東京理科大学 / 工学部電気工学科
【卒業論文】機械学習を用いた Wi-SUN による位置推定手法の検討
大学4年から通信系の研究室に所属。前期は機械学習の基礎を学んだり、Bluetoothを利用したアプリ開発をベンチャー企業の方と企画(事情があって開発は見送りに)。 8月、大学院へ進学予定だったため、院試を受けましたが、まさかの不合格。それから、就活を始め、9月に滑り込みで内定をいただきました。 10月から卒論準備に入り、機械学習の一手法であるサポートベクターリグレッション(SVR)を用いた位置推定精度向上をテーマに選択。当初は機械学習をスマートなものかと思っていましたが、実際には電波強度と位置情報のデータを実測し、それらを整形し…と学習用データを作る泥臭い作業に多くの時間を費やしました。 成果としては、一般的な推定手法より若干高精度であるというもの。もしもっと時間があれば、障害物の多い屋内や学習モデルの改良にも取り組みたかったです。 3月に移動通信ワークショップという場での発表をもって研究を完了しました。