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大手広告代理店からスタートアップへ挑戦ー私がX Mileを選んだワケ

X Mile(クロスマイル)で活躍するメンバーにスポットをあてる社員インタビューシリーズ。今回は人事マネージャーとしてX Mileの人事機能を支える松本 拓也のキャリアストーリーとともに、組織や仕事の魅力をお届けします。

◆略歴
2017年 株式会社オプト(株式会社デジタルホールディングス)へ入社。人事として採用・組織開発・人事制度運用などに従事する。HRBP機能の立ち上げや経営企画への兼務を経て、2023年にX Mileへ入社。人事マネージャーとして採用・組織開発・労務周りを担当。

※本記事の内容は2025年2月公開時点のものです。

目次

  • 今に続く学びを得た学生時代を経て、人事のキャリアへ

  • 本気でX Mileのビジョンを実現したいという想いで入社を決意

  • 成長スピードに合わせて変わる組織づくりを実感

  • 「令和を代表するメガベンチャーを創る」プロセスを一緒に楽しんでほしい


今に続く学びを得た学生時代を経て、人事のキャリアへ

──はじめに、自己紹介をかねて松本さんのこれまでの経歴や趣味を教えてください。

福岡県福岡市に生まれ、物心ついたときには愛知県名古屋市で暮らしていました。さらに、親の転勤に伴って埼玉県へ。学生時代の多くを埼玉県で過ごし、埼玉大学教養学部を経て、株式会社オプトへ新卒入社しました。それからは一貫して人事のキャリアを歩んでいます。

趣味はサウナや読書、そして泡盛を嗜むことです。自宅には10種類近くの泡盛があります(笑)。

△泡盛コレクション。イチオシは沖縄の離島久米島の久米仙(ブラック5年古酒40度)


──松本さんはどのような学生時代を過ごしていたのでしょうか?

NPO法人のインターンシップや政治系のディベートゼミに参加し、なかなか多忙な日々を過ごしていました。もともと社会課題への関心は高いほうでしたが、それらの活動を通じてより身近な問題として捉えるようになっていった気がします。

学生時代、最も印象的だったのは海外留学です。3年生から4年生にかけて、約1年間のインドネシア生活を経験しました。当初は珍しい体験がしたいという軽い気持ちで飛び込みましたが、留学直後はカルチャーショックへの戸惑いもしばしば。多宗教・多文化国家のインドネシアでは、宗教・言語・文化圏すべてが異なる人たちがコミュニケーションを図っています。そういった異文化交流を経て「自分の当たり前が、他の人にとっての当たり前とは限らない」と身をもって知ることができました。現在に至るまで、私の中に生き続けている貴重な経験です。


本気でX Mileのビジョンを実現したいという想いで入社を決意

──一貫して人事のキャリアを歩んでいますが、もともと人事を目指していたのでしょうか?

いいえ、学生時代はむしろ自分のやりたいことが明確ではなく、とにかく「がむしゃらに働いて自己成長できる企業」を探していました。さまざまな仕事に興味があったので、最初から絞らずに「やりたいことが見つかったときに選べる環境」で成長したいと思っていたんです。

そんな考えをもっている中で、人事のキャリアを歩むことになったのは、新卒入社したオプトで「適性があると思う部署にしてほしい」と伝えたところ人事に配属されたのがきっかけでした。正直、人事に配属されたのは予想外。戸惑いもあったのですが、まずは目の前の仕事で成果を出して成長しようとがむしゃらに取り組みました。


──ご自身の中では、意外なキャリアスタートになったんですね。前職では、人事としてどのような経験を積まれたのでしょうか?

入社から4年間は「会社の将来の中心となる自分より優秀な人材を採用する」をミッションとして、採用の仕事を担当しました。採用人数が50→80名に増えたり、グループ統合採用の立ち上げを行ったり、コロナ禍でオンライン選考を導入したり……。環境の変化が多い中での採用活動を経験しました。その後、社内でHRBPチームが新しく組成されることになり、グループ内の中核である広告事業のHRBPチームへ異動。さらに、退職前の1年間は同事業部の経営企画部も兼務し、全社の予算策定などにも携わっていました。

これらの経験を経て、良い組織づくりが事業成長を生み出す面白さと、小さな意思決定が良い意味でも悪い意味でも組織に影響を与えうる難しさ。人事業務の面白さと難しさの両面を体感させてもらいました。

人と組織、事業成長に本気で向き合わせてくれた前職には、今でも感謝していますし、新卒のときの自分の選択は間違いではなかったと感じています。


──前職でもご活躍の中で、X Mileに入社した理由を教えてください。

あらためて自分のキャリアを考え直していたタイミングで、社外のいろいろな方とお話をしていました。そのときに知人の紹介で出会ったのが、CEOの野呂さんです。X Mileは、CEOの野呂さんとCOOの渡邊さんの両名とも「ロマンとそろばん(*1)」のバランスが良く、とても好印象を抱いたのを覚えています。

X Mileを創業した背景や、ビジョン・ミッションへの想いの深さと熱さ。加えて、事業上の重要イシューに対して自らオーナーシップを発揮して、誰よりも高い現場解像度をもっているお二人に惹かれ「この人たちと本気でこの会社のビジョンを実現したい」と思いました。

万が一、なにかの障壁があって大失敗したとしても、この人たちとであれば失敗すら後悔しないなと思えたのが入社の決め手でしたね。

*1)仕事をする上では、夢と希望をもつ「ロマン」が大切であり、同時に現実的な数字を入れる「そろばん」も大切であるということのたとえ。


成長スピードに合わせて変わる組織づくりを実感

──X Mileに入社以降は、どのような業務を担当してきたのでしょうか?

入社から現在まで、人事業務全般を広く担当してきました。「この会社に貢献できることならなんでも」という想いで入社し、組織の課題に合わせて柔軟に役割を広げてきたように思います。

入社当初、150名規模だったX Mileは今や500名規模目前です。採用だけでなく、拡大する組織に合わせた評価制度の設計やリーダー育成、オンボーディングの仕組みづくりなど、さまざまな取り組みを行ってきました。現在は人事組織のマネジメントも担当し、組織の持続的な成長を支える体制づくりに注力しています。


──X Mileに入社してから仕事への意識などは変わりましたか?

大きく変わったのはスピード感ですね。入社してから印象的だったのが「一週間かけて80点のものを出すよりも、今日明日で30点のものを出してください」というCOOの渡邉さんの言葉でした。

もちろん仕事柄、オファー出しや評価の最終決定など失敗できない重要な局面はあります。しかし、逆に言うとそれ以外のところは早く出してフィードバックを得て改善していくほうが良いと気づいたんです。

以前、LayerXの福島さんがXで「組織運営に関してはサイズ以上に増えるスピードが運営方法を変える」という投稿をされていました。

X Mileのスピード感を経験して、この言葉への共感が強くなりましたね。


──人事として大切にしていることを教えてください。

最も大切にしているのは「法律・従業員・経営」という三つの視点のバランスを保つことです。人事は、この三角形の中心に位置する存在だと考えています。従業員の視点だけに寄り添いすぎると組織の成長が止まり、経営の視点だけを重視しすぎると従業員が離れていってしまう。また、法的な観点を軽視すると組織の持続可能性を損なうリスクがあります。「三方良し」を実現するのは簡単ではありませんが、三つのバランスが取れた健全な組織づくりを目指したいですね。


「令和を代表するメガベンチャーを創る」プロセスを一緒に楽しんでほしい

──人事として、X Mileを知り尽くしている松本さんから見た「自社の魅力」はどんなところでしょうか?

お伝えしたい魅力はたくさんあるのですが、まずは「社内の組織・オペレーションが磨きこまれている」というところです。X Mileは創業初年度から「そのやり方は1,000名規模になっても通用するのか」を考えて組織やオペレーションがつくりこまれてきています。

SlackのDM比率は低く、DocBase(社内wiki)にも数千本の記事があるので「知りたい情報がすぐに見つかる」環境が整っているんです。迷ったらSlackとDocBaseを調べることで、入社直後の不安も和らぐのではないかと思います。

手前味噌ですが、とにかく「良い人」ばかりです。ベンチャーらしい大きな野心や志と素直で真面目な気質を併せ持つ、どちらかと言うと“青い炎”タイプが多い印象をもっています。当たり前ですが、嫌なことを言ってくるような人はいません。社内コミュニケーションや人間関係でストレスがないのは本当にありがたいなと思いながら日々仕事をしています。


──今後の目標を教えてください。

やはり「令和を代表するメガベンチャー」を実現したいですし、5年後10年後に「ノンデスク産業を変えたのはX Mileだよね」と言われるような会社をつくりたいです。

先ほど触れた点でもありますが、Day1の時点から1,000名規模の組織づくりが意識されていることを、入社してからずっと感じています。

たとえば、マーケティングのデータベースの作り方だったり、社内文化やナレッジの言語化・蓄積だったり。創業5年目のベンチャーとは思えないほどの武器がX Mileにはたくさんあります。

急成長に伴って変化の早い会社ではあるので、ときには目の前の仕事を前に進めるだけでも大変です。そんな中でも「常にそのやり方は、1,000名規模でも通用するのか」「ノンデスク産業を変えるために、その仕事の進め方が最適なのか?」を考えながら仕事に邁進したいなと思っています。

また、個人としては、5年後10年後に振り返ったときに「自分がこの会社・組織をつくったんだ」と胸を張って言える仕事をして、その会社を一緒につくってきた仲間たちとおいしいお酒が飲みたいですね(笑)。

どんな仕事でもそうですが、とくに人事の仕事は他事業部や社外の方など、多くのステークホルダーを巻き込んでいく必要があり、決して一人でできるものではありません。だからこそより多くの方を巻き込み、いろいろな人の力を借りながらも、常に自分が最終責任を負っているという覚悟をもって仕事をしたいと考えています。


──最後に、採用メッセージをお願いします!

X Mileはとにかく変化のスピードが早い会社です。創業期から現在までスピード感をもって成長し続けています。その分、最初は慣れるまで大変かもしれません。しかし、私は毎日の仕事が楽しく、この会社に入社して本当に良かったなと思っています!ぜひ「令和を代表するメガベンチャーを創る」プロセスに参加したい人にジョインしてほしいです!

X Mileはまだまだ小さな会社であり、上手くいっていない点や整っていない点もたくさんあります。しかし、100名→500名→1,000名とこれから規模が拡大していく中で、あなたが会社を“創る”主人公になれる可能性があることが、今のフェーズのX Mileに入社する面白さです。

5年10年と時が流れ、X Mileが令和を代表するメガベンチャーになったとき「あの事業、私がこんな風に関わってできたんだよね」と言えること。そこにワクワクする人に入社していただきたいです。

就職、転職どちらもいろいろな不安があるかもしれませんが、さまざまなバックグラウンドをもった一人ひとりの人生に、誠実に向き合いたいと思っています。面談でお会いした際は、悩みや迷いも含めてぜひ率直にお話しいただけると嬉しいです!


お話しできることを楽しみにしています!

X Mileではさまざまなポジションで仲間を募集しています!ご興味をもっていただけた方は、ぜひ面談にお申し込みください。「今すぐの転職を考えていない」という方も大歓迎です!ぜひ、カジュアルにお話ししましょう。





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