人生の後半戦。私の働き方の美学は、年齢を重ねるごとに「気合いと根性」から「引き算」へとシフトしました。
■ 手放したもの: 長時間労働と、すべてを自分で抱え込むこと。 老眼でパッと手元が見えなかったり、体力的な無理もききません。だから不得意なことは無理せず、得意な人に甘えて任せることを大事にしています。
■ 得られたもの: その代わり、体力や時間を手放した分、得られた武器も多くあります。
- 潔い「損切り」:無駄に固執せず、サッと見切りをつけてリソースを最適化する。
- 確かな「審美眼」:表面的な事象にとらわれず、本質的な課題や、人の隠れた才能を見抜く。
- 適材適所の「采配」:個性を一番活かせる場所に配置し、チームの成果を最大化する。
- アウトプットへの「美意識」:働く時間は短くても、仕事の質と美しさは妥協しない。
若手と同じように何でも量をこなす、マルチプレイヤーにはもうなれません。 けれど、組織というパズルの中で「全体を俯瞰し、最短距離で最適解を導き出す」ピースとして、適材適所に置いていただければ。まだまだ、質の高い仕事で大きな価値を生み出せます。
この「大人の働き方」のチャレンジを成功させることは、多様な人材で勝負できる社会への第一歩です。 そんな日本社会を、共につくっていける組織と出会えればと考えています。