開発経験者のさらなる挑戦 | 株式会社Vitalize
こんにちは!採用担当の松本です。(以下、松)今回は、2年前にMBA取得への挑戦についてインタビューに答えてくれた安食さん(以下、安)が無事に中央大学 大学院を卒業したということで、改めてお話を聞...
https://www.wantedly.com/companies/vitalize/post_articles/897973
こんにちは!Vitalize札幌支社長の安食です。
光陰矢の如し。
あっという間に、2025年11月11日で札幌支社は設立1周年を迎えました!
支社メンバーも、設立当初は7名でしたが、地元北海道でのエンジニアや、のちほど紹介するライブハウス事業のスタッフの採用を経て、現在は12名となりました。
そして、なんと言っても札幌支社最大の特徴である「ライブハウス」をオープンすることができました!(拍手!!!)
「え、IT企業がライブハウスってどういうこと・・・?」
ほとんどの方がそう思いますよね(笑)
そんな摩訶不思議なIT企業【Vitalize札幌支社】の1年間の軌跡を紹介したいと思います。
これから綴る内容は、Vitalizeのメイン事業であるIT事業を平日朝から晩まで行ったうえでの、札幌支社の物語です。
1. いざ北の大地へ
2. 「IT×音楽」での地方創生
3. こけら落としライブ
4. その後のイベント
5. そして2年目へ
遡ること約1年前。
2024年10月頃、先発隊として、安食と、東京本社から札幌支社への異動を志願してくれた入社3年目のエンジニア、福田拓郎(以下:福ちゃん)の2人で札幌へ上陸しました。
オフィスとなる物件の鍵の引き渡しを済ませ、いざ現地へ!
デカいよ〜・・・デカすぎるよ。。(笑)
札幌支社はビル一棟まるごとオフィスなのです。
なぜこんなに大きなビルなのかは、のちほど説明しますね!
そんな大きなビルに、安食と福ちゃんの2人だけ。
しかも、机も椅子もまだない状態なので・・・
こうなるわけですね(笑)
ちなみにダンボールは隣のスーパーからいただきました。
ここから11月にかけて続々とメンバーが集まり、晴れて2024年11月11日に札幌支社を開設することができました!
Vitalizeでは、拠点ごとにさまざまな事業を展開しています。
たとえば、千葉支社では農業事業や不動産活用事業、小海支社では養殖事業など、ITに限らず地域に根ざした取り組みを進めています。
札幌支社では、安食がエンジニアになる前に札幌のライブハウスで12年間勤めた経験を活かし、「IT×音楽」による地方創生を目指して、ライブハウスをオープンすることになりました。
「どういうライブハウスにしたら、今の札幌、そして全国にインパクトを与えられるか?」
そんなことをMBA取得の過程で研究してきました。
少し話すと、「ライブハウス」という場所に対して、次のようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
実際、そのようなライブハウスはたくさんあり、昔はある意味それが文化として定着していました。
しかし、時代が変わり、そうした文化が少しずつ受け入れられにくくなってきたと感じています。
自分自身がお客さんだったら行きたくないので・・・(笑)
そうした時代の流れに加え、私たちVitalizeが運営するからこそできる形で、まだまだアナログな部分が多いライブハウス業界にITの力を取り入れ、利便性を高めながら、地域に根ざした“みんなが利用しやすいライブハウス”をつくりたいと考えました。
せっかくなら、テナントの一部をIT事業のオフィスにし、札幌支社そのものをライブハウスにしたいという想いから、物件に求めた条件は次の通りです。
ちなみに、MBA取得過程で計画した建物の構成はこんな感じです。
「こんな都合のいい物件あるわけない、建てるしかない」と正直思っていたのですが、なんとビル一棟をまるごと貸し出している奇跡の物件と巡り合うことができ、現在の場所に決めました。
そして、ライブハウスのオープンを2025年5月とし、2025年1月から計画をスタートさせました!
ROAD TO LIVE HOUSE!!
ライブハウスの工事は基本的に業者さんにお願いしつつも、可能な範囲は支社メンバーがDIYで仕上げていきました。
福ちゃんが大学時代に建築を学んでいたこともあり、設計図の作成などを担当してくれていたおかげで、かなりスムーズに進みました。
もちろん、ライブハウスのHPも副支社長の峰江竜輔を中心に、技術構成を「Go言語+Vue 3」として自分たちで開発しました。
おそらくこの技術でライブハウスのHPを作っているところは、他にないと思います!
安食も全国のさまざまなライブハウスの図面を参考に、最終的な収容人数を踏まえながらステージの高さや広さを検討。
業者さんとも相談を重ね、毎日ライブハウスに向き合う日々が続きました。
また、ライブハウスの受付やドリンク提供などといった運営も札幌支社メンバーが担当するため、全員で業務のキャッチアップを行い、オープンに向けて一丸となって準備を進めました。
そしてライブハウスの店名は「SPIRITUAL LOUNGE」に決定!
これは設立時のブログでも触れましたが、コロナ禍を機に閉店してしまった安食がかつて働いていたライブハウスの復活という形でスタートすることになりました。
この発表には、札幌のみならず全国から大きな反響が寄せられました。
みんなが待ち望んでいた「SPIRITUAL LOUNGEの復活」を、札幌支社メンバーが実現させたのです。
2025年5月31日、ついにオープンの日を迎えることができました!
こけら落としを飾ってくれたのは、アニメ『進撃の巨人』の主題歌を担当した「cinema staff」と、アニメ『東京喰種トーキョーグール:re』の主題歌を担当した「österreich」の2組。
安食が無類のアニメ好きだから・・・というわけではなく(もちろん好きだけど)、どちらも安食の友人で、この計画をずっと応援してくれていたバンドです。
特に両バンドでベースを担当している三島想平は20歳ぐらいからの友人で、一番応援してくれていたため、この2組にこけら落としをお願いしました。
チケットは発売と同時に即完売。
当日券を求める列もできるほどの大反響!
そして、この日は札幌支社メンバー全員で運営を行いました。
入場整列、チケットのもぎり、ドリンク提供、会場内警備、普段はITエンジニアとして働いてるメンバーにとっては初めて経験することばかりです。
12年間ライブハウスで働いてきた安食から見ても「ちゃんとできてる!!」と感心する内容でした。
普段エンジニアとして責任感を持って仕事をしているからこそ、この現場でも安心して任せられるのだと改めて実感。
Vitalizeメンバーってすごい!
メンバーのおかげでイベントは無事終了し、新生SPIRITUAL LOUNGE、そしてVitalize札幌支社にとって大きな一歩となりました。
こけら落とし公演を皮切りに、全国から多くのアーティストが出演してくれました。
(※一部抜粋)
もともとSPIRITUAL LOUNGEに出演してくれていたアーティストはもちろん、「浪漫革命」は福ちゃんの中高の同級生、「挫・人間」はVitalize役員の田中隆治さんが昔バンド活動をしていた頃の友人など、Vitalizeならではの繋がりによる公演もありました。
また9月には、今年、東京ガーデンシアター(収容人数約8,000人)で公演を行った全国的に有名なGalileo Galileiの公演も実施。
Galileo Galileiとは、安食が20歳頃からの付き合いで、今回の公演も快く引き受けてくれました。
地元が北海道というご縁もあり、今後も一緒に面白いことに挑戦していけたらと思っています。
ライブハウス事業は来年以降も、札幌だけでなく東京や大阪など全国各地からアーティストを招き、公演を行っていく予定です。
加えて、ライブハウス運営に特化したアプリケーションの開発など、Vitalizeの強みであるITをより活かしながら、地域に根ざしたライブハウスづくりを目指していきます。
また、北海道大学が目の前にあるということもあり、ライブハウス営業のない平日はコワーキングスペースとして開放したり、学生サークルの方々にスタジオとして貸し出したりするなど、地域の学生にも気軽に利用してもらえる場所にしていきたいと考えています。
もちろんIT事業も引き続き拡大予定です!
エンジニアの採用はもちろん、ライブハウス事業のスタッフ採用も進めていく予定です。
怒涛のように駆け抜けた札幌支社の1年でしたが、まだまだ始まったばかりです。
安食の描くビジョン、そして札幌支社メンバーの挑戦を、この札幌の地からさらに広げていくために。
個々の夢に挑戦できる「夢へチャレンジできる場所」を目指し、2年目も前進し続けます。
「夢に向かって一緒に頑張りたい!」と思った方、ぜひご連絡ください。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!