Wasshoi Tohoku Group(以下、WTG)とは、「志を持つ人と人とでハッピーな未来をつくる」をグループ
パーパスに活動している株式会社Wasshoi Lab(以下、Wasshoi Lab)を中心としたグループ会社です。
WTGでは四半期に一度、Wasshoi Tohoku Group Conference(以下、WTC)を開催し、全グループ社員が集結し、経営者からの意思・戦略の伝達やメンバー同士の対面交流を行っています。
7/11(金)に開催したWTCは、グループ会社 株式会社サイドストーリーの拠点、福島県楢葉町(ならはまち)で開催しました!
株式会社サイドストーリー(以下、サイドストーリー)は福島県楢葉町に所在を置いており、仙台に拠点があるWasshoi Labとは拠点間の距離もあり、これまで中々現地に訪れる機会もなかったため、今回多くのメンバーが待ち望んだ開催となりました!
楢葉町を舞台に、若い世代に魅力ある雇用を創出する
サイドストーリーの代表である渡邉さんが2021年に福島県楢葉町で事業を立ち上げてから、今年で6年目を迎えます。その道のりは決して平坦なものではありませんでした。
ある意味で「よそ者」であった渡邉さんが、1つの町に関わり続ける大変さ。そんな「逆風」のなかでも果敢に取組み続け、生まれた「順風」という好機を逃さず、「やると決めたらやりきる」という姿勢で結果を出すことが重要であると語ってくれました。
海岸線に位置する楢葉町は、2011年3月11日に東日本大震災が発生した際、地震・津波・原子力発電所事故に伴う放射線物質飛散による全町避難といった3つの甚大な災害により、大きく被害を受けました。
震災後、2015年から本格的な帰還が開始しましたが、帰還者数の停滞や、復興事業に関わりたいと移住してきた人々も、町の復興とともに希望する仕事に就くことができず、町から流出してしまう状況がありました。サイドストーリーでは、こういった「町内事業を担う生産人口の不足」という課題を解決するため、若い世代に魅力ある雇用を創出する、新しい人の流れをつくるまちづくりを目指し、楢葉町と一体となり、移住促進事業に取り組んでいます。
今回はそんなサイドストーリーの事業内容について、代表の渡邉さんだけでなく、メンバーの3人からも詳しく説明を聞くことができ、事業に関する理解が深まりました。
サイドストーリーの取組について、もっと良く知りたい方はこちら▼
https://note.com/sidestory_inc_
仕事もゲームも本気になっちゃう大人です!
今回のWTCでも、今年度のスローガンである「対話」が要素として盛り込まれていました。
グループCEOである齊藤さんの講話では「四魂」という性格タイプに触れ、タイプの違うペア同士で議論の分かれるテーマ(例えば、テレワークVS出社など)について対話しました。タイプの異なる両者だからこそ、「言わなくても分かるよね」という各々の常識は通じなくなります。固定観念を取り払い、どのような前提で議論するかのマインドセットを揃えた上で、お互いの話に良く耳を傾け、建設的な対話を行う作業が必要になりました。
ランチタイムはグループごとに楢葉町めぐりをしつつ、食事を取りながら各々が持ち寄ったテーマで対話をしました。この日は天気に恵まれませんでしたが、楢葉町は海沿いの町で海へのアクセスが良く、特に天神岬というスポットが有名で、宿や温泉では太平洋が一望でき、最高の景色を楽しめるそうです!(https://naraha-tenjin.net/)
▲楢葉の美味しいランチをいただいたメンバーの写真(ボリューミーでめちゃくちゃ美味しそうです)
午後は体育館でキンボールというアクティビティを行ったのですが、
皆さんは、キンボールというスポーツをご存知ですか?
"キンボールスポーツは、直径122cm・重さ1kgという巨大で軽いアドバルーンのようなボールを床に落とさないよう、チームで協力し合う競技です。"
(出典:あなぶきグループ『キンボールスポーツとは』、2025年7月15日、https://anabukids.com/about_kinball.html)
実際にプレーするまでは、和やかな雰囲気で進むようなスポーツだと思っていたのですが、そんなことはありませんでした(笑)!
支える側になる時は腰を落とし、ボールを拾う時は全力ダッシュで動き回るという、思った以上に運動量のあるスポーツでした。
また、ただ単に運動能力を競うのではなく、チーム内でうまく声がけをし合い、わずかな時間で意思決定しアクションを起こしていくことが求められます。体力が削られ頭が回らなくなるという困難な状況下において、どのようにチームメンバーと対話して戦略を立てて行くかがキーになりました!
改めて、どうしてここまでハードだったのだろう、と振り返った時に、
WTC後、インターンの学生さんが、「大人でもゲームでこんなにムキになるんですね⋯(笑)」とコメントしていたように、とにかく全員が全力だったのだと思います(笑)
仕事であっても、遊びであっても、本気で取り組む。そんな姿勢はWTGらしいなと思いました。
(ちなみに翌日は全身筋肉痛になり、まともに歩くこともできませんでした…)
今回のWTCでも、「対話」を絡めたコンテンツが盛り沢山で、普段中々関わることのできないメンバーへの理解やコミュニケーションの手法について学ぶ機会となりました。
次回はどんな場所で、どんな交流が生まれるのか、楽しみです!