ウルシステムズで働く人達のタイプを紹介します。300名以上の仲間がいるので、当然色々なキャラクターの人がいますが、大別すると4つのタイプに分かれます。それぞれかなり個性的で面白いです。独断と偏見で、紹介していきます。
「技術が大好き」タイプ
技術がとにかく好きで、ソースコードを見たり書いたりできないとストレスがたまり、禁断症状がでるような人たちです。美しいソースコードが大好きで、しばしば中毒に陥ります。
このタイプは、仕事で技術的な面白さを追求します。新しく登場した技術や難易度の高い要求がくると、燃えます!例えば、日本初の技術の検証やそれを使ったシステム設計のプロジェクトでは、非常に高いパフォーマンスを発揮します。
一方で、ほとんどソースコードに触れないようなコンサル中心の仕事では、時々寂しそうな目になることがあります。そういう場合、大抵は「皆の仕事を効率し生産性を上げる」という目標を勝手に立て、何かしらのツールを作ってプロジェクトの生産性に寄与します。Emacsやviの話をしてみて下さい。きっと小躍りするほど喜びます。ただし、3時間くらい話が止まらないことがあるので注意が必要です。
開発プロジェクトで大活躍をするのはもちろんのこと、使ったことがない技術であっても少し調べればすぐマスターします。先端技術プロジェクトでは欠かせない、頼りになるタイプです。
「論理にこだわる」タイプ
上流工程が好きで、どんな仕事でもビジネス的な視点で捉えロジックで考える人たちです。口癖は「So What?」と「Why So?」。
このタイプは何をするにしても論理性を重視します。ウルシステムズの仕事ではパワーポイントでの資料作成も多いのですが、このタイプの人に任せると、とてもわかりやすく納得感のある資料ができあがります。また、会議でも理路整然と場を仕切っていくので、開催目的からあまりずれることなく、「実のある会議」となることが多いです。業務分析などにも深い知見を持っています。お客様の要求からゼロベースでビジネスやデータモデリングを仕上げていく、その要領の良さに驚嘆します。
ただし、何気ない会話でも論理的な矛盾を許さないため、こういう人たちと世間話などをする際は注意が必要です。冗談にも論理性を求めるため、彼らのジョークは往々にしてつまらないです。一方、甘いチョコレートなどで釣ると簡単にひっかかるような可愛い一面もあります。一部のメンバーは酒を飲むと非論理的になりますが、記憶がないようなので後で指摘しても効果ありません。
ウルシステムズでは、いわゆる上流のコンサルプロジェクトで活躍します。またプレセールスにも貢献しており、お客様が抱える課題を浮き彫りにして有効な施策を提示する強力なメンバーです。
「面倒みるぜ」タイプ
幅広くメンバーを仕切ってプロジェクトをリードしていく人たちです。自分たちの能力を考え、きちんとスコープを決め、約束を達成する。バランスのとれたプロマネ、兄貴肌のタイプです。
このタイプは関係者への負荷も考慮しながらQCDを遵守します。人と話すのが大好きで、友達が多いです。仕事では必要に応じて何でもやる感じで、他の人からこぼれたボールをちゃんと拾います。関係者の能力やお客様組織の風習なども把握し、現実的な計画を立て、計画通りに進んでいるか、常に周りへ気を配ります。
人によっては、浮気を疑うワイフのように事細かに予定を把握しようとするので、ウンザリされるようですが、いないと寂しいです。実はとても優しくて、面倒見の良い人たちです。慎重になる時もありますが、このタイプの人が「できます」と言った時は、必ずプロジェクトは成功します。計画をたてて達成することをとても喜びますが、実は何よりもヒトが大事であることを理解しています。ウルシステムズでは、お客様のプロジェクトマネジメント支援案件で活躍しています。
「跳んでから考える」タイプ
幅広くなんでもやるのは前述の「面倒みるぜ」タイプと同じですが、このタイプはまずは「跳んでみてから着地の仕方を考える」ところが違います。スピード命、行動命。現場のリソースなどをじっくり考え込んだりはせず、まず「やる」と宣言し、後から帳尻を合わせていくタイプです。
このタイプは常に「やらなきゃいけないことはとにかくやる。すぐにやる!」という気持ちで動きます。「やりたいこと」の実現方法を考え、とにかく成果を出してやりきることがこのタイプの強みです。
一般に、仕事量が増える傾向にありますが、それをむしろ気持ち良いと感じているフシもあります。「鉄人」とか「仕事の鬼」とか二つ名を付けられますが、当人は褒め言葉ととらえています。よく人に頼られます。プライベートが犠牲になっているのではと心配になりますが、当人は全く気にしていません。実は、不思議と家庭円満なケースが多いです。ウルシステムズでは、内容問わずタフなプロジェクトで大活躍しています。
以上、偏見たっぷりでウルシステムズで働く人たちのタイプを紹介しました。それぞれ癖がありますが、頼りになるメンバーばかりです。
さて私のタイプは何か・・・それは内緒です。