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今回は、2019年に新卒として出前館に入社し3年目となる、サーバーサイドエンジニアの白井真斗さんをフューチャー。白井さんは現在、出前館サービスを刷新するプロジェクトに携わっており、注文手続きなどの開発をしています。ちなみに大学時代は、工学部で金属材料の研究をしていたそうです。就職活動時、海外では日常的に使われているフードデリバリーが、これから日本でも広がりそうだと思い、また出前館の理念にもある“win-win-win”という関わる人全員に利益が生まれるようなビジネスモデルに惹かれて入社を決めた、白井さんの1日をご紹介します!
10:00 始業
始業後すぐに、勤怠管理ツールとSlackでチームのメンバーに業務開始の連絡をします。その後、新着メールを確認したり、その日のスケジュールを確認したりして、今日やることを頭に入れます。この時間にはこれを終わらせるとか、終業までにはここまで進めておくなど、簡単なあらすじを立てます。
私自身、長期的なタスクだとダラダラしてしまうので、1日1日やることを決めてこなしていくやり方が身についています。
11:00 朝会
チーム全員のタスクを管理しているJiraを見ながら、それぞれの今日やることなどを確認していきます。進行役が日替わりになっており、2週に1回は私に回ってきます。私が進行役のときは、ただタスクを確認するだけだと10分程度で終わってしまうので、リアクションをすることを心がけています。全員と話す機会でもあるので、大切なコミュニケーションの場だと思っています。
朝会は、タスクを確認するのみなのであっさりしているのですが、個々で困っていることがあれば「朝会の後残って相談していいですか?」など、声をあげやすい雰囲気です。当事者だけでなく、その内容に興味がある人もそのまま残って話を聞けたりするので、盛り上がったりもします。
11:30 作業時間
作業時間は案件に関わるタスクをどんどん進めています。案件のタスク自体が設計・実装・テストまでを行うのが通例で数日かけて行います。それを作業時間のなかで細かく区切りつけて、進めています。設計の前にチームで話し合って仕様を決める時もあり、どのような要件を満たしたいのかも議論します。
▼設計書のテンプレート※1
設計書の作成に、大きいプロジェクトだと1~2日かかることもあります。例えば今だったら出前館を新しくするプロジェクトが進行していて、新しい要件の設計に加え、どうやって現行の要件も満たすのか、などの調査・検討も必要なので工数がかかります。テンプレート(※1)は簡素ですが、機能が大きくなると読み応えのある設計書も多いです。設計書はデイリースクラムでレビューしてもらうこともあります。
12:00 デイリースクラム
携わっているプロジェクトに関する具体的な進捗の報告をしたり、必要であれば設計書のレビューや仕様を揉んだりします。30分間の会なのですが、仕様を決めるときは1時間以上かかることもあります。簡単には決められないものや、他チームを巻き込むものは時間がかかりますね。
13:00 お昼休憩
基本的には作らないです。デリバリーを頼んだり、最近はリモートワークも多く運動不足なので、自転車で買い物に行ったりしています。休憩時間は1時間しっかりとっていて、昼食以外はテレビやスマホをみたりしています。緊急案件もあるので社用携帯は常に手元にはあります。
14:00 プルリクエストを確認
メンバーのコードレビューをしています。レビューは難しいのですが、この人はこういう書き方をするんだ、こういう書き方もできるんだ、という視点で見られるので勉強になります。
15:00 1on1
2週に1度、上司とやっています。結構フランクに「最近どう?」から始まりますね。
基本的には業務について話すことが多く、困ったことやできるようになったことの報告をしています。1on1はこの1年で新たに始まった取り組みで、やってよかったなと思っています。チームのメンバーの多くが東京勤務な中、私だけ大阪勤務なので、直接コミュニケーションを取る機会が少なく、特にマネージャーと直接話す時間は貴重です。話す時間を作ってもらえるのは嬉しいですし、おかげで仕事もとてもやりやすいです。
16:00 リリース手順確認会
翌週に行うリリースの手順を説明する場です。インフラチームの協力が必要な案件は、認識のすり合わせやインフラチームの観点で懸念がないか確認をします。リリースの数が多いときは1時間程度かかりますが、早ければ30分で終わります。進め方は、リリース予定があるチームの中で進行役を決めて、その方が各プロジェクトに話を振る形です。韓国のチームの方もいるので同時通訳も入っています。
18:00 セレブレーショングリット
セレブレーショングリットというフレームワークを活用して、週の振り返りをしています。オンラインホワイトボードツール「miro」を使っており、縦軸に成功/失敗、横軸に間違い(失敗)/実験/習慣と記載されたボックスがあり、そこに今週自分がしたことを配置していきます。
※https://management30.com/より引用
例えば、「最近、Kotlinという言語を、業務をやりながら勉強していて、最初は苦戦していたけれど、どんどん理解できるようになった!」ということを“実験の中の成功”に書いたりしましたね。成功したことだけでなく、こういう風にやってみたけど少し失敗したな―とか、設計の段階でもっと仕様を洗い出しておけば手戻りがなかったなーとか、失敗談も書いたりします。失敗したことを書いたとしても怒られる場ではなく、次頑張りましょう!と肯定してくれるので、やる気をくれる場にもなっています。
セレブレーショングリットは自分がやったことの反省や振り返りをして次に活かす、というメリットもありますが、他のメンバーの話も聞けますし、雑談になることも多く、新しいゲームを買ったけどまだできてないとか、今月ランニング100㎞いきそうとか、猫を飼ってる人の話聞いたりとか、パーソナルな部分を知れるので、一番のコミュニケーションの場になっているかなと思います。仕事の振り返りもしつつメンバーとの距離も縮まる場、という感じです。振り返りは金曜の19時に終わる会なので、切りよく一週間を終えることができて気持ちがいいです。
プライベートで業務に関係ない開発もしている人もいて、すごいな!と思います。刺激になりますし、意識が高まりますね。
19:00 業務終了
その日の初めに決めていたTodoが終わっていれば業務終了です。まだ残っていれば少し残業することもあります。
――最後に出前館エンジニアとして3年目を迎えて、いかがですか?
出前館で3年、エンジニアを続けていてよかったと思っています。入社してから目まぐるしく環境が変わっているのですが、毎年のいろんな変化を感じながら成長できたと思いますし、出前館でまだまだ成長できると思っています。入社出来てよかったです!
最後にお茶目な若手大阪エンジニアたち♪
大阪エンジニアも募集中なので興味がある方は是非カジュアル面談しましょう!