分析用のツール作成
生体材料を用いた防錆剤の開発を毛乳で行っており、その過程で、鉄板表面の腐食面積を算出する機会が多く存在した。 それまでの研究室での面積の求め方は、鉄板表面の写真をプリントアウトし、腐食している部分をハサミで切り取り、秤で計測し、その他の部分と比較するというアナログな方法であった。 大変手間がかかるうえ、定量的では無い点が気がかりであったため、写真の輝度をを使用し、一定の値を超えたら腐食と判定し、その面積を算出するツールを作成した。 これにより、効率的かつ定量的に分析を行うことができるようになり、研究室でのスタンダードとなった。