通の中心になるのでは!』というワクワク感にあふれていました。

なぜなら、 インターネットがサーバーとサーバーをつなぐ技術だとすれば、ソーシャルメディアは人と人をつなぐ技術。
つまりこれは「OSになりうる」「情報流通の中心になりうる」という感覚を持っていたからです。

そして企業が用意するメディアではなく、個人の発信する情報が主流になり、コマースでもモノが売れるような時代が到来するという確信をもっていました。

(写真:机も椅子も何もなく、殺風景な部屋の中で段ボールを机替わりにし作業していた頃。)

---失敗を繰り返す中で見えた「信じられるシンプルなロジック」と「仲間の大切さ」

創業当初の事業はいまで言うところのクラウドソーシングで、日本中のウェブデザイナーとブログやウェブサイトの運営者をマッチングするというものでしたが、正直、時代も技術的背景も早すぎました。

その後、ブロガーと企業をマッチングして情報サイトを作るサービスやイベント×SNSのようなサービスのトライアンドエラーを続けましたが、どれも上手く行かず。
アライドアーキテクツはオリジナルに拘りたいという企業風土があり、リリースしても中々ユーザーがつかず、想像以上に時間がかかりそうということで頓挫するケースが多々ありました。

しかし、多くの失敗を繰り返す中で感じたことは「信じられるシンプルなロジックに立ち返ること」「仲間の大切さ」です。

まずビジネスが逆風にさらされた際、ひとつひとつのビジネス要素を因数分解していって、それぞれの要素を「イエス」と言えるかどうか、検証していきます。
例えばSNSマーケティング市場の場合、「SNSに人が集まっているのだから、いまはお金になっていないかもしれないが、将来的には企業はなんらかの形でお金を投じるようになるだろう」という考え。
これはすなわち「イエス」です。

そして私たちはどんなに厳しい状況でも、どんなに大きなピンチを迎えても、一つ一つロジックを確認して「絶対この市場はいける」と確信できるからこそ、『今はこういう状況です。”ただし”私たちが登ろうとしている山は間違いなく正しい。ただからきっとこうなる。』と正直に仲間に伝えます。

なぜなら、人はそんなに強くないですが、一人では逆風と向き合えなくても、信じられる仲間や共感してくれる仲間の存在はとにかく支えになるからです。
信じられるロジックを社員全員が理解し、共感できたとき、どんなにつらい状況でも企業は立ち向かえ、乗り越えられると信じています。

(写真:メンバーが増えたこともあり、マンションの一室から一軒家へ引っ越しをした際の記念写真)

---ニューノーマルな生活様式と新しい価値観の時代に「世界中の人と企業をつなぐ」

時が経ち、人と人がテクノロジーで繋がり、より多く、共有、共感するようになり、人と企業も深くつながることが可能になりました。私たちの夢は創業のころよりも膨らみ、グループのビジネスも世界に広がっています。「世界中の人と企業をつなぐ」というミッションの向こうに見える社会を夢見て、グループ社員一同が日々励んでいます。

そしていま、人々の働き方や幸せの価値観が大きく変わり始め、企業のマーケティングも劇的な構造変化を迎えています。

新型コロナウイルス感染の拡大によって、世界は大きな変化を余儀なくされました。人・物の動きや経済活動が大きく制限されたことで世界は深刻な危機に直面し、解決に向け力を合わせています。そのような状況の中、デジタル化の加速や古い価値観の見直しなど、新たな進化に向けた良い兆しもありました。

マーケティング業界においては、急速なDX(デジタルトランスフォーメーション)や、SNS利用時間のさらなる増加が、デジタルマーケティングにおける人材の質・量不足を浮き彫りにしました。さらに、ニューノーマルな生活様式が定着するとともに広がり始めた、「幸福」や「豊かさ」を重視した新しい価値観への対応を、企業にとっての深刻な課題として顕在化させました。

一方で、この機をブランド体験の提供機会と捉え、オンラインでのセミナーや展示会、体験会、工場見学、ライブコマースといった新たな取り組みに挑戦される企業も続々と増えています。

---これからのアライドアーキテクツ

このような事業環境において、アライドアーキテクツ・グループは、長らく大切にしてきた要素である「ソーシャル」「テクノロジー」「ファン」「クリエイティビティ」「グローバル」という要素を重視しながら、事業ドメインを「マーケティングDX支援事業」と再定義し、企業課題を「ソフトウェア」と「人材」の両面から解決していきたいと考えています。

アライドアーキテクツというプラットフォームでビジネスが成長すると同時に、ビジネスという面白くも困難な旅路を通じて多くの社員にも夢を叶えてもらいたい。
そのためにもグループ全体の根底に流れる価値観を大切にしながら、様々な発想で社員たちが新しいビジネスにチャレンジできる環境を作り続けていきます。そして、ビジネスの成長と社員の成長が循環することで、顧客、社員やその家族、社会、そして株主、すべての人々に喜びや幸せを届ける会社でありつづけます。

(写真:オフラインで開催できた2019年7月の上半期総会の写真。創業から15年。これからも社員一丸となって頑張ります!)

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