【社員インタビュー②弾】01Boosterの社員が選ぶ、最もバリューを体現したメンバーとは? | 株式会社ゼロワンブースター
【01STARインタビュー vol.2 大庭 翔平 さん】〜学び続け、つなげ続ける。その先に、新たな事業を〜こんにちは!01Booster採用担当の田中です。前回よりお届けしている、01STAR...
https://www.wantedly.com/companies/01booster2/post_articles/983471
私たち01Boosterは「事業創造の力で世界を変える」というミッションのもと、新規事業創出を様々な取り組みで支援している会社です。アクセラレータープログラムの運営、大企業の社内新規事業創出支援、ベンチャー投資、スピンオフの創出、インキュベーション施設運営など、提供サービスは多岐にわたります。
近年では、地域におけるスタートアップ・起業家の創出や、地域の事業会社のイノベーション創出支援にも注力しており、「地域チーム」と呼ばれる専属チームが、地域を牽引する事業創造人材や支援人材の育成を推進しています。
そんな当社では現在、事業拡大に伴う体制強化を目的に、積極的な採用募集を進めています。今回は初の試みとして、地域でのイノベーション創出支援を担う当社メンバーと連携し、採用イベントを開催しました!
開催場所は、東京・虎ノ門にあるCIC Tokyo。
「ハイブリッド形式」で実施し、現地とオンライン合わせて多くの方にご参加いただきました。
本記事では、その開催背景とイベント内容、当日の登壇の様子をレポートします!
本イベントでは、「なぜ今、スタートアップで働くのか?」をテーマに、様々なバックグラウンドをもつ登壇者がパネルディスカッションを行いました。
当社からは大庭が登壇し、大手企業、スタートアップの両方で働いた経験をもとに、行政や企業との連携を通じた地域支援の現場や、スタートアップで働くリアルについて語りました。
▼大庭 翔平のプロフィール
所属:事業創造ソリューション部 コンサルティングチーム、地域チーム
入社:2024年5月
担当業務:スタートアップ企業を経て大手商業ディベロッパーにて新規事業開発、オープンイノベーション推進に従事。2024年度01Boosterに入社し、大手事業会社の新規事業プログラムの制度設計や運営支援のほか、行政主導のスタートアップ支援事業や学生起業家教育事業等を担当。
※別途、大庭さんに仕事への取り組み方についてインタビューを行っております。ぜひ併せてご覧ください。
本登壇では、スタートアップへの転職に関心をお持ちの皆さまが、キャリアにおける「スタートアップという選択肢」について具体的に知っていただくことを目的に、スタートアップやスタートアップ支援者として働く皆様とパネルディスカッションを実施しました。
スタートアップにおける働き方や日々のリアルについて、多角的な視点からお届けしました。
大庭さんは新卒でスタートアップ企業に入社後、「地域に根ざした仕事がしたい」という想いから、イオンモール株式会社へ転職。同社の新規事業部門にて事業開発やCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)の立ち上げに携わったのち、クライアントとして関わっていた当社01Boosterへ参画しました。
現在は、大手事業会社や行政と連携しながら、地域スタートアップ支援の設計・実行に取り組んでいます。
大庭さんは転職の背景として
「地域に深く入り込み、経済の力で地域の持続性を高めたい」という想いを抱く中で、前職では関われる範囲やアプローチに限界を感じていました。もっと現場に近い立場で、地域で挑戦を続けている企業や起業家を直接支援することで、自分の思いや価値観を真正面からぶつけていきたい――そう考え、地域と向き合いながら事業創出に取り組む01Boosterへの転職を決意しました。
と、自身の意思決定の背景を語りました。
他登壇者の転身理由についても、それぞれに異なる出発点や想いがありながらも、「自分のビジョンを貫く」「社会とより近い距離で働きたい」という共通の軸が浮かび上がったことが印象的でした。
▼他登壇者の声
このセッションでは、スタートアップならではの働き方ややりがいについて多角的な視点から語られました。
01Boosterでの働き方について問われた大庭さんは、
「常に『当社だからこそ提供できる価値は何か』を追求し続け、時には相手が設定していない課題に対しても、自ら提案する姿勢が自然と求められます。これは、クライアントの未来に本気で向き合う姿勢があるからこそ生まれるものであり、私自身、その文化に強く共感しています。
多くのメンバーが「こうなりたい」「これを実現したい」という想いを持って入社してきますが、そうした個人のビジョンと、組織のビジョンが重なっているからこそ、迷いなく全力で取り組むことができる。私自身も、この環境で働けていることに、大きなやりがいを感じています。」
と語り、スタートアップにおける価値提供のあり方に言及しました。
他の登壇者の皆さんからも、裁量の大きさやミッションへの共感、また挑戦できる自由度の高さが共通する魅力として語られました。特に印象的だったのは、「明日が休みだと喜ばなければいけないような平日の仕事って、何なんでしょう?」というコメント。熱量を持って取り組める仕事と出会うことが、人生のやりがいそのものにつながる――そんな気づきが詰まった一言でした。
また、スタートアップの自由度やスピード感に魅力を感じる一方で、「大手企業での整った環境とのギャップに戸惑う」といったリアルな葛藤も共有され、現場での等身大の声が垣間見える場となりました。
▼他登壇者の声
最後のテーマでは、大手企業や行政出身者がスタートアップ業界に転身したからこそ実感する、「スタートアップが今、どのような人材を求めているのか」について語られました。
地域チームとして多様な起業家や事業会社のパートナーと関わる大庭さんは、以下のように述べました。
「私たち01Boosterが掲げるビジョン『事業創造をルーティンに』を実現することは決して容易ではありません。ビジョン実現のためには、“人”や“環境”といった多角的な側面から、支援体制を継続的に改善し、変化の激しい新規事業の現場で、起業家や事業会社という“生き物”のように変わる支援先と向き合う必要があります。
こうした変化に柔軟に対応しつつ、一方で自らの意思で「これをやりたい」と主体的に取り組む姿勢を持つ人は、スタートアップというフィールドに非常にマッチすると感じています。
01Boosterでは、新規事業という変化が激しく不確実性の高い領域に、常に向き合い続ける胆力が求められます。そして、その原動力となるのは、「自分は何をやりたいのか」という明確な軸を持つことだと、改めて実感しました。
▼他登壇者の声
熱量あふれるパネルディスカッションの後半では、参加者からの質問に登壇者が答えるQ&Aセッションが行われ、登壇者自身の経験に根ざしたリアルなエピソードが披露されました。
Q:スタートアップに転身して培った経験は、行政にも活かせるものなのでしょうか?
この問いに対しては、「スタートアップで得た知見をもとに県へ施策を提案・共有したことで、行政側の具体的なアクションにつながった」という実例が紹介されました。新たな環境での経験が、行政という異なるフィールドにも還元されていることが印象的でした。
Q:また大手企業に戻りたいと思うことはありますか?
多くの登壇者は「戻りたいとは思わない」と回答。スタートアップでの裁量の大きさや意思決定のスピード感が、自身に合っていると感じているようです。
一方で、大庭さんは「やりたいことやタイミングによって選択肢が広がる環境にいること自体が魅力」と語り、01Boosterから大手企業へ転職したメンバーの事例も紹介。「大切なのは、“今この瞬間に自分がどこで何をしたいのか”を考えること」と、視野を広げたメッセージで締めくくりました。
最後は、「このイベントが誰かの一歩を踏み出すきっかけになれば」というメッセージとともに、等身大の言葉で綴られたセッションが静かに幕を下ろしました。
今回のイベントでは、多様なバックグラウンドを持つ登壇者たちによるリアルな声を通じて、「なぜ大手や行政という立場を超えて、スタートアップに関わるのか?」という問いに一つの解を提示できたのではないかと感じています。
リアルな体験談を通して、実際にイベント後のアンケートでは以下のようなコメントが寄せられました。
1時間という短い時間でしたが、内容がとても濃く、リアルな一面やお考えを丁寧に共有していただき、スタートアップへの転職を検討している身としては、非常に参考になりました。
登壇者の方々が使われている言葉が印象に残りました。特に、明日休みで喜ばなきゃいけない仕事って何だろう?という言葉に特に仕事の向き合い方を考えさせられました。ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
01Boosterでは、地域に根差した事業支援にとどまらず、多角的なアプローチを通じて、さまざまな形で事業創造の拡大に取り組んでいます。
本記事をお読みいただき、スタートアップへの転職に少しでも関心をお持ちの方、あるいは01Boosterの事業にご興味をお持ちいただいた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、カジュアルにお話してみませんか?
🗓 8月には海外チームのメンバーも参加する採用イベント(オフライン)を開催予定!
リアルな働き方やプロジェクトの裏側を知っていただける機会になりますので、関心のある方はぜひご参加ください。
イベント実施日:8月25日(月)18:30~20:00
場所:有楽町『SAAI』(https://yurakucho-saai.com/)
※ご参加希望の方は、Wantedlyよりご応募のうえ、メッセージにてご連絡ください。