COO代行として事業の支援をスタートしています。
すでにご縁をいただき、支援させていただいているクライアント様もいる状況ですが、改めて私が行っている事業や得意分野を、経歴を交えながらお伝えしようと思います。
私は前職の役員を辞任するまで約10年にわたり、中小企業のいわゆるコーポレート部門の実務からマネジメント、システム導入や仕組みづくり、経営戦略や事業戦略まで、事業会社の内側で幅広く経験してきました。
またポジション的に、社長直下ということもあり、経営者の「右腕」として組織運営の根幹に関わるポジションを担うことがほとんどでした。
その経験を活かし、どこか1つの会社に依存するのではなく、より多くの会社・経営者様の課題を解決したい!という思いから会社を設立し、現在は複数社の支援に携わりながら、COO代行としてサービスを提供しています。
私自身、事業会社の中でキャリアを積んできたからこそ、「経営と現場の間にある溝」や「どこから手を付けていいかわからない」という現実的な経営の悩みに直面してきました。
実際の会社の中で起きている問題の多くは、実は属人化・非効率・言語化されていない業務プロセスなど、いわゆる“コーポレート領域”にルーツがあることも少なくありません。
たとえば、
- 現場の動きと経営戦略がかみ合わない
- 担当者が辞めた途端に業務が止まる
- 組織が成長したのに中の仕組みが追いついていない
こういった「なんとなくの違和感」こそが、企業の成長を鈍化させるボトルネックになります。
一方で、バックオフィスまわりや業務プロセスの見直しに本気で向き合おうとしても、「本当の目的はなんなのか」「何から手をつければいいのか」「どう進めればいいのか」「どんな人材を採れば解決するのか」などがわからず、結果的に後回しになってしまっていたり、方向性が固まらずにいるケースも非常に多いです。
私は、そんな課題を抱えた企業に対して、COO代行という立場でジョインし、まずは現状把握からスタート。
必要に応じて業務フローの整理整頓、採用戦略の立案、システム選定から導入支援、時には必要に応じオペレーション実務まで幅広く支援しています。
特に私の得意分野は業務効率化やバックオフィス業務の構築。すでに導入済みの業務ツールをAPIで繋いで業務を簡素化させたり、自動化させるのが大好きです。
かつそれをいかにコストをかけずに実現するか。正直、バックオフィス部門の効率化や構築に、月1万ですが出すのは惜しいというマインドで育ってきた(笑)ので、「このままじゃできない→どうやったらできるようになるのか」を常に考え、編み出します。
「会社の未来を描くこと」と「今目の前で動いている現場」を両方理解できること。
そしてその間をつなぎ、組織として“全体最適な状態”を作ること。
また巷にあふれている「コンサルティング業」とは違い、より内部に入り込んで泥にまみれながら課題解決に向かう在り方を貫くこと。
これこそが、私がこの仕事で大切にしていることです。
現時点で、プロジェクトベース・伴走型・アドバイザー型など、複数のスタイルで支援をさせていただいていますが、今後はさらに、自分自身の経験や取り組みを発信していくことで、「こういう人が必要だった」と言っていただける企業と、より多く出会っていけたらと思っています。
特に、従業員数が30名以下の中小・ベンチャー企業で、経営者様がプレイヤーを兼ねていたり、実務と戦略の狭間で時間を取られている状態には、私のこれまでの経験がフィットしやすいと感じています。
この文章も、そんな経営者様やマネジメント層の方に届いていたらとても嬉しいです!
次回からは、実際に携わった事例や、組織の課題と解決策についても、少しずつ書いていけたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。