【あんちも】作品紹介と今後の課題
目次
はじめに
もちもちキュートな【あんちも】
修正前のモデル紹介
ワイヤーフレーム
パーツ分け
UV展開とテクスチャ
VRChat上での使用感
データを一通り見た感想
修正したい点
Blender
Unity
はじめに
この記事は、過去に制作したキャラクターの紹介および問題点を洗い出し、修正を目的とした記事になります。
これから登場するモデルは、私がモデリングを始めて序盤に制作したモデルで、VRChatで使用しているうちに気になる点が見つかったため、これを機に反省と修正を行っていこうと思います。
もちもちキュートな【あんちも】
こちらが今回紹介するキャラクター「あんちも」です。この子は私の代理キャラ(自分の容姿や性格を表現するキャラクター)で、私の恐竜好きな性格がしっかり出ています。
ちなみに、あんちもの”ちも”は種族名みたいなものであり、他にも”ちもシリーズ”のお友達がいます。
修正前のモデル紹介
修正前のあんちもの概要としては以下になります。
- 総ポリゴン数:▲12,002
- オブジェクト:8個
- ボーン:33本
- テクスチャ:6枚
- マテリアル:6個
- シェイプキー:11種(リップシンク5種)
ワイヤーフレーム
パーツ分け
UV展開とテクスチャ
VRChat上での使用感
VRChatでの着せ替えや表情切り替えの様子を撮影しました。
VRゴーグルを持っていれば手足を自由に動かした際の様子をお見せできたのですが、あいにく持っていないため棒立ちでお届けします。
データを一通り見た感想
思ったよりめちゃくちゃなデータじゃなくて安心しました。謎に細かくパーツ分けされていましたが…。
体が3体あるのは、服の貫通対策がうまくできず、首から下まるごと着せ替えする仕組みにしていたためです。そのためポリゴン数がかさんでしまっています。そして毎度のことですがUV展開とテクスチャの管理がめちゃくちゃです。この子は今後も表情を増やしたり、色んな服を着せてあげたいので、使いやすく整えていこうと思います。
修正したい点
Blender
- メッシュを滑らかにする
- 服とボディを分ける
- 表情パーツを顔のオブジェクトにまとめる
- 頭を動かした際に首周りのフードがガビガビになる現状を修正
- 貫通対策用シェイプキーをつける
- パーツごとに分かれているUV・マテリアル・テクスチャをまとめる
- 恐竜パーカーのしっぽや目の部分に揺れものボーンを追加する
- 脇下の影が脇汗のように見えてしまっている塗りを修正
- 服の質感をノーマルマップで表現する
Unity
- 揺れものボーンの動き調整
- 恐竜パーカーのしっぽをつかめるようにする
- 表情・着せ替えメニューの改善
修正したい箇所がたくさんあがりました。あんちもは自分しかデータを触らないので、スクロルちゃんほど慎重にならずサクッと修正していこうと思います。
今後の修正記録はBlender編とUnity編で分けてアップする予定ですので、ご興味があればそちらもご覧ください。