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【新入社員の心がけ #3】期待値を加味して主体的に振る舞う

2021年4月から10名の新入社員が弊社に入社いただきました!
愛媛大学、学習院大学、埼玉大学、サイバー大学、中央大学、東海大学、東京大学、奈良女子大学、法政大学、早稲田大学の学校からそれぞれ1名です。

ものーーーーすごーーーーーく元気な若者たちです!わちゃわちゃしています(笑)
現在、技術研修期間中で、7月中旬まではチーム実習として、Javaでのちょっとした開発演習と企画モノのアプリ開発をやっていきます。その後、コンサルティング研修を経て、8月に各本部へ配属となります。その辺の様子は、いずれ。。。

そんな新入社員の皆へ、ウルシステムズでの行動規範やルールった話でもないんですけど、気を付けていかないとねってな示唆から、個人個人の自律へ向けて考えてもらうようにしています。
弊社研修は、まず技術メインですが技術以外の面で、何を気にしないといけないかの話ばかりとなっています。まあ、技術はこれからしこたまやるので、時間の経過とともに身に付くので気にしていません。
このあたりのお話しをちょいと紹介していきます。

主体的に振る舞いましょう

随処作主(ずいしょにしゅとなる)
禅語です。この後には、立処皆真(りっしょみなしんなり)と続きます。

いつでもどこでもあなたが“主人公”になれば、その立っている場所が真実になる。
しかし、それは簡単なことではない。煩悩や苦悩は、人生という舞台の“主人公”であることに迷いを生じさせるからだ。
軸がぶれなければ独楽はいつまでも回っている。生き生きと人生を生きる秘訣は自分自身の中の”主人公”をはっきりと自覚することである。

禅語での説法だと大体はこんな感じ。拾いもんなんで、他もみてみて。

昔の言葉であり、これはどういう意味ですか?って言った人に真相を確認できないんで、人それぞれの解釈でいい。考えてみましょう。端的には「なんときにおいても主役となれば、それが真実」です。

まず、いつでも主体的に振る舞いましょう。何かあったら積極的にやってみて、事の真ん中に自分を置くと。例えば、タスクをみんなでわらわら洗い出していて、簡単なshellを何本か作らないといけないのだが、それが宙ぶらりん。さて、誰も手をあげない。まあ、みんないろいろ忙しい。で、私がやってみると。わからない箇所もありそうだが、なんとかいけるだろうと。
いつから取り掛かり、こんな感じで作ってみます。明後日には終わるはず。でも余裕をみて4営業日後かな。わかんない箇所は先輩のKINGさんへ確認したいので、支援してください、よろしくお願いしますと。そんな宣言をして取り掛かる。そうして、自分のところにタスクはあるので、きちんと向き合ってやり遂げていく。日々これの繰り返し。

期待値への目利きをつける

やった結果は自分のものです。これはゆるぎない。ただ、良い結果ばかりではありません。悪い場合もあります。どちらにせよそれが真実。過去なんで変えられない場合もある。どんな結果になろうとも、受けいれる覚悟とやり切る気概を持って事にあたっていく。主役なんで。それぐらいでやらないと面白くない。主であれば、悪い結果を甘んじて受け入れたくはありません。なので、努力するのです。頑張ってダメでも結果は真実。ダメな場合でも、気づきがあって、次への糧となる何かを見つけて、またやってみればいいのです。次のゲームがあるので。そこで新たに頑張ればいいのです。
言われたことをやっているだけだと楽です。他責にもできます。ただ、主体的に動いていかないと動きが重いと思われます。コストと時間的な感覚が欠落しているのかなと、勘繰られもします。

細かい話ですが、他者からの期待値への合わせを考えないといけません。打ち合わせでちゃんと喋ってリードしてほしいんだけど、なんもしゃべんなかったり、お客さんからメールがきていたけど、返信していなかったりすると、何でやらないのかなーと思われます。これが何回もあると、積みあがってきて、コップの水があふれるように、どこかのタイミングで、何でやらないの?って言われます。直接的に指示があったわけではない場合も多いので、気づくのが難しくもあります。
返事に「やっていいと思っていませんでした」「自分の役割ではないと思っていました」「失礼になるかと思っていました」「やっていいんですか?やってはいけないと思っていました」と答えます。一発で、指示待ち人間なのかなと疑われます。全部やる感覚を意識しないと。特に仕事はじめではメールの処理ができないです。お客さんからメールがきました。打ち合わせの日時変更です。大した話ではありません。TOで先輩、上長、自分と連名で入っている場合に「先輩が返事するだろうなー」と思います。確かにトンマナがわからない状態でどうするかはありますが、自分で返事してみようと考えて、草稿作成して、先輩に確認してもらってメールを発信する。細かいケアでしかありませんが、その辺も含めて全部を自分に集めていくようにして、自分でドライブする感覚をもたないと、作業者体質が染みついてしまいます。

また、配属後に周りと比較して自身のスキルを考えると、とてもじゃないが真ん中にいけなくて躊躇する場合もあります。自身のスキルレベルを考えて、いくか/いかないかの客観的な判断も求められます。タスクに対しての自分がやれるかどうかレベルの話なのかの目利きをつけていかないといけません。この目利きは経験していくしかないです。

「指摘箇所を修正したから完了!」は危ない

主体的に動いているように自分で感じていても、実は主体的でない例もあります。

その資料作成やります!資料作りました。見てもらおう。見てもらった。こことここにコメントいただいた。修正した。完了!!
これダメ。すごくよくありがち。よさそうに見えるが違う。

何がダメかというと、品質のクライテリアを他者に委ねているから。これでは主役ではない。コメント受けて、直撃そこのみ修正だけでは足りません。そこだけ修正して終わりにしていると、言われたことしたやらない人だなと疑われます。やらないといけないことは、コメント貰った箇所も踏まえて、それをサンプルに他も考えてみること。他を考えられるかどうかがすごく大事。仕事の質に大きくかかわる。
ちなみに、コメントする人に悉皆さはありません。あくまで目立つ/ヤバイ箇所へのコメントのみです。そのコメントの意味を考えて、他に同じようなハマりがないかを検品しましょう。「あそこがこうというなら類似でこれもあるかもしれないからチェックしてみるか」。他がどうかを考えられるかどうか。注意深くなれるかどうか。そうして気づいたことを先輩/上司と共有して正しさを確かめてみる。この辺を丁寧にできる人は伸びる。逆に、できない人は同じミスを何度もします。また、ケアレスミスも多い。繰り返していると、信用がつかず、軽んじられます。
キチンと繰り返し対応していくと、ノウハウが溜まります。そうすると、仕事が速くなります。

結局は『自立して主役となり、規範を持って自律していく』ということ。

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