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【SOUの創業期に迫る】洋菓子を売る可能性があった私が役員として目指すSOUの未来。

SOUの前身企業からSOUの立ち上げ、急成長を支えてきた藤田常務の登場です!

現在は常務取締役として国内外の事業部門を統括する藤田さん。愉快なキャラクターを随所に出しながら、創業秘話や目指すビジョン、SOUの存在意義について深く語ってもらいました!

-簡単に入社までのご経歴を教えてください!

様々な業界を渡り歩いておりまして。
20代前半の頃、当時では背伸びした金額の時計をリユースで買ったのです。
その時は高級時計を手に入れたことが率直に嬉しくて(笑)

-なるほど!(笑)

その時に、リユース業界に興味を持ったんです。
こんな業界があるんだと。
時計を買ったという体験から、ここまで個人に喜びを与えられる業界があるんだと。

-ご自身の体験からリユース業界に興味を持たれたんですね。

はい。ただ当時はリユース業界って今ほど認知されていないので、業界に興味を持って転職サイトを見ていてもほぼ求人がない状況でしたね。

-求人情報もなかったんですね。

そうなんです。
で、「求人が無いなら直接アプローチだ」ということで求人が有る無しに関係なく、直接企業にアプローチしていました。
その中で社長3兄弟が経営していたMKSコーポレーションという「なんぼや」を運営していた会社を見つけて、直接電話をしました。

「雇ってください」と。(笑)


-アグレッシブですね!(笑)

電話の中で「それじゃ1回面接に」ということで面接をしてもらったんです。社長に。
当時、MKSコーポレーションでは別事業でカフェ事業や洋菓子事業も展開(※)していたので、「場合によっては洋菓子売ってもらう可能性もあるけど?」みたいな話しもされまして。(笑)
※2011年にリユース事業のみを継承し、別会社として株式会社SOU設立。現社長 嵜本とともに藤田もSOUへ入社。

-なんて返答されたんですか?

即答でした。
「やります!」と。

-え?(笑)

リユース部門で結果を出せば問題ないと思っていたので。(笑)
まあ結果的に今もリユース業界でずっと働けているので良しかなと。
まだわかりませんが(笑)

-面接での約束がまだ継続していると(笑)入社当時ってどんな感じだったんですか?

社員数も10名弱ほどの規模感だったので、お客様への接客はもちろんですが、横断的に様々な業務を兼任するのが当たり前という感じでした。
管理部門はもちろんなかったですし(笑)

-どベンチャーですね。

そうですね。
私と一緒だと思うんですが、将来の可能性や業界を作っている感覚、そのおもしろさを感じて頑張っている人が多かったと思います。
ただみんながむしゃらに頑張っていた時期だったなと思います。

なので、仕事していることが楽しかったですし、お客様にとって良いものはどんどん取り入れ、会社にとってプラスになることはどんどんチャレンジできる環境でしたね。もちろん今でも大切にしていることではありますが。

-今振り返ってSOUの成長理由ってなんだと思いますか?

チャレンジしたことがすぐに結果として返ってきて、成長や結果をタイムリーに感じられる環境であったことですかね。
良いも悪いもチャレンジしてみて、それがお客様や市場から直接フィードバックされると言いますか。

結果実績が上がってくると、これは求められていたんだなと実感というか体感できるというか。
そんなフェーズであり、環境であったことが要因ですかね。

-なるほど、それは大きいですね。競合企業もいらっしゃったと思いますが、どうやって戦ってこられたんですか?

新参者の僕たちが、勝てることってアイデアを形にしていくことだけだと思っていまして。

社長を含めて皆でビジョンやアイデアを出して、お客様にどうやったらリユースの価値を体験してもらえるのか?という観点で、「我々が提供できる価値」と「今までにないもの」は何かを常に考え、プランを作って、実践しての繰り返しです。

-ふむふむ。

それが結果として出てくると「これはいけるんじゃないか?」とまた盛り上がるわけです。当初は思ってもみなかった景色でしたが、上を目指して行動してきた結果が見えてきて「やれる!」という自信が高まっていきました。

-勝因はなんですか?

まだブランドリユースカテゴリーでもトップには立てていませんが、成長要因としては、他社や業界の当たり前に迎合しなかったことだと思います。
当時は競合を含めて小売りサービス(販売)からお客様と接点を持つモデルが主流だったんですが、私たちは買取専門店という形式で買取(仕入れ)に特化したことが大きな違いですね。

集客に関しても業界に先駆けてwebでの集客に着手し、自社内でデジタルマーケティング部門を立ち上げたり、販売に関しても委託商品がメインではない自社オークションを立ち上げたりと。
要は業界の誰もやらなかったことをお客様のニーズを汲み取りチャレンジした結果ではないかと思っています。

-ありがとうございます。勉強になります。藤田さんの目標ってなんですか?

まずはブランドリユースカテゴリーのリーダーとしてのポジションを獲りたいですね。
定量的な話で恐縮ですが、売上500億円を目指したいです。ブランドリユースでこの数字を実現した会社は競合を含めてどこもないので。

-なるほど。現在のマーケットをどう見られていますか?

うーん、
事業ドメインをどこに置くか?が重要だと思っています。

もっと言えば、単なるリユースから視野を広げ、事業ドメインを広く設定して新しい柱を作っていく事はもちろん大切です。
ただ「リユースの先」を見据える上で、業界トップというポジションは必ず通過しなければならないですし、注力すべきポイントだと捉えています。

-全ての土台が「リユース」なんですね。

フリマアプリのようなCtoC領域でのリユースや我々がメインとするブランドリユースはまだまだ国内外を問わず、市場の伸びしろがあると思っていますし、このリユースという土台の伸びこそが、今後のビジネス展開に大きく関わってくると考えています。

-そうですよね。その中でどのような点が、より大切になってくると思いますか?

オンラインが進化することにより、オフラインつまりリアルの価値がより高まってくると思っています。
当社の場合、なんぼやという店舗やオークション事業といった「オフライン」の強みがあり、そこでしか得られない貴重なデータを持っているからこそ、オンラインでのサービスにも活かせていると思っていますので。

-確かに、圧倒的な強みですね。

共通して言えることは、オフラインであってもオンラインでもあっても、お客様とのタッチポイントを多面的に取れるような体制にして、オンラインでは難しいリアルでのサポートをオフラインでしていきたいですね。

-御社の競合優位性ってなんですか?

入社して一貫してお答えしていますが、当社の商品は店舗スタッフ(営業)含めたコンシェルジュ(鑑定士)の存在です。
もちろん、コンシェルジュ以外の人材も大切ですよ?(強調)

お客様と対面で接点を取ることのできるコンシェルジェがお客様を知り、そこから生まれるニーズのキャッチや逆にご提案するレパートリーやアイデアが強みの源泉だと。

-なるほど、ありがとうございます。藤田さんのスタンスってどんなものなんですか?

スタンス?うーん。
良くも悪くも、イエスマンにはならず、自分の意見を持つようすることですかね?

社長含めて他の役員が考えることをただ単に惰性でやるのではなく、常に「会社としての最適解」を自分なりに考えて主張して、議論して、決まったことに全力で取り組むことは自分の中で大切にしています。ただ一方で自分の考えに固執しないで柔軟に受け入れることは常に意識しています。


-バランスと言うんでしょうか?

そうですね。バランスですね。
自分が自分がというのではなく、みんなのベストは何か?を常に考えていますね。
ここで言うみんなとは会社ということになるんでしょうが。

なので、部下にも言われますが野心がない人間だと思います。(笑)
社外=マーケットに対してはもちろんありますが、それも個人としてではないですね。

-すごいですね。

すごいことかはわかりませんが、私自身が店舗でコンシェルジュをしている時から、自分の立ち位置、できること、求められること、今後必要になることなどを常に意識し、組織の中でどう活かされるのかを考え実践してきたので、質問である「私のスタンス」とは、その時の会社や組織に必要なことを考えて、
自分ができることを全力でやりきることかなと思いますね。

-ありがとうございました。またインタビューさせてください!

ありがとうございました!

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