「社員からは『とにかく一生懸命なくま(熊岡)さん』と言ってもらっています」と笑顔を見せるのは、半期に一度の社員総会でバリュー賞の一つ「Honesty賞」を受賞した熊岡かれんさん。
wevnalの創業初期から在籍する彼女は、現在は「BOTCHAN Engagement」のカスタマーサクセス(以下、CS)を担っています。
同部署に配属されたばかりの頃は、育児と家事にも追われながら慣れない仕事にがむしゃらに向き合い、記憶がないほど目まぐるしく過ごしていました。しかしその中で、CSとして初めてお客様に喜んでもらえた成功体験が、熊岡さんをチームの売上を牽引する存在へと成長させたのです。
そんな熊岡さんに、日々どのような気持ちで仕事に取り組んでいるのかを聞きました。
目次
- がむしゃらな日々の先で、仕事が楽しいと思えるように
- 丁寧にお客様と向き合い、常に明るく仕事に取り組む
- 仕事もママ業も全部楽しんでいきたい
がむしゃらな日々の先で、仕事が楽しいと思えるように
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——まずは、これまでの経歴と入社の経緯を教えてください。
前職はリスティング広告に特化した広告代理店で、広告運用やオペレーション業務を担当していました。たまたまその会社のグループ会社にwevnalの創業メンバーが在籍していて。なので、創業初期からwevnalの存在を知っていました。
入社のきっかけは先輩がwevnalに移籍を決めたタイミングで誘っていただいたこと。少数精鋭で、役員を含め全ての役職、部署の人たちと距離が近いと聞いて興味を持ちました。社員同士の距離が近いからこそ、みんなのやる気がひしひしと伝わってきて、良い影響を受けられると考えたのです。
前職は大企業だったので部署ごとに分断されていて、自分が担当している案件を誰が獲得してきたのかさえもわかりませんでした。対してwevnalは、ひとつの仕事に対して、誰が獲得してきたのか、どういう仕事なのかなどの全貌が見られます。その働き方が私にとって理想的で「もっと成長できるかもしれないし、楽しそう!」と思い、入社を決めました。
ちょうどwevnalの新卒第2期生と一緒のタイミングで入社したので、年齢が近かったこともあり、同期みたいにワイワイと新卒気分を味わえたことも楽しかったですね。
——熊岡さんは勤続9年目ですが、これまでどのような業務を経験してきたのですか?
最初は、当時あった広告事業部でSNS広告の運用を担当していました。約1年半後に、結婚と同時に夫の実家がある東海地方へ引っ越してリモートワークで働くようになりました。その翌年には第一子の出産に伴う産休育休を取得。復帰後は、同部署のオペレーションで運用補佐や部署全体のサポート業務などを担当しました。
その後、2度目の産休育休から復帰したときは広告事業の事業譲渡が決まっていたので、いまのBOTCHAN Engagementに異動しました。
——復帰されるまでに会社の事業内容も大きく変革していたのですね。
最初は何をやれば良いのかわからないし、リモートワークだから近くで教えてもらうこともできなくて不安ばかりでした。けれど部長の小嶋さんが「広告運用で培った力を活かせるから、くまさんなら大丈夫!」と言ってくれたので、やってみようと思えたのです。
いまでこそBOTCHAN Engagementは人数が増えチーム賞でも3冠を獲得していますが、当時はCSが5人程度の小規模チームで女性は私以外にひとりだけ。マニュアルも教育環境も整備されていなかったので、小嶋さんに直接レクチャーしてもらって、実務を見せてもらいながら仕事を覚えていきました。
当時は本当にがむしゃらでしたね。復帰してから1年くらいは、育児と家事と仕事をこなすのに精一杯で、日々目まぐるし過ぎてほとんど記憶にありません(笑)。
そんなときに初めて担当を任せてもらえたのが、女性向けキャリアスクールの案件です。お客様のターゲット層に、私がマッチしていたこともあり、とても思い入れの強い案件でした。この案件を通して「ユーザー目線に立つことが、お客様の商品の魅力をより伝えることができるし、成果を最大限に引き上げることができる」と学び、CSの仕事に手応えを感じ楽しいと思えるようになりました。
現在は、D2Cや教育、クリニックなどのお客様を担当しています。チーフになってからは、Slackで「くまトピ」として成功事例やTipsをシェアするなど、フルリモートだからこそ、積極的に発信を心がけています。
出社しているメンバーのように直接会えませんが、できるだけメンバーと距離ができないようなコミュニケーションをとることを常に意識していますね。チーム内では最年長で私だけママなのもあり、「みんなのママ的存在になりたい」という目標を持ち、メンバーを業務面だけでなく楽しく働ける環境作りをしていきたいと思っているところです。
丁寧にお客様と向き合い、常に明るく仕事に取り組む
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——Honesty賞の受賞、おめでとうございます!どのようなところが評価されたとお考えですか?
みんなに「とにかく一生懸命なくまさん」と言ってもらえる部分ですかね。地道なシナリオ設計や、改善活動を行う事で自分の案件を伸ばし、お客様の課題解決やチームの売上に貢献することに対して、真摯に向き合い続けたことが評価してもらったのかなと思っています。
BOTCHAN Engagementって、すごいメンバーが揃っているんですよ。正直、あの人みたいにこれができたら良いなと思うことはたくさんあります。だけど、その中でたくさん吸収しながら自分が得意なことを伸ばして、もっと活かしていくしかないんだなと、最近腹落ちしました。
私はとにかく丁寧に真摯に向き合うのが得意です。ときには、お客様のご要望を実現することが難しいこともありますが、それに値する施策を再現したり、とことん向き合い相手の意思を汲み取って数字につなげてきました。なので、そこを評価してもらえたことはすごく嬉しいですね。
あとは成功事例をSlackで共有し、みんなの士気を上げていることも評価してもらえました。コツコツと続けてきたので、こうした取り組みも見てもらえているのだなと思うと、私自身の士気も上がります。
——ほかに、普段お仕事する上で意識していることはありますか?
とにかく常に明るく仕事をすることです。みんなのお手本になれるような逸材ではないけれど、成長しつつも根底は変わらず、怠慢せず、明るくあり続けたいと思っています。
正直、いまだに初めてのお客様の前で話すのはとても緊張します。それが良いとは思わないけれど、常に初心を忘れず頑張って考えて目の前のお客様に向き合っています。
一方で、BOTCHAN Engamentに配属されたばかりのころは「私がお客様の施策の方向性を決めるの?」と不安な気持ちがあって、裁量を持つことに抵抗がありました。それがいまでは裁量を持って働くことを楽しめるようになったので、人間として成長できているのかなと思っています。
いまでは正解がないなかで、いくらでも改善しうる指標を見つけられることが楽しいですし、「どんな言葉がユーザーの心理を動かせるか」と、LINEならではの強みとユーザー
目線を常に意識しながら、裁量を持って働けることに大きなやりがいを感じています。
仕事もママ業も全部楽しんでいきたい
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——今後の展望を教えてください。
いますごくチームが良い状態なので、外から見ても「楽しそうだな」と思えるBOTCHAN Engagementをつくっていきたいです。チーム賞・3冠を獲得したチームワークが良い部署なので、さらに貢献できるように情報発信や雰囲気づくりをしていきたいですね。
あとは未開拓の業種で事例をつくり、後輩のお手本になりたいです。ここ数年は前述したキャリアスクールの成功事例から、教育関係のお客様の受注が増えました。今後は自分のお客様でも他プロダクトとの連携を深めて、さらにお客様の成果を伸ばせるような提案ができるようになっていきたいです。
一方で、仕事に寄りすぎず、ママ業も頑張りたいと思っています。
子どもが小さい頃はあっという間に過ぎてしまいます。一定の時間で仕事をひと区切りさせたら、子どもを保育園に迎えに行き、家事育児をやって夫にバトンタッチ。
その後、また仕事に戻るようにしていますが、子どもとの時間も大切にしながら仕事のパフォーマンスを落とさないことにつなげられていると思います。仕事に煮詰まっていても、間に家事育児を挟むと、すっきりとした気持ちでまた仕事に取り組めます。
wevnalは子育てしながらでも働きやすい方法を自分で選択できます。いま私はお客様と向き合い、成長ができ、数字も伸ばせています。もちろん、チームのみなさんや家族に支えてもらっているということが私の一番の活力になっているので、常に周りへの感謝の気持ちを忘れずにいることを大切にしています。
仕事と家、互いに良い影響を与えながら、どちらも楽しんでいきたいですね。
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取材協力:CASTER BIZ recruiting