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オーディオ・楽器・カメラの知識が無くても大丈夫?全てを入社してから学んだ査定士の話

こんにちは。仙台店査定士の高橋です!

私はオーディオ・楽器・カメラの専門買取事業「ニーゴ・リユース」で買取査定士として働いております。この仕事はお客様から「買い取ってほしい!」といったご連絡を頂き、商品の査定をさせて頂く出張買取がメインになります。

ただ、元々は今の仕事とは全く関係のない別業種で働いており、自動車部品会社の営業部や業務用冷蔵庫会社のICT部にいました。入社時点でオーディオ・楽器・カメラの知識は何一つありません。

そこで、この査定士という仕事を始めるにあたっていくつかの問題にぶつかりました。

「専門知識は無いけど大丈夫?」「知識がない状態で営業に出てお客様にガッカリされない?」「カメラは好き。でもオーディオ・楽器は詳しくない…」

私は少し心配性なので、より一層この問題に悩みました。しかし、実際に働いてみると「音楽・カメラに携わる仕事がしてみたい」というシンプルな気持ちだけで大丈夫だったことがわかりました。

今回はオーディオ・楽器・カメラの知識が無くても大丈夫だった私の話を少しさせて頂きます。

「専門知識は無いけど大丈夫?」

査定士の仕事に興味はあるけど専門知識が無い…なんて方もご安心ください。私も元々は全くありませんでした(笑)当社には「知識ゼロ前提」の約1ヶ月間の研修制度があります。この1ヶ月間で査定士としての必要な知識と経験を積んでいきます。

当社では座学研修実地研修の2つがあります。座学研修ではニーゴ・リユースで査定士として必要な商品知識などを研修資料から学び、査定をするうえで「商品を調べるために必要な基本スキル」を身に付けます。

商品を見たときに商品名が出てこなければ査定士としての仕事は勤まりません。なかなか見慣れない名前も多く出てきますが、ここではイラストを見ながら名称を答えられるようになるまで学びます。

ちなみに、査定士とは別に値段を調べる値付け担当がいるので、この段階で商品の価値や値段に関する知識は無くても大丈夫です。その後は実地研修があり、完全同行で先輩スタッフと一緒に現場で査定をします。

いきなり一人で買取営業に出されるわけではなく、実際にお客様のご自宅にお伺いそ先輩スタッフからサポートを受けながら少しずつ経験を積んでいきます。

「知識がない状態で営業に出てお客様にガッカリされない?」

私が新人の頃「いよいよ独り立ちして査定が始まる」といった段階で一つ心配事がありました。それは「私のような素人が査定しに行って、お客様にガッカリされないか…」という心配です。

専門買取店への査定をご希望されるお客様の中には専門スタッフによる査定をご希望されている場合が多いです。ご自身で大切にされていた持ち物を納得する形で手放したいと思うからです。

もちろん査定をする上でお客様のご期待に沿うような専門知識があるに越したことはありませんが、最初から独りで完璧に受け答えをするなんてことは現実的に厳しいです。

それよりもお客様の大切な持ち物を正確に査定し、買取査定のサービスを全てのお客様にご提供することの方が大切です。

そこで当社では現場へ向かう査定士の他に、本部で値段を調べる値付け担当(ベテラン査定士)ペアでお客様の商品を査定することになります。

値付け担当はお客様の商品のデータを元に中古相場を調べながら適切なお値段を算出してくれるので、査定士自体に商品知識がなくてもお客様にプロの買取査定のサービスをご提供することが出来ます。

もし独り立ちをする上で不安があれば査定をする前に「本部にてベテラン査定士が査定します」という部分を丁寧にご案内するのも良いかもしれません。

「カメラは好き。でもオーディオ・楽器は全く詳しくない…」

オーディオ・楽器・カメラのメイン商材を扱う上でこの問題は多くの査定士に当てはまるかもしれません。

「バンドを組んでいたから音楽は好きだけど、写真はスマホでしか撮ったことがない…」「趣味でカメラをやっているがオーディオ・楽器にはあまり縁がない…」などなど。最初から全ての商材に詳しい査定士なんてほとんどいません(たまに、メイン商材全てが趣味!なんて強者もいますが…笑)

しかし、お客様の中には「手放す前に思い出の品を専門スタッフと語り合いたい」という方もいらっしゃいます。ときには、お客様が熱心にお話して頂いている内容が「全然わからない…」なんてこともありますが、そのときに大切なのが「お客様の気持ちに共感しながら理解しようとする姿勢」です。

お客様とのコミュニケーションを通じて、理解するために話の背景や相手の感情などを深く聴きとる傾聴力があれば円滑に査定を進めることが出来ます。

商材に詳しくなることも大切ですが、「あなたになら預けられる」と信頼関係を深めるためにもこういった姿勢が大切になっていきます。

ときには「勉強不足で大変申し訳ありませんが教えて頂けませんでしょうか…」とお客様に正直にお願いすることも大切です。

私の経験ですが喜んで教えてもらえることの方が多いです!現場で査定をする上でこういった学ぶ姿勢を大切にしていけば経験を重ねていく上で自然と商材の知識は増えていきます。

「音楽・カメラに携わる仕事がしてみたい」というシンプルな気持ちで挑戦。

査定士と聞くと「敷居が高いな…」と感じる方も多いと思います。もちろん、専門的な分野でお客様の思い出のある大切な品にお値段を付ける仕事ですから、商談を進めるうえで簡単にはいかない事もあります。

ただし、当社の「研修制度」「値付け担当との分業制」のおかげで最初は知識ゼロでもすぐに戦力になる体制があります。

「音楽・カメラに携わる仕事がしてみたい」「人とコミュニケーションを取ることが好き」「たくさんの人と接する上で自分の成長を実感したい」という方には合う仕事かもしれません。

まず必要なのは「知識は無いけどやってみたい」という挑戦する気持ちだと思っております。私も「そこらへんは入社してから覚えればいいや」という気持ちで踏み切りました(笑)

今回は「オーディオ・楽器・カメラの知識が無くても大丈夫だった」私のお話をさせて頂きました。少しでも参考になれば幸いです。ご応募お待ちしております。

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