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自己開示を通してメンバー一人ひとりを深く知る。そのメリットとは?【シナプスアワード2022受賞者インタビュー】

2022年10月に開催された「ULURU Synapse Award 2022」では、5名の社員が「優秀なコア」として表彰されました。

今回は「ルーキー・コア賞」を受賞した笹島 渚さんのインタビューをご覧ください。

<「ULURU Synapse Award 2022」について詳しくはこちら>

純度100%のカルチャー浸透で、強い組織を目指す <第二回、ULURU Synapse Award 2022 イベントレポート> | イベント紹介
みなさん、こんにちは。うるる取締役の小林です。当社は経営目標の達成と戦略の遂行を目的に、組織のベースとなる企業カルチャーを正しく且つ強く醸成&浸透することに力を入れています。そのあるべき企業カル...
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「シナプスアワードが獲りたい!」自ら挑戦し、獲得したルーキー・コア賞

「シナプスアワード2022」のルーキー・コア賞に選ばれたのは、fondestk事業部 カスタマーリレーション課 セールスチーム長の笹島 渚(ささじま・なぎさ)さん。

<受賞理由>
今期から立ち上げているセールスチームのリーダーとして、新メンバーの育成・指導している姿が素晴らしい。
また、仕事面だけでなくコアラーのパーソナルビジョンを大切にし、それに沿って日々の仕事もフォローすることで、コアラーのやる気に火をつける姿が素晴らしいことが評価されました。

fondesk事業部のセールスチームのリーダーとして、多くのカスタマー企業やfondeskの代理販売を担うパートナー企業とやりとりをしながら、コアとしてコアラーとも向き合ってきた笹島さん。fondesk事業部内で「シナプスアワードを獲りたい!」という目標を宣言し、自薦でのルーキー・コア賞につながりました。彼女の原動力はなんだったのでしょうか?お話を伺ってきました。

<笹島 渚さんプロフィール>
2021年9月うるるに入社。新卒で人材系の総合代理店に就職、その後同じく人材系の会社に転職し、ミャンマーで現地企業のセールスマネージャーを務めた。うるるに転職してから1年でのルーキー・コア賞受賞。特技はベビーシッティングで、土日はフリーのベビーシッターとして活動。もともと自身の産後に、子どもに関わる仕事がしたいと思っていたこと、前職在籍中、人道支援のクラウドファンディングを経験したことから、「仕事とは別でお金を稼いで、自分が誰かを助けたいと思った時に寄付できるようにしたい」と感じたことをきっかけに、セールスのキャリアとは別でベビーシッターの活動も行っている。

自己開示を通して、コアとコアラーが互いに応援し合える関係に

ルーキー・コア賞受賞の知らせを聞いて、素直に感謝の気持ちを感じています。
シナプスアワードは組織に対する評価なので、もちろん一人で突っ走っていても受賞は難しいもの。
カスタマーリレーション課のメンバーがいてくれたからこそ、今回の受賞につながったと思っていますし、私一人の受賞ではなくみんなで獲った賞だと思っています。

私が今働いているfondesk事業部のセールスチームは、お客様との接点があるポイントを幅広く担当している部署。
fondeskに興味があるお客様にサービスの説明をしたり、不安点を解消したりというセールス業務がメインですが、他にもお問い合わせ対応やヘルプページの管理などを通した顧客接点の設計など、CS(カスタマーサクセス)のような役割も担っています。

他にも、fondeskの販売をサポートしてくださるいわゆる販売の代理店、パートナー企業様とのコミュニケーションや新規開拓といった業務もあります。
チームとしては正社員2名のコアラーがいるような形です。

前職でリーダーの経験があっても、うるるの「シナプス組織」「コアとコアラー」といった考え方は初めて触れるもの。
でも、私が入社した時から「シナプス組織論」が当たり前にあって、一つひとつの言葉が練られているこだわりを感じるから、すんなり受け入れることができたと思います。

例えば「心理的安全性を高める」というのは他の会社でもよく耳にする言葉かなと思うのですが、シナプス・ブックでは「心からの信頼関係構築」という言い方をしていて、なんかいいなって。
私としては言葉にあたたかさを感じるんですよね。

だからこそ、転職してきたばかりのタイミングでも、コアとして、コアラーとして役割を発揮したいと思ったし、自分から「シナプスアワード受賞を目指したいです」ということはチーム内外に伝えていました。

仕事で大事にしていることの一つが積極的に自己開示をしていくこと。
やりたいこと、目指したい姿は言葉にして伝えないと伝わらないと思っています。

同じチームのコアラーたちにも自分の考えを伝えたところ、たまたまかもしれませんが、みんなパーソナルビジョンをしっかり持っていて、周りとシェアをすることを歓迎するタイプで。
ビジョンを開示しあってお互い応援しあう取り組みをやってみたい、と伝えたところ、「面白そう!」「やってみよう!」となったので、スムーズでしたね。

具体的な取り組みとしては、夏季休暇期間のようなセールス活動が鈍化する時に、まとまって時間を取り、カスタマーリレーション課全員でワークに取り組みました。
普段やりとりをしているマーケティングチームのメンバーにも参加してもらった上で、人生のモチベーショングラフや価値観の変遷を話し合ったり、価値観ポーカーというゲーム形式で自己開示したり。

チームには新卒2年目、3年目のメンバーも入れば、私や他のメンバーのように、何社か経験した上でうるるにいるというメンバーもいます。
そういった立場の違い、価値観の違いをお互いに理解した上で、アドバイスや意見を交換することができたのがすごく良かったですね。

一度こういう機会を設けることで、その後の普段のコミュニケーションもとりやすくなりましたし、「この人にこういう仕事を作れたら良いな」という指標にも繋がったので、非常に有効な機会だったと思います。

メンバーのことをもっと知りたい。将来につながる仕事を提供したい。

こういうワークって1回きりで終わってしまうことも少なくないと思います。
だから私たちのチームでは、ワークではこれからの目指す姿をお互い話した上で、日々の1on1の時間などを使って、変化をしているか、現在の業務と目指す姿がきちんと繋がっているかを話し続けることを大切にしています。

私自身、新卒で働き始めた時に「なぜこれをやるのか」を自分自身で考えたいタイプでした。
例えばテレアポを1日200件、このリストを使ってやりなさいという指示が出た時に、このリストはどういう基準で作られたのか、どうやって私の持っている強みを活かそうか、ということが気になってしまって。今思えば面倒臭い新人だなあと思うんですけど。(笑)

もちろん「とにかくやり切る」ということも大事ですが、自分の頭で考えたいタイプにそれを押し付けても負のループに陥ってしまいます。
だからこそただ量をこなせば良い仕事を用意するというより、一人ひとりに興味があるよ、見守っているよ、あなたのことをもっと知りたいよという姿勢をしっかり出して、メンバー一人ひとりにとってチャレンジングな仕事を作り出していきたい。そのための努力は惜しみたくないと思います。

メンバーみんなと一緒に走ってきた自覚があったからこそ、授賞式でメンバーからのサプライズ動画が流れた時は、じんわり涙が出てきてしまって。
うちのチームは、わーっと盛り上がるタイプではないんですけど、淡々とこの1年間経験したこと、感じたことを話してくれたのが嬉しかったですね。

正直、授賞式の前はルーキー・コア賞が受賞できたとは思っていなくて、なんとなく「だめだったんだな…」とがっかりしていたので、授賞式で名前を呼ばれて、盾や目録をいただき、メンバーのみんなからのコメントがあって初めて、「ああ受賞できたんだ、目標を達成できたんだ」と実感できました。

fondeskの殻を破り、次のフェーズへ進めていく

fondeskは、まだ生まれて3年のサービス。
初期の立ち上げ時期で走り出しているフェーズから、現在は一定落ち着いているフェーズにいます。
そういった状況下で働いていると、中長期的にfondeskがこれからどうなっていくのかが見えず、ふんわりした感覚を持ってしまいがちです。しかし、この停滞を打破するためにはどうすればいいんだろう、ということを考え、動かすことができれば、会社人として得難い良い経験につながるのではと思っています。

1つのサービスをゼロから立ち上げて終わりではなく、第2フェーズをきちんと支えていくというところこそ難しい。fondeskは今そういった働き甲斐があります。また、うるるにはシナプス組織の考え方が浸透してきていて、組織のビジョンが明言されており、誰でも意見を言いやすい環境です。

フラットで風通しが良く、でも甘えはない。
詰める文化というわけではないけれど、誰であっても言うべきことはきちんと言うことができて、それを誰もが受け入れる土壌がある。
うるるの環境を生かしつつ、fondeskの殻を破って次のフェーズに進めることが目標です。

私自身、コアとしてもコアラーとしても、「ここまでやっておけばいい」という制限は自分自身に設けていません。ちょっと違うんじゃないかなとか、こうした方がいいんじゃないかなということは、自分の立場がコアであってもコアラーであっても、相手に伝えるようにしています。また、fondeskの中でも新設のチームのため、関係各所と調整をする機会も多々あります。そのため、fondesk組織全体の潤滑油になれるようにも心がけていきたいです。

改めて、今回の受賞は私を支えてくれた全てのコア・コアラーのみなさんがいたからこそ。とても嬉しいです!
一方で、このルーキー・コア賞が贈られたから、fondesk事業部のセールスチームは何の問題もない、良いチームだよね、ということでもなく、これから先も常に更新が必要です。この受賞は、スタートに過ぎないとも思っています。ルーキー・コア賞を獲った割には大した成果に繋がっていないね、と言われないよう、しっかり成果をあげられるチームを目指します。

この度は素敵な賞をありがとうございます!これからもよろしくお願いします。

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