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Wantedly JOB Talk!〜「ビジネス職マネージャー・UI/UXデザイナーマネージャー」編〜

今回は「JOB Talk!」の第八回目として、BASE株式会社にご協力いただき「ビジネス職マネージャー・UI/UXデザイナーマネージャー」のシゴトについてご紹介します。


【ご協力いただいた企業】

■BASE株式会社

ネットショップ作成サービス「BASE」、購入者向けショッピングサービス「Pay ID」、資金調達サービス「YELL BANK」を運営。「Payment to the People, Power to the People.」をミッションに、決済・金融を民主化し、誰もがアクセスできるプロダクトを開発。グループ企業ではBtoBのオンライン決済サービス「PAY.JP」を展開し、スタートアップ等が簡易に決済機能を導入できるAPIを提供している。

BASE株式会社の会社情報 - Wantedly
BASE株式会社の魅力を伝えるコンテンツと、住所や代表・従業員などの会社情報です。BASE株式会社をはじめとする当グループは「Payment to the People, Power to the People.」をミッションに掲げ、世界中の個人やスモールチーム、スタートアップをエンパワーメントし、すべての人々が活躍するための社会基盤を作っています。 ...
https://www.wantedly.com/companies/base


【ご協力いただいたスタッフさま】

■林田さん

大学院ではコンピュータサイエンスを専攻。大学院修了後は、米国系の経営戦略コンサルティングファームに入社。大企業の中期経営計画やブランドの事業戦略の立案などにコンサルタントとして従事。大企業のスピンオフベンチャーに出向した際には、PjM/PdMとしてB2B IoT SaaSの新規事業の立ち上げを行う。2022年にBASE株式会社に入社し、経営戦略室立ち上げの初期メンバーとして参画。現在はCOO直下で中長期のBASE事業戦略や事業計画の実現に向けた成長戦略等の策定をする責任者を務める。

■小山さん

美術大学を卒業後、WEB制作会社に入社。その後、オリジナルTシャツ作成サービスを提供する2社目のスタートアップに1人目のデザイナーとして入社し、サービスのデザインを全般的に担う。2018年、BASE株式会社にUI/UXデザイナーとして入社し、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」の新機能開発や次世代管理画面プロジェクト、デザインガイドラインの作成に従事。現在はBASE事業のプロダクトデザインチームのマネジメントを担当。



ーー 「ビジネス職マネージャー・UI/UXデザイナーマネージャー」のお仕事内容をそれぞれ教えてください。

林田さん:現在はBASE事業の責任者でもあるCOOの山村とネットショップ作成サービス「BASE」の中長期の事業戦略や事業計画の実現に向けたあらゆる成長戦略等の策定をする責任者を務めています。具体的にはBASE事業のプロダクトの責任者やマーケティングの責任者などと協働しながら、短期と中長期の両面から事業戦略や事業計画、費用コストや人員計画の策定をするほか、計画の達成に向けてのモニタリングなど各種主要会議体におけるレポーティングも行っています。

小山さん:私はデザインマネージャーとして、BASE事業のプロダクトデザインチームのマネジメントを担当しています。プロダクトデザインチームに所属しているUI/UXデザイナーの業務管理やチームの中長期的な成長を見据えた取り組みの改善、採用活動を行うほか、プロダクト自体のユーザー体験の品質を管理するためにデザイン設計のレビューも担当しています。


ーー 「ビジネス職マネージャー・UI/UXデザイナーマネージャー」のお仕事で、どんな時にやりがいを感じますか?

林田さん:プロダクトや各種施策のユーザーや市場のリアクションがすぐにはね返ってくるところです。「BASE」は220万を超えるショップ様にご利用いただいており、インターネットプロダクトとして、何かアップデートしたら、すぐに色んな記事に取り上げていただいたり、ユーザーの皆様のリアクションをいただけたりするので、魅力的だと感じます。また、経営戦略室に在籍していたときに掲げた中長期の目標の実現にも一歩ずつ近づいてるなど、ロングタームの目標に向かって先の未来を信じて事業を進められていることにもやりがいを感じています。

小山さん:私が一番のやりがいを感じるのはマネージャーになったからこそ、プレイヤー時代とは違う関わり方でプロダクトを作っている実感を持つことができることかなと思います。マネージャーは事業や組織が「これから何を目指して、どう進んでいくのか」を決める役割を担っていて、そういった意思決定はすべてプロダクトの成長に直結しています。こういった関わり方でプロダクトの成長実感を得ることができるのはマネージャーならではかなと思います。


ーー 「ビジネス職マネージャー・UI/UXデザイナーマネージャー」のお仕事で、どのような点が楽しいですか?

林田さん:チームで盛んに議論してアウトプットを出し、それがユーザーの皆様に届くことや、事業の成長に繋がった瞬間はとても楽しいです。それから、社内にはメンバー自身が自分たちでオーナーシップを持ち、自分たちも成長するという雰囲気があるため、統括マネージャーとして各メンバーが成長を遂げた瞬間を見られることが多く、その点もやりがいです。

小山さん:プロダクトやデザインの話をメンバーたちと話すことが楽しいです。例えばプロジェクトのデザインについてレビューなどで具体的な実現に向けての話をしたり、チーム会や1on1などで今後やってみたいことやこういうことができたらいいよねっていうアイディアレベルの話をメンバーとはよくしています。そういったデザインやアイディアが実際にユーザーに届いて機能をたくさん使ってくれたり喜んでくれている声を聞くと自分がデザインしていなくても嬉しくなりますね。


ーー 「ビジネス職マネージャー・UI/UXデザイナーマネージャー」のお仕事で、大変なことを教えてください。

林田さん:年齢や性別、バックグラウンドや事業の職種も異なる多様なメンバーがいることが弊社の強みではある一方で、多様であるからこそ価値観や情報の捉え方が異なることもあります。対話は組織や事業が成長するために必要なアクションだと思っているので、意識して行うようにしています。

小山さん:マネージャーあるあるかもしれませんが、マルチタスクになりがちなところは大変だと感じることはありますね。マネージャーは仕事の幅も広く、他部署からの相談事で急な仕事が増えることもあります。自分のやるべきタスクを整理して、管理することの重要性を日々感じています。


ーー お二人のキャリアビジョンについてもお聞かせください。

林田さん:「生まれる場所や環境など自分では選べない先天的な要素もある中で、後天的に努力を積み上げる事で実現できることもある」ことをキャリアの中で体現していくことがテーマです。その中で今は、世界中のユーザーに価値を届ける素晴らしいインターネットプロダクトが他国からどんどん登場している中で、「地域を問わず世界中にインパクトを与えることができる日本発のインターネットプロダクトの創出」に貢献したい想いがあり、「BASE」もその一つになれるはずだと信じています。そのために、自分自身はビジネス・クリエイティブ・テクノロジーの3領域のプロフェッショナルと協同できる越境人材を目指しながら、最終的にはインターネットプロダクトの成長に必要とされる人材になり続けることがキャリアビジョンです。

小山さん:私の場合は「自分がこうなりたい」というビジョンよりは「このプロダクトや組織をどう良くしていきたいか」みたいな気持ちが先にあって、「実現するためには自分がどうなっていないといけないのか」と逆算的に考えています。例えば、プロダクトは「今」だけを見ながら、デザインを作っていくと、あっという間にそのデザインが古臭くなってしまったり、新しく増えていく機能に対応できなくなってしまったりするので、未来も見据えながらユーザーを支え続けられるプロダクトを作っていけるデザイン組織を作っていきたいですし、自分自身もそういうデザイナーでありたいと思っています。


今回の記事は、学生さんのキャリアづくりをサポートする「CAREER VISION SUPPORT PROGRAM」の一環としてお届けするのですが、キャリアビジョンの発見に役立ったな、と思うことは何かありますか?

林田さん:実は大学院に進学するタイミングでキャリアの10年プランを立てていて「インターネットやテクノロジーとビジネスの架け橋となれる人材になりたい」という目標を掲げていました。先天的な能力や環境には必ずしも恵まれていなかったとしても、確固たる目標を掲げて、その目標に向かって迷いなく行動を積み重ねることで目標に近づけると信じてこれまで歩んできました。その結果、色んなご縁にも恵まれ、当時思い描いていたものをはるかに超えるフェーズに今来ることができたと感じており、目先だけではなくロングタームで自身がキャリアの中で成し遂げたいことを考える時間をもつことは、とても役に立ったと感じています。

小山さん:正直学生時代には数年後のキャリアについてあまり深く考えておらず、その時々で自分が興味があるものや共感できるものを選びながら進んできたなと思っています。社会人になってから「自分が興味がある仕事をより広げていくためには、どういった会社に行ったらいいのか」を考えて、自分が興味があることを軸にどんどんキャリアを切り開いてきた感覚があります。


ーー 最後に、キャリアビジョンの発見に向けて奮闘されている学生さんに向けて、メッセージをお願いします!

林田さん:生成AIなどをはじめ、情報流通やテクノロジーの民主化が劇的に進む中で、どこにでもありふれているものよりは、各人特有の成し遂げたい想いや世界観の固有性が大事になってくると思っています。周りの情報に過度に振り回されず、自分自身の直感や感性から自然と湧き出るものに真っ向から向き合って、「自分が中長期的に成し遂げたいこと」に向けて全力で取り組んでいくことが結果としてキャリアの発見に繋がると思っているので、限りある学生生活を有意義に過ごしてほしいなと思います。

小山さん:「自分の中でイメージが描けていない」「何か漠然としたものはあるけど、言語化がまだできていない」人は、いろんな人の話を聞いたり、本を読んだりする中で、一番自分が共感できるものを見つけることがキャリアのヒントに繋がると思います。あとは、キャリアビジョンは実際に社会で働きながら色んな経験をしていくと、どんどん変わっていくものだと私自身も思っているので、いきなり正解を見つけようとしなくても、まずは自分が自分らしく楽しんで働ける場所を探してみてほしいです。


いかがでしたか?
他にどんなシゴトがあるか気になった方は、ぜひWantedlyのトップページから検索してみてくださいね。

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次回の更新もどうぞお楽しみに!

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