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リユース業界の魅力|人事が二次流通の魅力とスタンディングポイントの魅力をお伝えします!


リユース業界のイメージ、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。現在、弊社の社員に二次流通の魅力を聞いてみている最中ですが、今回は私が考える二次流通の魅力というよりも、弊社の魅力についてお伝えできればと思います。

■リユース業界について

・リユース業界のイメージ

私が入社する前、リユース業界に感じていたイメージは、実はあまり良くはありませんでした。
お給料が低く、お休みが取れない、サービス残業させられそう、上司の言うことは絶対な組織、、、。
ちなみにリユースショップのイメージは、やる気がない方が働いているか、ご高齢の方が買い値は安く売値は高くで売っている、暗い店内、ベタベタしそうな商品を置いている、、、。
と、あくまでリユースショップに行ったことがない、私個人のイメージですが、こうでした。

・リユース業界へ入社した経緯

リユース業界に良いイメージがないにもかかわらず、入社したのはなぜか。
それは、『人』でした。

スタンディングポイントの求人を見て思ったことは、リユースか、、、( 一一)でした。
ただ、未経験なのに人事でOKな会社は稀でしたし、お金や時間等の条件も好条件だったので、エントリーだけはしてみることに(笑)
その後、過去にお仕事で関わりがあった方々からお誘いを受け、リユース業界やっぱりよくわからないなと思い、スタンディングポイントではない会社にしようかなと思っていました。
現上司の伊与田さんにお断りの旨をお伝えしたところ、細かく詳細を聞いてくれて、絶賛子育て中でも働きやすい環境であるし、なにかあれば都度都度相談して一緒にやりたいと仰ってくれて、未経験の私なのにそこまで考えてくれる人は他にはいないなと思い、『人』と言うか、『伊与田さんが上司だから』で、入社を決意しました。

結論から言うと、私のこの時の判断は間違いではなかったかなと思います。
少しでも感じた違和感を私は伊与田さんに直接伝えていますし、こういう風にしたい等の相談も躊躇なくでき、ワーママの先輩なので子供のことも話すことも出来るため、働きやすい環境でした。



・リユース業界の市場規模

私は『人』で入社を決めたため、他社のことも知らない、リユース業界のことも何も知らない状態でした。
入社説明時に、リユース業界の市場規模は拡大していると聞き、そこから意識をしてみると、実際に街を歩くとリユースショップ(買取専門店)だらけ!
駅直径のショッピングセンターに1社、そのほぼ真上の地上にも1社、反対側の道に1社、半径5キロメートル圏内に何社あるのよと言いたくなるくらいの数でした。
むしろ、そんな至近距離に出店したら、売上に響きそうなのになんでなのかという疑問すら浮かぶくらいの店舗の多さに、リユース業界の市場規模拡大の実感を改めて感じました。

ちなみに、リユース業界の市場規模、現在はどれくらいだと思いますか。

リユース経済新聞の調査によると、2022年のリユース市場規模は、前年比7.4%増の2兆8976億円で、集計を開始した2009年以降、13年連続での拡大を続けています。
リユース経済新聞では、リユース・リサイクル市場は2030年には4兆円規模のマーケットに拡大すると予測されています。

SDGsやサステナビリティ意識の高まりからか、実際、いままでリユースに参入していなかった業界の参入が相次いでいます。
例えば、三越伊勢丹が「不要品の買取サービス」を行ったり、京王百貨店新宿店ではお客様がお持ちの衣料品・雑貨で、ご不要になられた商品の委託販売を展開している「リサイクルブティック」を構えたり、リサイクル着物を販売したりしています。
アパレル業界でも、アニエスベーがユーズドアイテムの回収を行ったり、オンワード樫山がオンワード製品をお引き取りし、リサイクル・リユースをおこなう等しています。

リユース業界とは関係ない業界が、リユース事業に参入する、このことからもリユースは注目すべき事業であると言えるのではないでしょうか。


■アパレル業界とリユース業界の違い

・一次流通と二次流通の違い

メーカーで生産された新品を仕入れ、店舗やネットを通じてユーザーに販売する流通経路を「一次流通」と呼ぶのに対し、一度市場に出た商品を再び販売するリサイクルショップのような流通経路を「二次流通」と呼びます。

・一次流通×アパレル業界の問題点

アパレル業界に関しては、バングラデシュの縫製工場の倒壊事故、通称「ラナプラザの悲劇」についてその背景や事件後のアパレル業界の方針転換のきっかけにもなりましたよね。

また、環境省の説明資料にも記載してありましたが、国連貿易開発会議(UNCTAD)はアパレル業界を世界2位の汚染産業として指摘しました。
アパレル業界は毎年、930億㎥と推計される水を使用し、石油300万バレルに相当するプラスチック素材を海洋に投棄しています。
炭素排出量においてもアパレル業界は国際航空業界と海運業界を足したものよりも多い量を排出しているのです。

ファーストファッションのように安くてトレンドを気軽に手に入れることができる衣類は私たちの生活には心強いですよね。
まだ息子がハイハイをしていた時期にはズボンを購入→膝が破れて捨てるを無限ループしていました。
それこそ、環境のことを考えることもなかったですし、お恥ずかしながらそういう事実すら知りませんでした。

こうした事実から、いま、アパレル業界全体が、サステイナブルなものづくりを求められており、ユニクロを始めとした企業はそのことを重く受け止め現在問題解決へと動いているそうです。


・二次流通×アパレルリユースの問題点

2つあると私は考えます。
1点目はリユースショップに近年強盗に襲われるニュースが増えていること。
もしかしたら以前からニュースにならなかっただけで、こういう事件は起きていたのかもしれませんが、アパレルリユースショップだけではなく、カードショップ等でもポケモンカードが盗まれた等の事件が起きていますよね。

なぜブランドの路面店ではなく、リユースショップが狙われているのでしょうか。
決して路面店より防犯面が劣っているということではなく、プレミアがついている商品があったり、一度人の手に渡っているので転売する際、販売経路の足がつきにくいからではないでしょうか。

防犯のことなので詳細は伏せますが、弊社でもセコムに入っていますし、防犯に関しても対策をしています。
きっとそれは他社でも同じことだと思うので、路面店より防犯面が劣っているわけではやはりないと言えます。

ちなみに弊社では、万が一、強盗に入られたらを想定もしています。
弊社では鑑定士のことを、お客様の商品と想いを次にお繋ぎする仕事だと思い業務にあたっておりますが、命がなによりも大事ですので、そういった事態にも備えて対策をしております。


■リユースの種類


リユース商品の売買やメルカリやラクマ等のフリマアプリでの取引が主な種類として挙げられると思います。

・フリマアプリと買取専門店の違い

入社後1番最初にあった疑問はフリマアプリが普及しているこのご時世に、なぜ買取専門店に来るお客様がいるのかということでした。
簡単に手軽に行えるフリマアプリに軍配があがるはずなのに、、、と思ったからです。

買取事業課の統括マネージャーの松岡さんに聞いたところ、まず大量に売りたいなと思うとご自身で全て行わないといけないフリマアプリを億劫だと感じる方がいるということでした。
では、1点のみの時はどうなのかと思うと、1点でも億劫に感じる方もいるし、後は接客の有無が大きな違いであるとも言っていました。

確かにご自身で値段をつけた方がもしかしたら高値で売れる可能性もありますが、鑑定士に査定をしてもらう=適正な価格がわかる、後はスタンディングポイントではそのお品物への想いもくみ取るので、他社とは違う接客を心掛けているし、ご来店された全てのお客様に笑顔でご自宅に帰っていただきたいと言う信念を持ち、接客させていただいているとのことでした。

売買に関し、どちらを選択するのかはご自身次第ですが、スタンディングポイントの業績はフリマアプリが普及した後も右肩上がりなので、差別化をしているのだなと思いました。


・これはリユース⁉

Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRの総称があるのですが、これはリユースなのか否かをリデュース・リユース・リサイクル推進協議会から例を抜粋してみました!

マイバックを持ち歩き、無駄な包装は断る→Reduce(リデュース)
詰め替え容器に入った製品を選ぶ→Reduce(リデュース)
耐久性の高い製品や省資源化設計の製品を選ぶ→Reduce(リデュース)

リターナブル容器に入った製品を選び、使い終わった時にはリユース回収に出す→Reuse(リユース)
フリーマーケットやガレージセール等を開催し、不用品の再使用に努める→Reuse(リユース)

資源ごみの分別回収に協力する→Recycle(リサイクル)
資源ごみの効率的な分別回収を広める→Recycle(リサイクル)
リサイクル製品を積極的に利用する→Recycle(リサイクル)

3Rのどれを選択しても環境に配慮した行動だと思うので、厳密に覚える必要もないと個人的には思いますが、一応、リユースの定義は使用済製品やその部品等を繰り返し使用すること、そして、その実現を可能とする製品の提供、修理・診断技術の開発、リマニュファクチャリングなども取り組みの1つであるとのことなので、覚えておいて損はないかと思います( `ー´)ノ


■スタンディングポイントの社会貢献


そもそもリユース=サスティナブルなのですが、弊社の企業理念が『R&Eビジネスの創造を通じて社会と社員の生活向上に貢献します』

社員の生活向上は大手リユース企業やアパレル業界の年収と比較しても、年収が高いことが挙げられます!
キャリアパスも見える化しており不透明さがないので、自身が成長した分、年収もあがります。
また、代表の若森は従業員だけではなく従業員の家族も大事に考えており、接客業ならば稼ぎ時でもある年末年始は実家に帰省できるようにと休業する等しています。

社会貢献に関しては、お買取り1点につき、発展途上国へのワクチン1本寄付を行っています。
2024年7月の寄付本数は9,173本でした。
2009年4月~2024年7月までの累計本数は1,327,033本

この本数を換算すると、新店舗が1点建つような金額なのですが、大企業ではない弊社ですが、この取り組みを行っています。


実際にラオスへ視察に行き、現地の方と話すことで、我々が行っていることの意味を改めて感じる経験にもなり、お買取りさせていただいたお客様へお伝えする役割も担っています。

また、石川県能登半島地震に関しては、義援金含む以下、4点を実施していました。
①買取1点につき10円の寄付
②浜松入野店での特紹会の売上の一部を寄付
③業者卸にて活用しているJBA主催のK-ブランドオフの本社が石川県の為、義援金の寄付
④浜松に本社のある三立製菓株式会社様のかんぱんを特紹会でお買い上げされたお客様にどらやきと共に配布

これもまた企業理念の基に行ったことでした。


後は、社会貢献というよりは地域貢献ですが、浜松城の清掃活動にも参加しています!
浜松は弊社の創業の地です。
エコキッズという屋号でオープン時はスタートしましたが、また今も変わらずお世話になっている浜松市にあり、浜松城公園は多くの浜松市民の方々が来場される施設です。
浜松城公園は、浜松市民の方々にとって、良き思い出の場所であり、シンボルでもあります☆彡
私達のちょっとした事で少しでも何かの役に立てたらと想い、美化・安全性を継続する為に清掃活動をしています。

■魅力

・リユースショップの魅力

・既に廃盤になっている商品が置いてある
・社会貢献の一環にもなる
・欲しい商品が安く手に入る
・一度に様々なブランド品を見ることができる

等々が挙げることが出来るのかなと思います。
店内をラグジュアリーにしている企業もあれば、弊社はお客様がご来店時にホッとできる場を提供したいと考えた店内にしています。
企業毎にコンセプトが違いますし、お買取で提示される金額や売られている金額も一次流通と違い、一律ではないので、お客様ご自身がなにをもってそのお店で売買するかの選択肢があります。
それがリユース業界で働く者の面白さでもあり、また難しさでもあります。

・スタンディングポイントの魅力

リユースショップの魅力でもお伝えした通り、金額が一律ではない二次流通だからこそ、リユース業界で働く面白さがあります。
それは、『自分で買い値と売り値を決められること』
どの業界でもこの2つをイチ従業員が決めることができる業界はないのではないでしょうか。

またそのリユース業界の中でも弊社の魅力は『パーソナルコミュニケーション』を大切にし接客していること!
査定するだけならば数分で終わるので回転率をあげるためには、言い方は悪いかも知れませんが他社同様、お客様と世間話をする必要はないのです。
が、弊社はお客様と世間話もしますし、お品物との思い出も聞きます。

今年度の社内の鑑定士コンテストで優勝した金成さんは、売るか迷われているお客様がご来店した場合、迷われているならば今は売らなくてもいいのではないかとそう伝えることもあるそうです。
利益を考えればそれを言うのはどうなのか(・・?と思いますよね?
「その思い入れがあるお品物、やっぱりと思っても、売ってしまったらもう手元には戻ってこない、だからこそ迷っているならば、それは今じゃない方が良いと思うのでそう伝えます」と金成さんは言っていました。

二次流通だからこそ、お客様に寄り添った接客をし、同時にお客様に誠実であるべきなんですよね。

弊社のバリューに、「5つの価値観」があります。

誠実・知識・一流・主体性・一体感

従業員全員がこの5つの価値観に沿って行動しています。
だからこそ、主体性を持って行動するうえで、上司や先輩が言うことは絶対だはスタンディングポイントにはあり得ないですし、お客様に噓をつかない誠実な接客をし続けています。
お客様に分かりやすく正確にお伝えするうえで、知識もアップデートし続けることは大事ですし、従業員全員が一体感を持ち目標に向かい努力し続けています!

リユース業界のこと、スタンディングポイントのこと、この記事を見て少しは分かっていただけると嬉しいです(≧▽≦)

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