小西 卓也 | Konishi Takuya
株式会社ヴィジョナリー代表取締役社長 兼 プロコーチ
ストレングスファインダーの上位資質 達成欲・目標志向・学習欲・規律性・自我
これまでの10年一区切り
兵庫県出身、浜の団地から山の手を見上げて育つ。
10代は受検し、中高大の十年一貫校で学ぶ。
20代は上京し、大手総合人材サービスで経験を積む。
30代は起業し、会社の立ち上げに熱狂する。
40代は内省し、会社のヴィジョンを再構築する。
今、40代の私は何者か?
いきなりですが、「あなたは何者ですか?」と聞かれると、どうでしょうか?
よろしければ、ご自身に意識を向けて、この問いに答えてみてください。
私の答えは、経営者兼プロコーチです。
いつ、どこで、誰に聞かれても、自信を持って核心で答えられます。
あくまで主観ですが、日常で自分が何者かなどと考えることや聞かれることは少ないし、もし聞かれたとしても、自信を持って答えられないのではないでしょうか。
私は山と海に囲まれた阪神間で育ち、いつかは経営者になると志していました。
原体験では、自分の操縦する自分の船で海へ漕ぎ出したいと願っていた様にも思います。
大人になっても「やればできる」という信念はそのままに、経営者になることを決意することができました。
そして、私の決意は私にヴィジョナリーの創業を実行させました。
それからは会社を存続発展させたい一心で、時間を惜しんでは形振り構わずにやり込み続けました。
結果として、会社は大きくなりましたが、反面、多くの社員が会社を辞めていきました。
大げさかもしれませんが、自分の時間(命)を使ってヴィジョナリーで成し遂げようと決めて入社してくれたにも関わらず、どんな理由であれ人が離れていくことには心を痛めます。
その度に、「なぜ何のための会社なのか?」「本当に何がしたいのか?」と内省を繰り返しました。
私には、社員一人ひとりの将来像や価値観が尊重され、いきいきとした状態でサービスが提供され、お客様や社会の役に立っているという景色が見えています。
そのことにあらためて気付き、『働きがい』という言葉を紡ぎました。
当社のヴィジョン『働きがいある会社になる』の実現は、私が本当にやりたいことです。
『働きがい』は画一ではなく多様で、自分にしか言葉にできません。
『働きがい』を言語化するための手段を模索し、コーチングと出会いました。
手段のためのコーチングだったはずが、コーチングを習得していくにつれて「コーチの私は何者か?」と生き様を問われ、コーチングそのものが私の人生の目的になっていました。
経営者としての私が社員を尊重したいと願うこと、お客様や社会の役に立ちたいと願うこと、それは人の本質的な変化を願っていて、人は「やればできる」という信念があります。
共にやりたいを探し、やればできると励まし、やったらできたでハイタッチし、成長の喜びを分かち合いたい。
人の本質的な変化は、経営者兼プロコーチである私の生きがいです。
これからの私とヴィジョナリー
目先の『働きがいある会社』と足元の事業には乖離があります。
成長を加速しながらも課題をまとめて解決するにはどうすべきか、かなりの時間を費やして検討してきました。
そして、ヴィジョナリーは2024年1月に株式会社キャリタス グループへ参画しました。
数多くの選択肢のなかから、参画を決断した理由を攻守の期待で分けると、
攻めでは、中途領域が強い当社と進学領域・新卒領域が強いキャリタスはお互いの強みが競合せず、共通したHR領域において様々なシナジーの発揮が期待できます。
守りでは、キャリタスに対してジャフコグループ株式会社が経営を支援していますので、ノウハウを活かした管理体制の強化が期待できます。
さらには『総合HRグループとしてのIPO』を目指していますので、私たちにとって新たなチャレンジが生まれます。
自分を変え、会社を変え、会社の本質的な変化が人々のチャレンジに影響する。
ヴィジョナリー = 働きがいある会社 として人々に知ってもらい、影響力を強めたいです。
そして「私たちでもやればできた」は、人々のチャレンジのきっかけで在りたいです。