イベント登壇:DevEx×AI活用について皆で語ろう ~「何から取り組む?」エンジニア体験向上の第一歩~
9/8日、ギークスさん主催の「DevEx × AI活用について皆で語ろう」に呼んでいただきました。テーマは開発者体験とAI活用です。 --- 【登壇】「DevEx × AI活用について皆で語ろう」(ギークス株式会社 主催) 📅 2026年9月8日(火)19:00〜21:00 📍 渋谷スクランブルスクエア 45F / Zoom ハイブリッド開催 🎤 カウシェさん・ZOZOさんと合同のパネルディスカッション 開発者体験(DevEx)とAI活用をテーマにしたイベントにお声がけいただき、パネリストとして登壇しました。開発20名規模の組織で実際に試してうまくいったこと・いかなかったことを、他社事例と突き合わせながらお話ししてきました! ■ Discussion① DevEx改善、まず手を付けるなら「技術」「仕組み」「制度」? 結論:そのどれよりも先に「環境(文化)づくり」と「好奇心づくり」から着手する。 ・技術・仕組み・制度は、取っ付きやすいものから始めてよい。重要なのは継続的に改善し続けることで、「自組織・自チームにとっての最適解は何か」を起点にすると周囲を巻き込みやすい ・DevEx改善はトライ&エラーが前提であり、施策の多くは失敗しうる。「トライしづらい文化」のままでは改善活動そのものが回らないため、土台となる文化づくりを先に置く ・20名規模では専任のDevEx推進グループを置きにくく、リード役も兼任が前提になる。単発で終わらせず継続活動にするために、まずは「好奇心のあるメンバーによるスモールチーム」を軽い形で立ち上げ、改善を回せる状態をつくることを第一歩とした ■ Discussion② 明日からEMができるDevEx改善の「第一歩」/2027年のDevExはどうなっているか 第一歩は「現在地の可視化」。 ・きっかけは日々の小さなペインでも、チームのブレストで出た課題でもよい ・DevExの3要素(フロー状態・フィードバックループ・認知負荷)で現在地を可視化する → 課題を定義する → ありたい姿を描く ・この順番を踏むと、やるべきToDoは自然と見えてくる 2027年のDevEx: ・DevExという言葉は、開発生産性の測定・定義の難しさから生まれた「開発者を多面的に捉えるアプローチ」という文脈で語られてきた ・上記論点において、2027年も「開発生産性」は語られ続けると考える。ただしAI時代においては、重心が生産性そのものより「価値創出」や「AI活用度」に移る。見方を変えれば、ボトルネックの所在が移り変わっただけとも言える ・AIによって開発者の体験の中身が変わるため、DevExという言葉自体は残りつつ、「体験」の定義・中身は変化していく ・さらに先、開発生産性という概念そのものが問われなくなれば、開発者体験という言葉もまた形を変えていくのではないか