本田教之:「学ぶ姿勢」をどう見抜く?中小企業におけるエンジニア採用のリアルと実践
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こんにちは。本田教之です。
前回の投稿では、エンジニア採用において「学ぶ姿勢」の重要性を強調しました。今回は、中小企業である弊社が、実際にどのように面接や選考を通じて候補者の「学ぶ姿勢」を見抜いているのか、具体的な事例を交えながらご紹介したいと思います。
例えば、過去のプロジェクトにおける失敗談を深掘りする際に、単に結果だけでなく、その原因分析やそこから得た学び、そしてその学びを次にどう活かそうとしているのかを詳しくお伺いします。具体的な質問としては、「〇〇という失敗から、どのような教訓を得ましたか?」「その経験を踏まえ、現在の業務で意識していることは何ですか?」といったものが挙げられます。
また、技術的なスキルに関する質問だけでなく、「最近、個人的に学習している技術はありますか?それはなぜですか?」「技術系の書籍やブログで、最近興味深かったものはありますか?」といった質問を通じて、自発的な学習意欲や情報収集能力を確認しています。
さらに、入社後の成長を促すための弊社の取り組みについても触れたいと思います。例えば、OJT制度やメンター制度、資格取得支援制度、社内勉強会などを通じて、社員一人ひとりの成長をサポートする体制について具体的に説明することで、「学ぶ意欲」のある人材にとって魅力的な環境であることをアピールできると考えられます。
中小企業だからこそ、一人ひとりの成長が組織全体の成長に直結します。私たちは、面接という短い時間だけでなく、入社後の育成を通じて、共に成長していける仲間を探しています。