ーWWantedly Admin導入以前はどのような状況だったのでしょうか？

当社はスタートアップで、2018年には代表含め2名しか人がいない状態でした。求人を出してもなかなか欲しい人材とのご縁がなく、エージェントの力を借りる状況が続いていて。採用コストだけがかさんでいく状態でした。

その一方では、2019年2月に東証一部上場のディップ株式会社など、5社から総額5.4億円の資金調達に成功しました。事業拡大に伴い、採用活動を強化することになり、新たに10名弱を採用する計画が持ち上がったんです。

それまでは1～2名を採用する方針だったため、大きな方針転換です。既存の採用チャネルに加え、新たな採用チャネルの活用が課題となりました。

ー当時はどのように活用をされましたか？

人事担当と協力しながら、2019年4月からは新入社員の紹介記事や主催イベントのレポート記事を公開しています。2週間に1度の公開を目指して運用するイメージです。

記事はカジュアルな文章を意識して、スキマ時間で読めるような内容としています。社員の人となりが分かるような写真やイキイキとし働いている様子が分かる写真をたくさん撮って、記事内に反映していますね。

ー現在ではどのような成果が出ていますか。

資金調達したタイミングでプロモートに力を入れたことも手伝って、今は月に平均50件以上の応募をいただいております。そのうち、2～3名は実際にお越しいただいてコミュニケーションをとっています。

現状では、2名の正社員を採用しました。うち1名は新卒です。2人にはフランチャイズパートナーの拡大を目指した営業活動と、導入後のコンサルティングを担当していただいています。 パートナーにはしっかりと当社のノウハウを受け継いでいただかないと中々結果に結びつかないので、勉強会やコミュニティ運営を頻繁に実施しているんです。

その点、2人ともNPOなどでコミュニティ運営の経験があるのでパートナーとの関係構築も上手ですし、社内でのコミュニケーションも上手なので雰囲気がとても明るくなりました。

それは、やはりWantedly Adminというサービスの強みだと思うんですね。 年収レンジから検討するような既存の他サービスとは異なり、パーソナリティな部分にフォーカスしていく部分がWantedly Adminの特徴なので。

私たちは社名こそザ・テクノロジー系ですが（笑）、採用時には応募された方のパーソナリティな部分をとても大切にしています。

パーソナリティにフォーカスできるWantedly Admin経由で応募いただいたからこそ良いマッチングでの採用となり、その後の活躍に繋がるのだなと実感していますね。

ー今後期待することはなんですか。

資金調達も実現し、当社はこれから拡大フェーズに入っていきます。第2創業期とも言えるこの段階だからこそ、組織の成長をさらにドライブしていただけるような方にジョインしていただきたいと思っています。

ITの力で人と人のご縁を繋いでいくという点で、私は勝手にWantedlyさんとはシンパシーを感じています（笑） 何事に対しても貪欲でアグレッシブに取り組んでいただける方と、Wantedly Adminを通じて繋がっていきたいですね。