こんにちは!
年が明け、就職活動においても本選考のシーズンに突入してきました。
選考において大切なことは、企業と自分とのマッチングであり、通過するためには、マッチ度を言語化して示すことが求められます。
企業とのマッチングを言語化するためには、企業について詳しく知ることが必要であり、その方法の一つとして、OB/OG訪問が挙げられます。
しかし、OB/OG訪問は就職活動における必須項目ではないほか、人脈といった環境要因によって実行の容易さや実際に行動に移す可能性が異なるため、やり方について知らない就活生の方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、OB/OG訪問のコツについて、全ての就活生が今から始めることができるよう、二章に渡って詳しく解説します!
▼後半(【OB/OG訪問のコツ②】アポ取りや聞くべき質問などを徹底解説!【就活トクトク情報vol.45】)はこちら!
目次
OB/OG訪問の必要性
OB/OG訪問は、部署や職種、社風など、より踏み込んだ企業研究をするために有効です。
OB/OG訪問以外で企業研究をする方法としては、会社説明会やインターンシップなどが該当しますが、欲しい情報を自分で選択することは困難です。
他方で、OB/OG訪問では、学生が聞きたい内容をそのまま質問できるため、欲しい情報をオーダーメイドで入手できます。そのため、OB/OG訪問を行うことで情報面で他の就活生に比べて優位に立つことができます。
OB/OG訪問の目的
しかし、闇雲にOB/OG訪問を行えば良いというわけではありません。
自分の就職活動フェーズに合わせて、適切な目的を設定して臨むことが大切です。
例を挙げると、以下のような目的が想定されます。
- 企業について知る
- 企業が自分に合っているかどうか確かめる
- 選考で優位に立つための情報を入手する
目的別の解説は、関連記事の「準備」の項目で記載しますので、そちらをご覧ください!
OB/OG訪問は、以下のような流れに沿って行います。
では、上から順番に具体的な方法について説明していきます!
②〜⑤については、次回の記事で紹介しますので、こちらをご覧ください!
こちらは、最も環境による差が生じやすい段階です。例えば、サークルや部活動、ゼミのように、先輩との繋がりが強いコミュニティに所属している場合は、比較的探しやすいです。しかし、そのような縦の繋がりが強いコミュニティに所属していない場合や、所属していても自分が興味を持っている企業で働くOB/OGと繋がることができない場合は、困難です。
では、具体的な方法について見ていきましょう。
I. 大学のキャリアセンター
こちらの方法を活用するメリットは、大学という信用のあるルートから探すことができる点、企業公認の場合がある点の二つです。
一つ目に関しては、連絡する際に「大学のキャリアセンターから連絡した」という内容を伝えることができるため、OB/OG視点で安心して繋がることができます。
二つ目に関しては、大学や企業によって異なりますが、企業提供の資料から探すことができる場合もあります。その場合、連絡が繋がる可能性が高いため、効率的に探すことができます。
他方でデメリットは、企業提供の連絡先でない場合、連絡がつかないことがある点です。
筆者の通っていた大学では、申請フォームから直接OB/OGの連絡先へ繋がる形式だったため、連絡してもすぐに気づいてもらえない場合や、返信が来ない場合がありました。そのため、確実性という観点では活用が難しいこともあります。
II. ビズリーチキャンパス
こちらは、「OB/OGと話せる」ことを売りにしている就職活動メディア・プラットフォームであり、就活生向けの情報入手や企業公式イベントへのエントリーなどが可能です。
メリットは、簡単にOB/OG訪問を申し込むことができる点、企業公認のOB/OG訪問が可能な点の二つです。
一つ目に関しては、興味のある企業名を検索すると、登録しているOB/OGが表示され、気軽にメッセージで訪問を申し込むことができます。また、検索の際に自分の出身大学の先輩に絞ることもできるため、似た経験を持つOB/OGを探しやすい仕組みになっています。
二点目に関しては、企業の公式ページからもOB/OGを探すことができるため、安心してコミュニケーションを取ることができます。また、職種や学生時代の経験などのプロフィールが詳細に記載されている場合も多いため、どのような人なのかを事前に知った上で訪問することも可能です。
デメリットは、大学が媒体に登録されていない可能性がある点、非公認のOB/OGがいる点です。
一点目に関して、ビズリーチキャンパスは、大学別にアカウント登録を行います。自分の在籍している大学がない場合、登録不可能であるため、注意が必要です。しかし、登録大学数は増加してきているため、より幅広い学生にとって使いやすくなっていくと思われます。
二点目に関しては、先述の通り企業の公式ページからOB/OGを選択できる一方で、企業公認ではないOB/OGもいる点です。実際に使用した筆者の体感ですが、企業公認の場合は全ての申し込みメッセージに返信があった一方で、非公認の場合はほとんど返信がなかったため、OB/OGの選択には注意が必要です。
III. マッチャー
マッチャーは、より気軽にOB/OG訪問ができるところが特徴の、社会人と就活生をマッチングさせる媒体です。
メリットは、大学の縛りがない点、学生の目的に合った訪問がしやすい点です。
一点目に関しては、特定の大学でなければ登録できないといったことがないため、異なる大学のOB/OGとも話しやすく、敷居が低い媒体であるといえます。
二点目に関しては、様々な目的で、様々な人と話すことができる点がメリットに繋がっています。OB/OGのプロフィール欄に、「就活の不安を解決します!」や「面接練習をします」のような内容が記載されており、自分の目的に合った人に申し込むことで、適切なサポートをしてくれます。また、特定の企業の社員としてだけではなく、内定者や既に転職した立場で登録している社会人もいるため、様々な視点からの話を聞くことができます。実際に筆者は、企業について知るOB/OG訪問だけではなく、面接対策や壁打ち練習の相手探しとして活用していました。
デメリットは、OB/OGは企業非公認である点です。
様々なOB/OGがいる一方で、特定の企業に所属していない人もいるため、申し込む際には訪問により目的が達成できるかどうか注意が必要です。
IV. SNS
活用できるSNSの例としては、FacebookやLinkedInなどが挙げられます。
SNSを活用するメリットは、自分と近いコミュニティから探すことができる点です。
同じ大学や高校で、共通の知り合いがいることもあるため、OB/OGと繋がりやすいでしょう。
デメリットは、互いにとって「プライベートな環境」であることです。就職活動向けの媒体であれば、就職活動関連のコミュニケーションを取るという前提がありますが、SNSでは、OB/OGが就職活動や仕事関連のコミュニケーションを取ることを想定していない可能性が高いため、無闇に連絡を取ったり、全く関係のない人へ友達申請したりすることは好ましくない場合が多いかと思われます。
筆者の私見ですが、LinkedInはビジネスSNSとしての地位を確立しており、キャリアアップの手段として活用する社会人が多いため、通常のSNSよりも職業に関するコミュニケーションが取りやすい印象です。
以上が、OB/OG探しにおすすめの方法です!
次回は、訪問の依頼(アポの取り方)から、訪問終了後にやるべきことまで、解説します。
OB/OG訪問をするために役立つ情報が盛り沢山ですので、下記のリンクからご覧ください!
ZEINは、2023年よりビズリーチキャンパスを活用し、新卒採用活動を行っております。
スカウト機能を用いて採用活動を行っており、今後はイベントの募集も行なっていきます!
また、大手コンサルティング会社出身メンバーを中心に設立された弊社の事業内容や、社員インタビューなども掲載していきますので、ぜひご覧ください。
▼ビズリーチキャンパス
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「OB/OG訪問のコツ」として、最初のハードルである、OB/OGの探し方について解説しました。
次回の記事では、OB/OG訪問依頼(アポの取り方)から、訪問後の作業まで、様々な媒体からOB/OG訪問を経験した筆者が詳しく解説します。
是非ご覧ください!
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