今回は「JOB Talk!」の第二回目として、株式会社TAMにご協力いただき「SNSディレクター」、「webディレクター」のシゴトについてご紹介します。
【ご協力いただいた企業】
■株式会社TAM
TAMは、Webサイトやアプリ、SNSなどを通じて、大手クライアントのデジタルマーケティングを支援するクリエイティブ&テクノロジーの会社です。受託制作の会社ですが、お客さんと対話をしながら「何を、どう作るか?目的は?」というところから共創していくパートナー型のエージェンシーです。
【ご協力いただいたスタッフさま】
■金城あやかさん
大学卒業後、TAMへ新卒入社。入社後は、運用型広告・SNSマーケティングのコンサルティングを主な手段としてクライアントを支援するチームに所属。
■引野文也さん
大学卒業後、TAMへ新卒入社。入社後は、EC戦略/構築をメインの手段にクライアントを支援するチームに所属。一貫して、WEB周り(ECメイン)のマーケティングやクリエイティブ支援を担当。
最適なプランを考案、実行しながら、クライアントの本質的な課題を解決
ーー どうぞよろしくお願いします!まずはじめに、お仕事内容について教えていただきたいと思います。金城さんは「SNSディレクター」のお仕事をされているとうかがったのですが、具体的にどのようなことをされているのでしょうか?
金城さん:今は、キッチンウェア業界やファッション業界、化粧品業界のクライアントに対してSNSのコンサルティングを担当しています。お客様が抱えている課題を解決できるように、その時々で変化するSNSのトレンドも踏まえながら、最適なプランをご提案、実行しています。
ーー なぜこのお仕事を選ばれたのでしょうか?
金城さん:デジタルに可能性があると考えていたからです。あと、大学では経営学を学んでいて、マーケティングにも興味がありました。その2点から、Webマーケティングの会社をWantedlyで探していたところ、TAMを見つけました。当時は、新卒採用の枠はなかったと思うのですが、カジュアル面談をした際に、新卒採用の募集はしていないのか、と聞いたことをきっかけに、ご縁をいただき、今に至ります。
ーー なるほど…!ちなみにSNSディレクターのお仕事の魅力はどのような点にあると思いますか?
金城さん:わたしは新しい発見をすることが好きなのですが、人間の行動心理に敏感になれることでしょうか。SNSは、たとえば「この商品を売ります!」といった形で、ストレートに情報を発信してもその商品は、ほとんど売れません。その一歩手前の段階を分析してみて、ターゲットとなる人たちが興味を持つことを考えながら、投稿コンテンツを考えます。実際に、一生懸命考えた投稿がハマって、効果がでた時は楽しいです。楽しく妄想をしながら、何か仕掛けを作るのが好きな人には向いているお仕事だと思います。
ーー ありがとうございます!続いて引野さんのお仕事についてもお話をうかがいたいと思います。引野さんは、Webディレクターとしてご活躍されているとのことですが、普段どのようなことをされているのでしょうか?
引野さん:主にEC周辺を中心とした戦略・UXプランニングを行っています。あとは、最近はチームリーダーを担当していて、メンバーのマネジメントや、アカウント全体の管理も担当しています。
ーー もともとWebディレクターのお仕事に興味があったのでしょうか?
引野さん:7割くらいはありましたね。僕は、学生の頃に居酒屋でアルバイトをしていたのですが、ひょんなことから居酒屋でECをはじめることになって、僕が運営を担当しました。そのときに、ECって楽しいな、と思って、将来はEC関連の仕事をやってみたいと考えるようになりました。
ーー Webディレクターのお仕事でのやりがいはどんなところにありますか?
引野さん:主にTAMでの話になってしまうのですが、裁量を持ちながら何でも挑戦をさせてもらえることですかね。たとえば、クライアントから「ECサイトをつくりたい」という要望をいただいたとして、当然ですがその裏側には「売上をあげたい」という本質的な課題が隠れています。そうした時に、その本質的な課題を解決するためには、お客様からいただいているリクエスト以外のことを実行したほうが有効であることがあります。そのような時に、お客様にご満足いただくために、自分が担当している領域以外のことでも提案ができたり、挑戦をさせてもらえます。お客様のためになるなら、どんなことでも挑戦してみよう、といった雰囲気が社内には結構あると感じています。
ーー Webディレクターのおすすめポイントをあげるとしたらどんなものがありますか?
引野さん:EC領域では特にですが、成果が数字にしっかりでるところです。それから、影響を与えられる範囲が広いことでしょうか。
学生時代の経験がキャリアビジョンの発見につながった
ーー 今回の記事は、学生さんのキャリアづくりをサポートする「CAREER VISION SUPPORT PROGRAM」の一環としてお届けするのですが、お二人の「キャリアビジョン」はどのようなものでしょうか?
金城さん:私は沖縄出身ということもあり、県外進出を検討していたり、インバウンド向けに製品やサービスを提供している沖縄の企業のために何かできたらいいなと思っています。コロナを経て、沖縄県が観光業で勝負していくのは、いつか限界がくると思っていて、観光業以外で成立するようになってほしいというのが、そう考えている背景です。
引野さん:個人、組織ともに大きくすることです。個人が与えうる影響範囲は限られていると思っています。なので、組織に所属しながら、影響範囲を広げていき、大きな成果を出せるようになりたいと考えています。
ーー キャリアビジョンの発見に役立ったな、と思うことは何かありますか?
金城さん:そうですね…。もともと自分の中でふんわりとキャリアビジョンのようなものはあったのですが、本を読んでみたり、あとは大学の授業で沖縄県内でビジネスを立ち上げた経営者の方のお話を聞く機会があり、それも参考になったと感じています。
引野さん:難しいですが、とにかくいろいろなことにアンテナを貼りながら経験してみることでしょうか?あまり深く考えすぎず、ある程度成り行きに任せながら、気になったことは積極的にチャレンジしたほうが良いと思います。
ーー ありがとうございます!最後に、キャリアビジョンの発見に向けて奮闘されている学生さんに向けて、メッセージをお願いします!
金城さん:会社に入ることだけを考えるのではなく「入社後にどうなりたいのか」という目標も併せて考えられると、キャリアビジョンを見つけやすくなるのでは?と思うのと、あとは入社後にも、高いモチベーションを持ちながら働ける気がします。社会人になると時間がないので、比較的時間がある学生のうちに、考えられると良いと思います!あと、わたしは学生の頃からWantedlyを活用していたのですが、自分が何をしたいのかをプロフィールで表現できると良いですね。たとえば、クリエイティブな仕事をしたい人は、自分で撮影した写真をトップ画像に使ってみるとか、営業に興味がある人は、プロフィール写真を少しカッチリしたものにしてみるなどです。最後に、とりあえず気になる募集があったら、とにかく「話を聞きに行きたい」ボタンを押して、いろんな企業の方とお話してみることをオススメします。
引野さん:程よくがんばってください!僕もWantedlyを活用していて、今は企業側の立場として活用しています。その際に、プロフィールで個人を表現できている人は惹かれるので、ぜひ個性を爆発させてほしいと思います。
いかがでしたか?
他にどんなシゴトがあるか気になった方は、ぜひWantedlyのトップページから検索してみてくださいね。
次回の更新もどうぞお楽しみに!
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