Young Entrepreneurs on Tallin by Start Wise Guys / EBS(エストニアビジネススクール)
YE2023終了
Startup Wise Guys主催のスタートアップ・アクセラレーションプログラムである、YE2023に参加。通過率3%の選考を突破し世界中から集められた学生たちと、VCやスタートアップの創業者、銀行、演劇の専門家など、様々な分野のプロフェッショナルからレクチャーを受け、最終日にはハッカソンを実施。 今回のプログラムに参加するにあたって掲げていた目標は2つ。 ①「日本人・北大生を来年も呼びたいと全員に思わせる」 ②「世界を舞台にどれだけ自分のプロダクトが通用するのか」 ①について 前提として、今回北大から5人派遣されたが、我々日本から派遣されたメンバーは他の参加者のような厳しい選考を免除されている(学内選考はアリ)。 わざわざ日本から招いていただいているからこそ、自分が参加している価値を要所要所で証明したいと強く感じていた。 この点においては、個人として目標は達成することができたと感じている。日本を代表してエストニア大統領に提言を行ったり、日本人で唯一ハッカソンでリーダーを務め、TOP6入りするチームを作り上げたことは大きな成果だと考える。他の参加者や運営の皆さんからリスペクトを獲得できた。 その一方で、北大チームとしては達成できなかった。個人として大きな成果を出すことができたが、あくまで「MASAKIがすごい」となるだけで、自分が納得できるレベルで「北大生すごい!」とすることができなかった。来年度以降、後輩たちにも同じようなチャンスを提供するためには、自分ひとりが個人として爪痕を残すだけでは不十分であり、他の4人の北大生も含めて全員がインパクトを残すことで、集団として「これからも来て欲しい!」と思ってもらうことが非常に重要だったのではないかと感じている。他の4人が輝けるようなサポートが不十分であった点が反省点だ。 ②について 現在日本の仲間たちと作成しているボードゲームがどれほど優れたプロダクトなのかという点に関しては、かなりいいフィードバックを得られた。まず。ゲームの仕組みという面では世界でも十分に通用すると感じた。数値調整やピッチ要素を混ぜん込んだ仕組みは画期的であることは間違いない。次に、シナリオの面では世界展開を考える上で、様々な準備が必要であることが分かった。国ごとに大きくことなるため、シナリオをもっと細かく設定していく必要がある。最後にマーケティングの面で、何回プレイしてもらうゲームなのか、誰が買うのか、デジタルにはないボードゲームの優位性とは、といった点を整理していくことが重要であると学んだ。