「ピラティスに救われた私が、今度は誰かの“健やかさ”を支えたい」—MikittyさんがZEN PLACEで描く新しい人生
ITキャリア30年からピラティスインストラクターへ
日吉スタジオで新たな一歩を踏み出したMikittyさんは、大学卒業以来30年以上にわたりIT企業でソフトウェアの販売促進やマーケティング、新事業開発などに携わってきました。PCと向き合う日々の中、40代半ばを過ぎた頃から肩こりや腰痛、偏頭痛、五十肩、めまい、耳鳴りといった不調が次々に現れ、朝はベッドから這い上がるように起きるほど身体がガチガチになっていたといいます。猫背矯正やマッサージに通ってもすぐに元に戻ってしまう日々。「このまま自分はどうなってしまうのか」と不安が募る中、息子さんから勧められたのがピラティスでした。
「最初は半信半疑でしたが、体を伸ばす感覚が少しずつわかってきて、半年ほどで長年悩まされていた耳鳴りが消え、偏頭痛もほとんど起きなくなりました。自分の体を大切にしていなかったことに気づき、ピラティスで“自分で自分の体をメンテナンスできる”ことの面白さに目覚めました。」
ピラティスのきっかけはスマホカメラでの撮影!?
もともと植物や生き物など、自然のものをスマホで撮るのが日課だったMikittyさん。いつかは本格的にカメラを使ってみたいと思いながらも、当時は少し歩いただけで腰が痛くなってしまい、その思いを諦めていた時期もあったそうです。
そんなMikittyさんですがピラティスを始めてから、気がつけば「歩くのが楽しい」と感じられるようになり、自然と1駅、2駅と歩きながら写真を撮るようになっていました。体力に自信がついたこともあり、思い切って写真教室にも通い始めたとのことです。
今では時々、友人と下町を散策しながら撮影したり、一人で降りたことのない駅で下車して、気になる風景をカメラに収める時間が何よりの楽しみにしていると話してくれました。
Mikittyさんが撮影した「逆立っている全身の毛、尖った体のフォルムが印象的な猫」と「一つひとつ美しいグラデーションと全体がふんわり丸いフォルムの紫陽花」
クライアントからエデュケーターへ—ZEN PLACEで見つけた「自分らしさ」
ピラティスに救われた経験から、2023年にはインストラクター養成コースに通い、ピラティスインストラクター資格取得に挑戦し、見事インストラクター認定資格を取得。2025年5月、60代でzen place pilates 日吉のパートナー講師として新たなキャリアをスタートしました。きっかけは、もともとクライアントとして4年前から「朝ピラ」にほぼ毎日通っていたこと。スタジオに行くと「美樹さん」と名前で呼ばれ、エデュケーターやクライアントから気さくに声をかけてもらえる——そんな温かい雰囲気に心を打たれ「年齢や職業に関係なく“自分自身”を見てくれる場所」だと実感したそうです。
「どんな仕事をしているか、年齢がいくつかなんて関係なく、ここにいる“私”を見てくれる。そんなスタジオの空気が心地よく、私にとって大切な場所になりました。ロールモデルにしたいエデュケーターの方もいて、ZEN PLACEで働くことを決めました。」
ピラティスを本業にした理由と、これからの働き方
前職を退職し、現在はピラティスパートナー講師一本に専念。「さまざまな不調がなぜ起こるのか、シニアの方に起こりやすい不調は何かをしっかり学び、レッスンに活かしたい」との思いから、ピラティスだけに時間を注ぐことを選びました。勤務は週3日、グループレッスンを毎日1本からスタートし、今後はプライベートレッスンも月20本ほど担当していく予定です。
「まだスタートしたばかりで、これから自分のペースを作っていく段階ですが、日曜日は14時出社でPV2本、マットGL1本を担当して18時半退社というスケジュールです。」
ZEN PLACEの現場で感じる温かさと成長の文化
スタジオでまず感じたのは、会話のすべてがポジティブで温かいこと。新しい環境に不安を感じているときも「みんな最初はそう思うけど大丈夫」と笑顔で声をかけてもらったことに、安心感を得られたといいます。改善点を指摘されるときも「逆に気づいたことがあったら教えてください」と、みんなで高め合う雰囲気が根付いているのが印象的だと。
「関東だけでなく関西も含め30以上のスタジオに行きましたが、どこでも同じ雰囲気。会社のコンセプトである“ウェルビーイング”が現場で本当に実践されていることに驚きました。」
日々の学びと、理想のエデュケーター像
Mikittyさんは毎日1時間以上の自主練習を欠かさず、筋膜リリースや解剖学の学習、骨格模型を使った体の仕組みの理解に取り組んでいます。「誠実なエデュケーター、自分の発する言葉に責任を持てるエデュケーターでありたい」と語り、エクササイズの“なぜ”を深く理解し、クライアント一人ひとりに合わせて精度高く指導できるよう日々努力を重ねています。
「まだまだ見様見真似のレベルですが、心から指導できる人になりたい。ZEN PLACEの環境は、エデュケーターとしての成長を強力にサポートしてくれます。」
PVレッスン受講はもちろん、自宅での鍛錬も欠かせません
ピラティスがもたらす心身の変化を、今度は誰かのために
「ZEN PLACEでは、マット・マシングループ、プライベートレッスンと幅広い指導経験が積めます。多くの先輩エデュケーターのレッスンを見て学べること、さまざまな流派の指導法に触れられるのも大きな魅力。研修も充実していて、内容もどんどんアップデートされているので、学ぶことが楽しい方には最高の環境です。」
入社して1ヶ月足らずで、自分のピラティスへの向き合い方が変わったと実感しているというMikittyさん。「これまではエクササイズを勉強することに重点を置いていましたが、今は“どう伝えるか”、そして“伝えきるために自分が何を言うか、何をするか”という意識に変わりました。」
「ピラティスは、私自身の心と身体を救ってくれました。今度は私が、同じように不調に悩む方々の“健やかさ”を支えるお手伝いをしたい。ZEN PLACEの環境で、誠実に、責任を持って、一人ひとりに寄り添えるエデュケーターを目指していきます。」
Mikittyさんの新たなスタートは、年齢やキャリアに関係なく、新しい挑戦と成長ができるZEN PLACEの魅力、そしてピラティスがもたらす大きな変化を教えてくれます。
今回インタビューに協力してくれたエデュケーター
zen place pilates 日吉 所属
\下記よりMikittyさんのレッスン予約が可能です!!/
https://www.zenplace.co.jp/instructors/99754367
ZEN PLACEのフリーランスインストラクターの応募はこちらから
https://www.wholebodyeducator.com/freelance