社員インタビュー_スタートアッププロジェクトの取り組み事例
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目次
過去の経歴
入社理由
入社してからの取組
成長ポイント
今後取り組んでいきたいこと
記事作成者:喜多 新
過去の経歴
私は、”日本の技術を世界に届け、世界の人々の生活を支える一助になりたい・日本を更に元気にしたい”という思いから国際物流の会社でキャリアをスタートしました。
入社後は船舶オペレーション、海外駐在、法人営業・営業企画、事業企画まで実に様々な仕事を経験させていただきました。特に海外のスタッフと一緒に新サービスを立ち上げた経験や、全社的なサービスの刷新を行い、お客様から感謝のお言葉をいただいたことは私にとってかけがえのない財産です。0から1を作り上げる新規事業の難しさと面白さを実感すると共に、お客様に寄り添ったサービスを構築するという「お客様ファースト」という考え方は今の自分の行動原理の一つになっています。
入社理由
前職時代にお客様と関係を構築する中で、新技術の開発や新規事業立ち上げのご相談を受ける事が増えてきました。しかし物流の事しか分からず、お客様の期待に応えることができませんでした。
新規事業に関する知見も身につけて、物流以外の面でもお客様に伴走できる、更なる「お客様ファースト」を徹底できる人間になりたいと感じるようになりました。自分が成長できる環境を探し始め、主に以下の3つの理由からプライマルの入社を決意しました
- 様々なバックグランドを持つ人が集まっており、自分が経験していない知見を持った人と接する機会を得られること
- 事業開発のプロフェッショナルであり、事業開発に関する知見を得られる環境があること
- 自社新規事業を立ち上げることができるため、日本を元気にしたいという私の根底にある思いを新規事業立ち上げを通してアプローチできると感じたこと
入社してからの取組
入社してから現在にいたるまで以下のようなプロジェクトに関わっています
- マーケティング商材を取り扱う営業組織立ち上げ
- 独自の音声技術でイヤフォンを製造するスタートアップメーカーにおけるSaaS系音声DX新事業拡大支援
- スマートモビリティなど交通領域における新サービス企画
- スマートビルやスマートシティ関連の新規事業の企画・立ち上げ
- 企業のレジリエンス向上を実現する新規事業立ち上げ
など
複数のプロジェクトに携わる中で共通して感じるのが、新規事業及び新たな組織の立ち上げは、不確定な要素が非常に多く、誰も正解を知らないという点です。そのため、顧客と密に連携をして、一つずつ正解を見つけ出すことを求められます。ここでプライマルの強みである”クライアントに伴走する力”が活きてきます。具体的な例としてスタートアップメーカーのご支援での取組をご紹介させていただきます。
スタートアップメーカーのプロジェクトにジョインした段階では組織体制や制度も何も定まっておらず、技術と事業部という箱だけある状態でした。そのような状態で将来的には海外展開も見据えていきたいというオーダーをいただいていました。そのため、社内の業務フローの構築、市場調査及びターゲット選定、国内から海外市場へのスケールのロードマップ策定などを、1からクライアントと何度も議論重ねました。(始発から終電までひたすらにクライアントへ密着し、事業をいかに拡大するかを議論したことも今では良い思い出となっています。)
小さい会社でリソースも限られている中、方針の決定から実行までクライアントと全て伴走し、少しずつ組織としての形を整えてきました。一例として下記のような取り組みを実施しています。
・事業拡大に向けたパートナー企業探索及びアライアンス締結に向けた交渉
・自ら営業現場に立つことで新サービスやサービス改善に向けた”現場の生声”を収集し、クライアントにフィードバック
まだまだ成長途上の事業ではありますが、日々状況や市場環境が目まぐるしく変わる中でも、現場と市場の声をクライアントと一緒に汗を流しながら収集し、いかに早く事業の成長に繋げるかを考え実行し続けているプロジェクトになります。まさにプライマルの”クライアントに伴走する力”を体現しているプロジェクトだと感じています。
また複数のプロジェクトに関わると同時に、自分自身のチーム形成にも取り組んでいます。日々の業務の中で複数のクライアントから信頼をいただいていますが、それは私の行動原理の一つであるお客様ファーストを徹底的に貫くことで実現されていると感じています。お客様ファーストを徹底的に貫くことで、どのようなプロジェクトにおいても成果を出す事、それを継続する事は可能であると考えています。
これをいかに型化し、次の世代に繋いでいくか。部下1人1人に個性があり、強みや特徴もある中で、DNAとしてこの「お客様ファースト」の考え方を伝え実践できることによって、一人でも多くのクライアントの新規事業の立ち上げが増加し、新規事業の成長を加速できると感じています。このような流れが生まれることで、私の原点でもある「日本を元気にする」というミッションにも繋がっていると感じます。壁はかなり高いですが、それを乗り越えた先の未来を想像してワクワクしています。
成長ポイント
様々なプロジェクト経験を通じて、私が特に成長を感じたのは、新規事業立ち上げと事業継続していく為の一連のフェーズに携わり知見を吸収出来ている事です。
具体的には以下の知見を得ています
・市場ニーズ調査
・得られたニーズと、顧客とディスカッションを通した事業構想のアイディア立案やビジネモデル検討の戦略立案の手法習得
・現場で自ら足を使い、その事業の実現可能性などを確かめる仮説検証
・制度や人の配置など組織組成する力
・事業計画の策定とその遂行し事業拡大していく力
新規事業開発における様々なフェーズに携わり、経営人財になる為の知識と経験を早期に身につけられる事はプライマルの魅力であると感じます。
特に新たな業界のプロジェクト、不確定要素の多い新規事業という環境の中で、日々環境は目まぐるしく変わっていきますし、求められる知識や経験のブラッシュアップも常に高いレベルで要求されます。そういった環境の中においても、常にクライアントの事を考え、クライアントの立場に立ち、今ご支援しているプロジェクトを自分の事業として自分事として考え続けることで自然とこのような経験を積める環境であると実感します。
更に重要な事として、クライアントと常に一緒に考え、新規事業を作り上げていくという過程や、苦楽を共にし、心から本当に泣き、喜び合える関係を築けるだけ真剣に事業の事を考え、クライアントに向き合えるという経験を得られる事がプライマルで働く優位性であり最大の価値であると感じています。
今後取り組んでいきたいこと
今後取り組んでいきたい事としては、自分自身の新規事業を立ち上げる事です。
現在は、新たな技術シーズを基にした現場DX促進、日本社会課題解決や、未来社会を実現するような新規事業立ち上げに多く携わっています。こういったプロジェクトを現実の事業に落とし込み、新規事業立ち上げを加速する事で、日本を元気にする事にも繋がっていると感じます。
これらの切り口から現在複数の事業アイディアを企画検討しています。営業効率化を目指す営業DX事業 や、地域交通空白課題を解決するモビリティDX事業は実現化に向けて徐々に具体化し始めています。いずれもクライアントに密着する中で、生み出された事業アイディアです。
お客様ファーストを徹底しニーズを拾い上げ、自らの手で新規事業を生み出したいと思います