株式会社酒井製作所 / 営業
協力工場とタッグを組んでプロジェクトを遂行した
自社内では、技術的に作れない仕事の依頼が来ました、具体的には、裏波溶接という、溶接の中でも難易度が高い技術が必要でした。まず客先との打ち合わせで、図面の不明点の確認、材料の支給日や納期、見積もり価格の調整を行い、それを同時に協力会社に展開しました。 実際に動き始めると様々な問題が発生しました。 協力会社から1番多かった問い合わせは、支給品が足りない、でした。なので、制作に必要なパイプやフランジ、継手など、支給前に1人でリストを作りチェックをしてから、支給するようにしました。 お客様からは、裏波が出来ていないところの指摘、溶接後の酸洗い不足(溶接跡を酸で消すこと) 寸法違い、フランジの取り付け違いなど様々な問題が生じました。 もちろん、出荷前に社内で図面通りに作れているかのチェックはするのですが、それでも漏れは発生しておりました。 トラブルのたびにお客様の元に通い、謝罪、修正、納期交渉、価格交渉を行い、とても大変でした。ほとんど休むことができず、心も体も限界でしたが、全て無事に終わって最後の一つを納品した時、またリピートとして同じ案件の仕事を任せてもらった時、今までの疲れが吹き飛ぶほど嬉しかったのを覚えています。 結論として、私にはどんなトラブルにも屈せず、最後まで粘り強く対処できる力があります。