- リモート/フレックスタイム
- プロジェクトマネージャー
- 経験ゼロ◎コンサル/SNS広報
- Other occupations (35)
- Development
- Business
- Other
こんにちは!株式会社ワクトの採用担当です。
本日は、フリーランスを経てワクトに入社したエンジニアの平井さんにインタビューをしてまいりました。
・ワクトを選んだ決め手
・エンジニアとして、仕事で大切にしているスタンス
・社会人1年目のエンジニアに伝えたいこと
・ワクトのカルチャーの特徴や魅力
についてお話ししてまいりますので、新卒や若手の育成に興味のある方や横のつながりが強い会社で働きたい方はぜひ最後までご覧ください。
“笑顔”と“技術力”の両方を感じた面談が、ワクト入社の決め手
自己紹介をお願いいたします。
平井と申します。2024年1月にワクトに入社しました。
情報系の大学を卒業後にシステム会社にSEとして就職。フリーランスを経て、SES会社で金融系の現場の運用保守を担当していました。
ワクトに入社されたきっかけを教えてください。
もともと、副業でITの仕事をしたかったんです。当時は運用監視の現場にいて昼間に空き時間があったので、Wantedlyで転職企業を探し、50社くらい面談を受けました。
ただ、IT企業で副業を認めているところって、ほとんどないんですよね。そんな中でワクトは、副業OKなうえに上場企業を親会社に持つIT企業で、自社サービスもあれば受託開発やSESも手がけている。それで興味を持ったんです。
最終的にワクトを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
面談で実際にお会いしたときの雰囲気ですね。楽しそうに仕事をしている方が多く、「笑顔の方が多い会社だな」という印象でした。実際、面談中もすごく笑った記憶があります。
しかも、ただ雰囲気がいいだけじゃなくて、技術への理解もしっかりあるなと。特に、執行役員の小原さんが印象的で、「技術のことをちゃんとわかった方が上層部にいる会社なら安心だな」と思って、入社を決めました。
好きではなかった“上流”が、今は一番おもしろい
現在はどんな業務を担当されていますか?
今は、採用管理システムやWebアプリの開発を担当しています。使用しているのはPHPのフレームワークで、VMwareやSQLなどを扱う場面もあります。
大きなパッケージシステムがあって、そこから派生する案件がいくつも走っているような構成。チームはマネージャー、リーダー、開発メンバーという体制になっています。
最近は、メンバーの数も増えてきて、BP(ビジネスパートナー)さんのフォローだったり、仕事の割り振りを調整したりと、チーム全体を見ながら動いています。
自分が頑張ればなんとかなるフェーズから、チームとしてどう動くかを考えるフェーズに入ってきて、難しさもありますが、それもまた成長だなと感じています。
仕事をする中で、どんな時におもしろさを感じますか?
未知のものに触れるのが、もともと好きなんです。今の現場で「チームで動く」ことが自分にとっては新しい体験で、すごく楽しいですね。
最近は、リーダーとして支えになれることにやりがいを感じています。同時に、チームの中で自分以外の人を育てていく仕組みづくりにも力を入れています。
たとえば、最初の1人目を教えるときは手探りだったものが、その経験で蓄積したナレッジをベースに、2人目3人目と教えるたびに自分のやり方がどんどん洗練されていく。その過程が、すごくおもしろいですね。
チームを推進する立場になったことについて、どう感じていますか?
正直に言うと、もともとは技術を突き詰めていたいタイプで、管理とか上流ってあまり好きじゃなかったんです。
でも、フリーランスとして働いた経験が大きかったですね。経営者の方と直接やりとりする中で、「こう動けば報酬が上がる」とか「自分の価値がこう変わる」といったことを肌で感じて、技術以外の「人」にも目が向くようになったんです。
そして気づいたのが、「人」にまつわる仕事も、実は“技術と同じ”ということ。課題を見つけて、バグを直して、より良い形に仕上げていく――。その積み重ねです。
だから今は、仕組みを作ってチームがうまく回るように整えていく過程そのものが、すごく楽しい。「これだけ面白くて、お金まで稼げるなら、もっとやりたい」っていう野心も込めて(笑)、仕組み化に取り組んでいます。
技術は前提。その先で“選ばれる”ために大切なこと
エンジニアとして、仕事で大切にしているスタンスはありますか?
「お金を払う人の気持ちがすべて」ということです。
もちろん、エンジニアなので技術は大事。でも、それって飲食店でいえば「料理が作れる」のと同じで、できて当たり前のことですよね。じゃあ、どんな飲食店にまた行きたくなるかというと、味だけじゃなくて、店員さんが自分の気持ちをわかってくれるとか、ちょっとした気遣いがあるとか。それが「また来たいな」って気持ちにつながると思うんです。
SESも同じで、技術があるのは前提。その上で、たとえば些細なことでもお客様にお礼を伝えるとか、トラブルがあればすぐに謝って動くとか、日々のやりとりの中で信頼を積み重ねていく。実は、売上や評価につながるのは、そういうことだろうと思っています。
実際、そういったスタンスが結果につながった経験はありますか?
たとえば、お客様から「次もワクトさんでお願いしたい」と指名いただいたり、私の裁量で新しいメンバーを現場にアサインできるようになったりと、結果が売上という形で返ってきているのを実感しています。
私個人で言うと、社内で県外イベントの参加メンバーを選抜する機会があったんですが、本来は「入社1年以上」が参加条件だったところ、私は入社半年で選んでもらえました。なぜかというと、その選抜を決める方の気持ちに立って動いてきたからです。
その結果として、入社して1年足らずでリーダーも任されるようになり、「このやり方でよかったんだ」と、自信にもつながっています。
育成にも力を入れている平井さんですが、何か意識していることはありますか?
私自身、フリーランス時代にいろんな人に叱られて、鍛えられてきたんですよね。「技術以前に、自分は社会人として欠けているな…」と痛感し、「1年目からこうしておけばよかった」という後悔があります。
だから今、自分が誰かを教える立場になり、まず伝えたいのは“社会人としての土台”なんです。技術よりも前に大事なことがある。それをしっかり伝えていきたいと思っています。
実際、私の現場に入った1年目の海外出身メンバーで、能力は高いものの、当初はいわゆる尖っているタイプの方がいました。このままだと周囲との軋轢が生まれそうだなと感じて、1年間しっかり向き合ってきました。今ではもう、技術面でもコミュニケーション面でも安心して任せられる存在です。
正直、私が社会人3年目でようやくたどり着いたレベルに、彼は1年目で到達している印象ですね。
技術に集中したい1年目のエンジニアに、社会人の基本から学んでもらうのは難易度高そうです…
気をつけなければいけないのは、アバウトな表現で済ませないということです。なぜ社会人としての基礎が大事なのか、理由や背景をしっかり説明して、納得してもらうことが大切です。
すぐに納得してもらえなくても、「技術に集中したい」という思いを尊重しながら進めて、どこかで壁にぶつかったときに改めて伝えればいいんです。大切なのは、その理由をちゃんと説明すること。意外と、それをやっている人って少ないのかもしれません。
なぜ“ワクトのために頑張りたい”と思えるのか——その空気はトップがつくる
ワクトのカルチャーについて、どんな特徴を感じていますか?
他の会社と比べても、ワクトは横のつながりがすごく強い会社だと思いますね。
実は私、人の名前を覚えるのが得意ではなくて(笑)、自分から積極的に関わりに行くタイプでもないんです。それでも、ワクトに入ってわずか1年半で、約70名いるメンバーの顔と名前が自然と一致するようになりました。
月に1回の帰社日や、社内SNSのような「日報」ツールの存在もそうですが、横のつながりが生まれやすいカルチャーがあるからだと思います。
―帰社日や社内SNSがあっても、横のつながりが希薄な会社もある中、ワクトはなぜ“成功”しているのでしょうか?
経営層の存在が大きいと思いますね。
たとえば帰社日の飲み会で、普通に社長が隣に座ってたりするんですよ。懇親会にも、必ず経営層の誰かが顔を出してくれるし、チーム単位の集まりにも参加してくれる。
上下ではなく、横のつながりを感じられる環境を、経営層自ら作ってくれている。そういう姿勢が、社内全体にすごくいい影響を与えていて、結果的に“つながりやすい空気”ができてるんだと思います。
個人的に、取締役の星山聡史さんの動きがすごい!と思っています。
星山さんのどんなところが「すごい!」のですか?
星山さんって、何か発表の機会があるたびに、「うちの会社って、こういうところが本当にいいんですよ」と言葉にして伝えてくれるんです。それも、ちゃんと理由を添えて。それを聞くたびに、社員も「そうだな」「いい会社だな」と思えてくる。その空気が、全体に広がっている気がします。
また、年末になると、星山さんがチャットを送ってくれたりもするんです。ああいう気配りとか、距離感の近さがあるからこそ、「この会社が好きだな」って自然に思えるんですよね。
正直、普段の私ならこのインタビューも辞退していると思うんですけど(笑)、「ワクトのためになるなら」と思ってお話しさせてもらっています。
平井さん自身は、ワクトのどんなところに魅力を感じていますか?
個人的にすごくありがたいのは、副業ができることです。上場企業って副業NGのところも多い中で、ワクトはそこをしっかり認めてくれている。これは大きいですね。
たとえば、「会社にアサインされた現場がよくなかったからキャリアアップできない」みたいな言い訳って、ありがちじゃないですか。でも副業OKで、自分で挑戦できる環境があると、その言い訳って成立しないんですよね。やりたければ自分でやればいい。それだけの自由と裁量があるのは、すごく魅力的です。
もう一つ魅力的なのが、圧倒的に“褒める方が多い”ということ。褒める方がいて、それを真似て自分も褒めようって思う方が多いんだと思います。こんな環境なら、どんな方が入ってきても“いい人”として育っていけるなと感じますね。
営業との関係性については、どう感じていますか?
ワクトの営業って、正直レベルが違いますね。
たとえば帰社日が毎回楽しいのって、営業の方たちの細やかな気配りがあるからなんです。私が入社したばかりの頃、グループワークで営業の師岡さんと同じチームになったんですが、椅子がひとつ足りなくて。そのとき師岡さんが「取ってきます」ってすぐに動いてくれたんです。些細なことかもしれませんが、こういう気遣いができる方って、本当に信頼できると思います。
普段の業務でも、「こういう方たちが担当してくれるなら任せられるな」って安心感があるし、売上にも大きく貢献しているんじゃないかなと。
SESって、営業とエンジニアが対立しがちな構造があると思うんです。でも、ワクトではそういう溝を埋めてくれる人たちがちゃんといて、特に帰社日はその関係性をリセットしたり、再構築できる場になっている気がします。
起業を見据えて。チームや現場を支える、今この場所での挑戦
平井さんのキャリアビジョンを教えてください。
将来的には起業したいと思っています。ただ、いきなり会社を立ち上げるというより、まずは起業を支援できるようなITコンサルタントになるのが、自分にとっての最短ルートだと考えています。
というのも、フリーランス時代にたくさんの経営者の方々と関わる中で、仕事をつくることの難しさや不安、孤独感をリアルに見てきたんです。だからこそ、自分のITスキルを生かして、そういう方たちの力になりたいと思っています。
今いるワクトという会社でも、私は経営者ではないけれど、チームや現場を支える立場として、できることはたくさんある。まずは、今この場所でしっかりやる。そんな気持ちで日々働いています。
メンバーや周りの方々への想いがあれば、教えてください。
親目線みたいですが(笑)、シンプルに、みんなが楽しく働いて、楽しく生きてくれたらいいなと。「会社のために頑張ろう」って思えるような空気をつくりたいし、自分もそうありたいと思っています。
ワクトにはエンジニアがたくさんいますが、普段はみんなそれぞれ別の現場で働いています。「いつかみんなで同じ現場で働けたらいいな」「そんな日が来たら、きっと楽しいだろうな」なんて思ってますね。
最後に、どんな人と一緒に働いていきたいと思いますか?
相手の気持ちに配慮しながら、ちゃんと“言い合える人”ですね。
いいことだけではなく、ときには耳の痛いことを伝える場面もあります。だけどそのときに、どれだけ相手の気持ちを思いやれるかがすごく大事で。
それって、仕事に限らず、人生の根っこにある価値観じゃないかなと感じています。
そういう関係性のなかで、一緒に働ける仲間がいるって、すごく幸せなことです。だからこそ、これからも、そういう方たちと仕事したいですね。
ーありがとうございました!