「若手から挑戦できる」「裁量が大きい」。
就職活動をしていると、よく目にする言葉かもしれません。
xxx(エイジィ)も若手のうちから挑戦できる環境ですよ、と会社案内の場でお話しています。
でも実際、入社1年目にはどんな仕事を任され、どれくらいのスピードで成長していくのでしょうか。
今回は、第10回エイジィメンバーへのインタビュー企画として、2026年4月に新卒で入社し、宿泊SaaS事業部で「HOTEL SMART」の営業を担当している、ここあ・キリン・X(エックス)の3人に集まってもらいました。
※弊社には「あだ名制度」がありますので、記事内の社員呼称はあだ名表記です。
入社から約4ヶ月。
初めての商談で頭が真っ白になった話から、それぞれの営業スタイル、そしてすでに始まっている次の挑戦まで。
3人のリアルな声を聞きました。
先輩の商談を見ていた4月。今では自分が商談のメインに
──まず、今はどんなお客様を担当しているんですか?
キリン:今は、民泊を始めたい方からのお問い合わせが多いですね。「できるだけ無人で運営したい」というニーズを持っている方が多いです。
お客様の属性は本当にさまざまで、副業として始めたい方もいれば、法人のお客様もいます。
今は1〜5室くらいの施設であれば、一人で商談に出ることも多いです。10室、20室と規模が大きくなると先輩に同席してもらいますが、その場合も基本的には自分がメインで話しています。
先輩には、商談が終わった後にフィードバックをもらうことが多いですね。
──もう商談はほとんどメインで話しているんですね。入社してまだ4ヶ月ですよね?
X:商談に出始めた時期は、かなり早かったと思います。
先日、別の会社に入った友人と話したんですが、6月くらいに「やっと最近、お客さんと話し始めた」って言っていて。
僕たちは4月の中旬くらいには、もう商談に出ていました。
──入社して2週間くらい?
3人:そうですね(笑)。
──実際に商談を自分主体で担当するまで、どんなふうに準備をしていったんですか?
ここあ:最初の1週間くらいは、毎日のように先輩の商談に同席していました。
そこで大体の流れをつかんで、その後に先輩を相手にロープレを何回もやって。
そこから実際の商談に出ました。
実際の商談では、本当に自分がメインで話します。
分からなくなったり、止まりそうになったりしたら先輩がフォローしてくれる、という感じでした。
──初めて自分がメインで話すとなったときは、どうでした?
ここあ: 不安でした。「私を出しちゃって大丈夫ですか?」って(笑)。
でも、先輩から「いつくらいから行けそう?」と聞いてもらっていて。
ずっと見ているだけでは分からないので、「一回やってみないと分からない」と思って挑戦しました。
キリン:僕も「やってみないと分からないでしょ」という感じでしたね。
もちろん、最初はめちゃくちゃ緊張しましたけど(笑)。
最初から、うまくできたわけじゃない
──最初の商談って覚えてますか?
X:僕は、むしろ2回目の商談がめちゃくちゃ印象に残っています。
途中から、自分が何を話しているのか分からなくなっちゃって。
「今、何を目指して話しているんだろう」「何を聞けばいいんだろう」って、完全にゴールを見失いました。
お客様にも時間をつくっていただいているのに、何を話しているのか自分でも分からなくて。
恥ずかしいし、申し訳ないし。
あの商談は本当に泣きそうでした(笑)。
──そんなことがあったんですね。
X:最初に、お客様が施設をつくる地域を僕が勘違いしていたんですよ。
そこから話が噛み合わなくなって、どんどん分からなくなってしまって。
かなりどん底でしたね。
キリン:僕も最初の商談は全然良くなかったです。
事前にもらっていた情報を意識しすぎて、そこに視野が寄りすぎちゃったんですよね。
本当は、お客様自身が民泊を始めるのも初めてだったので、もっと基本的なところから説明した方がよかった。
でも「この要件をどうしよう」というところばかり気にしてしまって。
今振り返ると、自分で視野を狭めていたなと思います。
ここあ:私は最初のお客様が中国の方で、「そもそも日本語が通じるかな」というところから緊張していました(笑)。
実際には日本語を話せる方だったんですけど、案件自体も補助金が絡む少しイレギュラーなもので。
緊張しながら話していたので、正直あまり覚えていないです(笑)。
一応、契約の話まで進めることはできたんですけど、最初は本当に怖かったですね。
──そんな失敗もありながら、3人ともかなり早い段階で初受注を経験したんですよね。初受注はいつ頃でした?
X:僕は4月末です。本当に4月最後の日くらい。
ここあ:私は5月ですね。
キリン:初受注のお客様は、顔も名前も、どんな案件だったかも結構覚えています。
ただ、最初の受注はクロージングを先輩に助けてもらった部分もあったので、「全部自分でやったぞ」という感覚はまだそこまでなかったです。
X:僕は5月末くらいに受注した案件で、クロージングから、その後のデモの日程調整やオプションに関する調整まで、一通り自分で担当しました。
その案件は「ちゃんと全部やったな」という感覚がありますね。
──商談を重ねていく中で、先輩からはどんなフォローがありましたか?
キリン:最初の頃に言ってもらってありがたかったのが、
「分からなくなったら、同席している先輩の責任にしていい」
という言葉ですね。
その言葉があったので、心持ちとしてはかなり楽になりました。
早くから任せてもらうけど、放置されているわけではない。
「とりあえず一人でやって」という投げやりな感じではないんだな、と思えました。
──商談後のフィードバックも結構ある?
キリン:あります。
自分がメインで話した商談に対して、細かくフィードバックをもらえるのが一番ありがたいです。
先輩によって重視しているポイントも違うので、いろいろな先輩に同席してもらうと、「この人はここを見るんだ」「別の先輩はここを大事にするんだ」というのが分かります。
それを自分の中に取り入れていけるのが大きいですね。
──先輩によって、営業のやり方も結構違う?
X:全然違いますね。
僕は勝手に、社内の営業スタイルには「パッションタイプ」と「ロジックタイプ」があると思っています(笑)。
僕はパッションタイプ。
ここあはロジックタイプ。
キリンは中間。
先輩にもロジック寄りの人、パッション寄りの人、その中間の人がいて。
ここあ:本当に先輩によって違います。
資料の順番通りに説明する先輩もいれば、資料をほとんど見せずに実際の画面を見せながら説明する先輩もいる。
最初は「どっちが正解なんだろう?」ってめちゃくちゃ悩みました。
ある先輩からは「こうした方がいい」と言われて、別の先輩からは真逆のことを言われたりしてます(笑)。
でも途中から、「どっちかが正解というわけじゃないんだ」と思うようになりました。
その人に合うやり方がある。
だから一旦どっちも自分でやってみて、自分がやりやすい方法を探しています。
──入社した頃と比べて、商談のやり方は変わりましたか?
ここあ:最初は、本当に資料に沿って説明するだけでした。
でも先輩から「ちょっと資料通りすぎるかな」というフィードバックをもらって。
そこから、実際のPMSの画面を見せる時間を増やしたり、最初にお客様のニーズを聞いてから説明するようにしたりしています。
場合によっては機能紹介を飛ばして、お客様が知りたい部分だけを説明することもあります。
少しずつ、相手に合わせて変えられるようになってきたかなと思います。
キリン:僕も最近は、資料に沿うだけではなくなってきました。
似たような施設の導入事例があれば、「この事例、かなり近いですよ」と見せながら話してみたり。
まだ試している段階ですけど、自分なりに「このお客様だったら、こう話した方がいいんじゃないか」と考えられるようにはなってきました。
X:僕は、お客様に「ぶっちゃけ、この辺どうですか?」「良いですか、悪いですか?」みたいに、かなり率直に聞きにいくことがあります(笑)。
機能としてできることを説明するのと、それがお客様に合っているかどうかは別なので。そこはちゃんと聞きたい。
僕はそういうパッションで距離を縮めるやり方が、自分には合っているのかなと思っています。
商談を始めた頃は、自分の商談を録音して、お客様になったつもりで聞き直したりもしていました。
自分の声を聞くのは、本当に気持ち悪かったですけど(笑)。
でも、客観的に聞くことで「ここ分かりづらいな」とか、「この説明はいらないな」とか、気づけることがありました。
先輩からフィードバックをもらうだけじゃなくて、自分でも振り返りながら改善していました。
営業だけじゃない。入社4ヶ月で、すでに「次の挑戦」が始まっている
──入社から4ヶ月。ここから次に、できるようになりたいことはありますか?
X:僕は、営業としてもう一段ステップアップして、ロジックを使えるようになりたいです。
今はどちらかというとパッションで営業するタイプなので、それを残しつつ、ヒアリングや商談のゴールに向かって進めていく部分をもっと身につけたい。
お客様によって、資料を使うべきなのか、実際の画面を見せるべきなのか。
そういう見せ方も、もっと考えられるようになりたいですね。
ここあ:私は今、営業だけじゃなくてメルマガやコラムの作成も担当しています。
ただ、「毎週出す」ことが目標になってしまうのは違うなと思っていて。
メルマガを出した結果、問い合わせが増えたとか、アポにつながったとか、ちゃんと成果までつなげたいです。
今は私がメルマガとコラムを担当しているので、「自分がやったことでチームの数字に貢献できた」という実績をもっと増やしたいですね。
キリン:僕は今、ウェビナーの共催先やパートナー候補を探す仕事を任されています。
これまでやってきたプル型営業とは全然違って、先輩たちも「これが正解」と分かっているわけではない仕事です。
代表と週次で打ち合わせがあって、「毎週何か報告できるものを持ってきてね」と言われていて。
正直、重たいです(笑)。
でも、やりがいはかなりあります。
通勤中にAIを使って、「民泊を運営する人に今後必要になりそうなサービスって何だろう」と調べたりしながら、共催できそうな会社を探しています。
──これまでの営業とは違って、正解が決まっていない仕事なんですね。
キリン:手探りですね。
でも、先輩たちも同じように悩みながら進めているんだな、というのは感じます。
何かやってみたことを怒られることはないですし、ある程度自由に試させてもらえる。
そこはいいところだと思います。
今のうちからこういう仕事を任されているということは、「次を期待されているのかな」と思っています。
入社して約4ヶ月。
先輩の商談を見るところから始まり、ロープレを経て、実際のお客様の前に立つ。
もちろん、最初からうまくできたわけではありません。
話すことが分からなくなったり、緊張で頭が真っ白になったり、先輩から違うアドバイスをもらって悩んだり。
それでも、実践して、フィードバックをもらい、自分なりの方法を試していく。
そうやって3人は、それぞれ違う営業スタイルをつくり始めています。
そして4ヶ月経った今、3人はもう、それぞれの「次」に向かって動き始めています。
メルマガやコラムを成果につなげること。まだ正解のないパートナー開拓に挑戦すること。自分なりの営業スタイルをさらに磨くこと。
「1年目だから、まずは教わった仕事を覚える」。
もちろん、それも大切なことです。
でも、エイジィの新卒1年目は、どうやらそれだけではなさそうです。
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