経営者の“本音”を引き出す深堀り質問 20問
【上級編】
経営者の“本音”を引き出す深堀り質問 20問
◆ 経営者の孤独・葛藤に触れる質問(5問)
- 経営者としての悩みは社内で誰と共有されていますか?
- 決断に迷ったとき、最後は何を頼りに判断されていますか?
- 経営を続けていく中で、「これだけは誰にも言えない」と感じる不安はありますか?
- 最近、“経営者としての孤独”を感じたのはどんな瞬間でしたか?
- ご自身を支えてくれている存在は誰(何)だと感じますか?
狙い:経営者が“人としての弱み”を話せた瞬間、信頼関係は一段上がる。
◆ 事業に懸ける想いの核を掘り当てる質問(5問)
- なぜ、この事業をやることを“人生の選択”として決めたのでしょう?
- 創業(承継)の時、最初に描いていた理想の姿は何でしたか?
- 企業を成長させる中で、絶対に失いたくない“原点”は何ですか?
- 売上や規模ではなく、「心が震える瞬間」はどんな時ですか?
- もし会社が今より大きく成長しても、“変えないと決めているもの”はありますか?
狙い:経営理念・存在意義・ミッションが自然と語られる。
◆ 本音の経営課題・不安を引き出す質問(5問)
- 社員や家族には見せていない“内心の不安”があるとしたら何ですか?
- 会社が順調な時ほど、どんなリスクを意識していますか?
- 経営上の意思決定で「これを誤ると危険だ」と思う領域は?
- 今後の外部環境変化で、最も早急に対策が必要だと思うことは?
- もし今、社長が半年間会社を離れた場合、どんな状態が起きると思われますか?
狙い:本当に守りたいもの・優先順位が明確になる。
◆ 後継者・事業承継の深層心理に触れる質問(5問)
- 承継で一番怖いのは「引き継げないこと」と「変えられてしまうこと」、どちらですか?
- 後継者に“引き継ぎたくない苦労”は何ですか?
- 承継後、会社がどう変わっていたら少し寂しさを感じますか?
- 後継者が本当の意味で“社長”になるには、何が必要だと思いますか?
- 最後に会社を託す瞬間、どんな言葉を後継者にかけたいですか?
狙い:承継支援・企業防衛提案の本質的ニーズを掴む。
◆ 使用のルール(重要)
この20問は、使い方次第で信頼を深める武器にも、距離を生む刃にもなります。
使う際は以下の原則を守ってください。
✔ 3つの原則
- “答えたくない時は答えなくて大丈夫です”を添える
- 沈黙を怖がらない(答えを探している時間が価値)
- 聞くだけで終わらず、必ず“要約フィードバック”を返す
✦ フィードバック例
「お話を伺って感じたのは、社長が大切にされているのは “社員と会社の未来を守りながら、理念を次世代に繋ぐこと”なのだという点です。」
→ 経営者は“自分の言葉を整理してくれる相手”を信頼する。