リーダーになり、”判断から逃げない"ことを学んだ
私は新卒でIT系の会社に入社し、大手グループ企業の情シス部門に常駐しました。
業務内容は、スマホ・タブレットの端末管理、配布プロジェクトの進行管理、ベンダー調整等PMO補佐。
入社当初は、コロナ禍で完全リモートの中、孤立しがちで自信を持てない時期が続き、2年間は「お荷物だった」という自覚もあります。それでも現場に残り続け、3年目以降は後輩が増えたことをきっかけに、徐々にチームの中で支える側に回るようになりました。
5年目後半にはメンバーのリーダーを任され、現場の業務判断・メンバーフォロー・事務との調整・ベンダーとの会議運営など、幅広くカバーするようになりました。
リーダーになってから特に印象に残っているのは、他メンバーが誰も判断したがらない曖昧な場面で、「自分が決める」と腹を括って方針を出したことです。それによって、全体の業務が円滑に回るようになった実感がありました。
一方で、誰かに褒められた記憶はあまりありません。だからこそ、次の職場では「頑張ってる人を見逃さず、承認できる人でいたい」と強く思っています。
現在は、人と信頼関係を築き、その人の魅力を引き出す仕事を目指して転職活動中です。最近では、写真撮影を通じて「相手のよさを引き出す」感覚がつかめてきたのもあり、人事、採用広報、キャリア支援などの領域に関心を持つようになりました。