みなさん、こんにちは。株式会社Wasshoi Labの伊藤です。
宮城県の丸森町(まるもりまち)に生まれ、丸森町で育ち、丸森町役場に21年勤務し、2019年に入社しました。
そんなに丸森町LOVEなら公務員のままでよかったじゃん!という声も聴こえてきそうではありますが、、
「愛ゆえに」
あの時〇〇してたらと考えるより、誰かがこれをすればいいのにと人のせいにするより、
自分でやらなきゃと扉を開けてしまったおじさんのお話です。
①「なんとなく」から始まったキャリア
大学卒業後、「公務員って良さそうだな」という程度の軽い気持ちで地方自治体に入庁しました。
強い使命感があったわけでも、明確なキャリアビジョンがあったわけでもありません。
今振り返れば、どこか受動的な選択だったと思います。
②仕事の重さが、働く姿勢を変えていった
それでも、働く中で公務員という仕事の重さと奥深さを知りました。
住民の声に向き合い、地域の課題に取り組む日々は、想像以上に責任が大きく、そしてやりがいに満ちていました。 自分の判断が誰かの生活に影響する。その実感は、働く姿勢を大きく変えてくれました。
気がつけば、私は行政の仕事に誇りを持ち、地域のために働くことに強い意味を感じるようになっていました。
③“気付かないふり”をやめた日
一方で、私の住む宮城県丸森町では人口減少が進み、「消滅可能性都市」として名前が挙がる現実から、次第に目をそらせなくなりました。
行政の立場でできることには限界があり、制度の枠を超えた変化を起こすには、誰かがリスクをとって動かなければならない。
公務員の仕事が嫌になったわけではありません。むしろ、自分の自治体が大好きだからこそ、何とかしたいという思いが強くなっていきました。
「誰かがやってくれるだろう」と他人に委ねてしまえば、それは永遠に自分事にはならない。 そう気づいたとき、私は動く決意をしました。
④初日の一時間で“おごり”が消えた
43歳での転職は、挑戦というより必然でした。 Wasshoi Tohoku Group(以下、WTG)には自分より若いメンバーが多く、21年間の行政経験を活かしてサポートできるだろうと思っていました。
しかし、その考えは初日の一時間で覆されます。
彼らは驚くほど優秀で、専門性も高く、そして何より学び続ける姿勢が圧倒的でした。
「自分が教える側」だなんて思っていたのは、ただのおごりだったと痛感しました。
むしろ、落ち込んでいる時間すらもったいないと感じるほど、彼らの姿勢は刺激的でした。
自分ももっと学び、成長し、この環境でプロフェッショナルとして力を発揮したい。
そう強く思うようになりました。
⑤多様性が、地域を変える力になる
WTGには、公務員経験者、大企業出身者、研究者など、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。
それぞれが異なる視点と専門性を持ち寄ることで、地域の課題に対してより立体的で実践的なアプローチができると感じています。 私自身も、行政と民間の両方を経験した立場として、その橋渡し役になれるのではないかと思っています。
地域に根ざしながら持続的な価値を生み出す存在として、これからも地域に貢献していきたい。そして、同じ志を持つ仲間とともに、地域の未来をつくる仕事を続けていきたいと考えています。