今回は「JOB Talk!」の第十回目として、株式会社プリメディカにご協力いただき「コンサルティング営業・採用広報」のシゴトについてご紹介します。
【ご協力いただいた企業】
■株式会社プリメディカ
重大疾患の発症リスクを知るための検査サービスを病院などの医療機関に対して展開。主力の脳梗塞・心筋梗塞発症リスク検査「LOX-index®」は、11年間に渡る大型追跡研究の成果をベースに開発され、2012年のサービスリリース以降、これまでの累計受診者数は50万人を突破し、国内最大級の検査サービスに成長している。リスク検査から始まる予防医療を広げることで、現代医療が抱える構造的な課題の解決を目指す。
【ご協力いただいたスタッフさま】
■安藤 與宏 さん
大学では薬学を専攻。2020年に新卒で株式会社プリメディカに入社し、営業として北海道を担当。リーダーに抜擢されてからは、より多くの人に検査を届けられるように、メンバーと共に東日本全体の医療機関への検査の紹介、導入の支援、PR施策の提案を行っている。
■高橋 由璃香 さん
2021年に新卒で株式会社プリメディカに入社。業務提携などのtoBの営業や、広報などを担当。昨年9月からは新卒採用を並行して行っている。
ーー 「コンサルティング営業・採用広報」のお仕事を選ばれた理由について教えてください。
安藤さん:学生時代は薬剤師を目指していたのですが、研究を進める中で病気になる前の「予防」に興味を持ち、その軸で就職活動を始めました。予防医療に取り組むベンチャー企業の中でもプリメディカはエビデンスに基づいたサービスを展開していること、戦略的に事業拡大をしており、その点に魅力を感じ、入社を決めました。入社してからは北海道と関東圏の医療機関様の営業を担当させてもらい、現在は営業のグループリーダーとして東日本エリアの営業管理を任せてもらっています。
高橋さん:元々は大手志向でコンサルや外銀などを志望して、大学2年生の頃からグループディスカッションのセミナーなどに参加していました。その中で、大手に就職したいわけではないと気づき、1年ほど医療系ベンチャー企業でインターンをすることにしました。すると、それまで文系ゆえに感じていた医療業界へのハードルが下がり「どうせなら将来性があって、社会がより良くなる仕事をしたい!」という思いが強くなったことから、就活軸を医療系ベンチャーに変更しました。プリメディカには営業職で採用されていたのですが、車の運転免許を持っておらず営業をして回ることが難しいということで、事業企画部で業務提携などのToCのマーケティングや広報を担当することになりました。その延長として、現在は「プリメディカが学生さんや社外の方にどう映るのか」という観点から採用広報としての役割も担っています。
ーー 「コンサルティング営業・採用広報」のお仕事で、どんな時にやりがいを感じますか?
安藤さん:自分の担当している医療機関様から「この検査を入れて良かった」と言っていただけた際に営業としてのやりがいを感じます。また、コンサルティング的な側面では自分で新たな企画を立案し、それをうまく実現できた時に達成感を感じます。具体例としては、入社して3年目に医療機関様と連携し、会社で初めての形式での市民講座を行いました。検査を受検される方と直接ふれあう機会はなかなかありませんので、自分にとっても刺激になりましたし、会社としても良い事例を残せたかなと思っています。
高橋さん:色々な学生の方にお会いして、人生の大きな選択である「就職」という場面でアドバイスが出来ることはとても意義のあることだと思っています。ただし、私自身が様々な職種を知り尽くしているわけではないので、そこは努力が必要だと思っています。他社の人事の方などにオフラインでお会いする機会を設けてお話を聞くことや上司が薦めてくれた本を読むこと、Wantedlyに掲載されている他社の記事を読むことなどを心がけています。
ーー 「コンサルティング営業・採用広報」のお仕事で、どのような点が楽しいですか?
安藤さん:出張が多いのは営業ならではの楽しみだと思います。営業の合間に、その土地でしか楽しめないグルメや景色を堪能して、活力に変えています。また、私のグループは新卒からの社員のみで、メンバーの成長を見守る事も楽しみの一つです。みんなやる気に溢れていますので、それぞれのアイデアを実現できるようにアドバイスやサポートを行っています。
高橋さん:裁量が大きく、やりたいことを自由にやらせてもらっている点です。特に、今の私の上司は意味があると感じたら経営陣を説得して道を拓いてくれる方たちなので、そういう環境で好きに仕事が出来ていることがとても楽しいです。その一つとして、現在はサマーインターンを企画していて、業界研究の入門編として、医療業界のMRや薬剤師、製薬会社での経験があるメンバーに体験談を語ってもらう予定です。
ーー 「コンサルティング営業・採用広報」のお仕事で、大変なことを教えてください。
安藤さん:グループで担当しているエリアが広いので、各医療機関の状況を把握することは大変です。ツールなどを駆使して一覧で状況を管理できるようにしています。メンバーに対してもその一覧を元に進捗の管理と活動計画の設定を行ってもらうことでグループの業務を効率化できるよう試行錯誤しています。
高橋さん:複数のプロジェクトを並走しつつ、中期計画をたて、そのゴールに対して、やるべきタスクを洗い出し、スケジュールを組むところが一番難しいです。もともと感覚的に生きてきた人間なので、そこは修行だと思って頑張っています。
ーー お二人のキャリアビジョンについてもお聞かせください。
安藤さん:今後は営業戦略の専任になりたいと思っています。リーダーとして広いエリアを管理していく中で、データの分析と、それに基づいた戦略立案に面白さを感じています。弊社検査が上市されてから10年を超え、その中でさまざまなデータや知見が積み重なってきました。。それらを戦略的に活用することで、より広くサービスの展開ができればと考えています。
高橋さん:弊社はまだまだ成長途中の企業なので、会社のステージや規模の変化に合わせた新卒採用や研修を行っていくこと、会社のブランディングを中心メンバーとして行っていくことを目標にしています。どちらも今の会社でないと出来ないことですし、自身のスキルアップにもとても役立つことなので機会を逃さずに挑戦したいです。将来マネジメント側になった時には、自分の部下のやりたいことが絶対に必要だと思ったら、社内での説得はしていきたいですし、私のキャラクター的には親しみやすい上司像が向いていると思うので、そういったところも目指していきたいと思っています。
ーー今回の記事は、学生さんのキャリアづくりをサポートする「CAREER VISION SUPPORT PROGRAM」の一環としてお届けするのですが、キャリアビジョンの発見に役立ったな、と思うことは何かありますか?
安藤さん:新卒でも早くから裁量をもって働かせてもらえたことがキャリアビジョンの発見に繋がったと思っています。失敗も成功も他の会社よりも速いサイクルで経験できたからこそ、自分の興味と適性を知ることができたと思っています。
高橋さん:私は学生時代の長期インターンの経験が一番大きいです。1年間のインターンの内容がとても濃くて、正直大学4年間の授業よりも色んなことを学ばせてもらったと思っています。具体的には、仕事の回し方や提出物で何が求められるのか、先方とのやり取りの仕方など基礎的なところを実践ベースで教えていただきました。特にテレアポは大の苦手でしたが、続けた結果、社会人になってから電話対応の際に困ることはなくなったので、一番感謝しています。
ーー 最後に、キャリアビジョンの発見に向けて奮闘されている学生さんに向けて、メッセージをお願いします!
安藤さん:学生という身分と時間を最大限に活用していただきたいと思っています。インターンなどの就職活動に関するイベントがたくさん用意されているのはおそらく学生の時だけだと思います。様々なイベントやインターンシップにチャレンジして、情報を吸収すると良いかと思います。また、社会人になるとまとまった時間を確保するのは難しいです。時間のかかることこそ、学生のうちに挑戦してもらえると良いかと思います。
高橋さん:色々な仕事を体験出来るのは学生のうちだけなので、興味のある業界は恐れず経験してみてほしいです。それから企業側が発信しているウォンテッドリーの記事などを「この会社の人と働きたいと思うか?」「入社後の働き方が具体的にイメージできるか?」といったことを考えながら読んでもらうと自分に合った会社を見つけやすいと思います。「会社が何を売りにしてそのコンテンツを作っているのか?」という製作者側の意図も考えると、さらに企業選びが進むので、ぜひ意識してみてください。
いかがでしたか?
他にどんなシゴトがあるか気になった方は、ぜひWantedlyのトップページから検索してみてくださいね。
次回の更新もどうぞお楽しみに!
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