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ukkaの未来に感じた、ゲームチェンジの可能性 ー私がukkaにいる理由ー

本日は2023年4月にセールスマネージャーとしてukkaに入社した篠原大吉(通称:大吉)をインタビュー。かつてフィットネス業界に対してゼロからビジネスを立ち上げ、業界最大のサービスへ成長させ、業界にインパクトを残した経験がある大吉。彼が次のフィールドとしてukkaを選択した理由とは?

簡単な経歴を教えて下さい

大学を卒業後、2016年に新卒でサッポロビールに入社。本社営業部の一員として営業マンをしていました。就活当時、実はビールに携わりたかったという意思は無く、軸を持たず就活をしており、たまたま残った選択肢の一つが同社でした。一方で、やりたいことが無いなりに、成長には貪欲で、まずは営業スキルを身につけることが重要だと考えていました。業界一番手ではないからこそ、難易度の高い営業が経験できると思い入社を決めました。

入社して約1年ほど経ち、百貨店や小売に向けて営業をしていた頃、定期的に会い、近況を報告していた大学の先輩から、フィットネス業界でのビジネス立ち上げの話を聞きました。詳細を聞き、純粋に「面白さ」を感じた私は、すぐに立ち上げに参画することを決意しました。とある金曜日に話を聞き、週明け月曜日には上司に退職を伝えるほどのスピード感です。「若いうちだからこそ失うものはない」、そう思いチャレンジを選択しました。

先輩とフィットネス関連事業の会社を創業し、事業を立ち上げ、勢いそのままに全国展開まで成し遂げました。業界では誰からも認知される事業にまで成長させられたことに大きな達成感を感じました。会社作りや事業作りには強い興味と熱意を持って活動していました。一方で、就活の時と同様に、フィットネスやヘルスケア領域への興味・関心は薄く、業界ドメインに心が入り込めていませんでした。

当時、副代表という肩書きを持たせてもらい、影響力のある立場の中、このジレンマを抱えたまま在籍し続けるわけにはいかないと思い、昨年末に会社を離れることを決意。自分が居なくてもオペレーションがまわり、売れる仕組みを構築し終えたタイミングで退職に至りました。その後、今年の3月に代表の谷川と話す機会があり、今のご縁に至っています。

ukkaとの出会いと入社の決め手は?

スカウトサービスからメッセージをいただいたことが始まりです。各社から複数のスカウトメッセージをいただいていましたが、注意深く目を通していませんでした。どの企業のビジネスもある程度の想像がつく内容だったからです。しかし、ukkaの事業内容はメッセージだけでは理解ができず、妙に気になりました。だからこそ、たまには話を聞いてみようという思いでカジュアル面談を依頼しました。

カジュアル面談ということもあり、採用担当の方が対応してくれると想像していた中、当日現れたのは代表の谷川でした。いきなり代表が出てくるという前のめりさがとても印象的でした。サッポロビールの経験から、食のサプライチェーンや業界課題はイメージできましたが、あの頃と同様、食品業界や領域に強く惹かれたというわけではありません。ですが、谷川の話から伝わる”ゲームチェンジ”に強く興味を持ったのです。前職で経験をしたような、変化を好まぬ環境に新興勢力が現れ、オセロの様に当たり前をひっくり返していく、あの瞬間がたまらなく好きで、谷川の話からはそれが想像できたのです。

どうすれば業界全体の風潮を変えられるか?ニュースタンダードを作り市民権を得られるか?谷川に出会い、伝統的なものを改革させる”ゲームチェンジ”をukkaには強く感じました。これこそが次のフィールドとしてukkaを選択した理由です。



ukkaでのミッションを教えて下さい

セールスマネージャーとして、小売業に対する営業活動と数値目標の達成および、ukkaの売上の根幹を担うことです。中期的にはスーパーマーケット業態から月間1億の売り上げを立てること。長期的には年間10億売り上げを立てることを目標としています。

食品業界では、じつは商品開発のノウハウを持っていない小売業が多く、自社の力だけでPB商品が作られているケースはとても少ないです。仕入れて販売することが当たり前だった時代から、オーバーストアにより差別化が求められている時代に突入したことにより、各社の開発力不足が浮き彫りになっています。そんな課題を持つ小売に対し、ukkaの強みである分析を通じたオリジナリティのある新商品のご提案。何を作るかはもちろんのこと、どのメーカーを通じて開発するのか、どの地域の材料を使うか等、材料調達から加工、流通、時にはパッケージデザインまでもワンストップでご提供しています。まさに、川上から川下まで一気通貫でご提供できることがukkaの優位性です。


実際に入ってみて感じたukkaのカルチャーは?

入社前は代表の谷川と、執行役員で経営管理を担う小畑の2人としか話をしていません。入社直後に感じたことは、ベンチャーらしからぬ落ち着きがあったことです。各々が自分の役割に徹していて、コミュニケーションもソフトかつ尊重し合いながらやっている印象を受けました。こういった心理的安全性が担保されている環境は素晴らしいと思う一方で、スタートアップとしてもっと攻めの姿勢が必要とも感じました。

ですが、「5倍成長するには?」など抽象的かつハードルの高いミッションについて会話する機会を設けるなど、自分含めベンチャー経験者も増えてきており、より生まれ変わろうとする予感がしています。ukkaがもともと持っていた良い部分を残したまま、更に生まれ変わろうとしている状況です。個人的には、根拠がなくても面白そうだったら頑張れる環境にしたいです。売れる理由が見つからなくても、まずは持っていってみる。失敗を良しとして、良いアクションだったと賞賛出来るカルチャーを目指しています。

食を中心としたビジネスのukka。あなたの"食へのこだわり"を教えて下さい

私自身、食に関するバックグラウンドがあるわけではないですが、プライベートで運動が習慣の為、常に良いものを体に取り入れる様に心がけています。だからこそ、商品開発や社内の試食会は、消費者目線を強くもって参加できると思っています。



あなたの目指すukkaの未来は?

小売の力となり、優位性の高い商品を提供することは今後も当たり前に行い、全国各地の小売に、ukkaが携わったものが常に流通している状態にしたいです。更に大きな想いとして、食品業界に対して啓蒙を仕掛けるような、メディアの様な存在を目指したいです。メーカーでもない、生産地でもない、小売でもない、独自的な存在としてukkaは存在しています。この立ち位置だからこそ出来ることが多く存在するはずです。ukkaは食品業界の中でオピニオンリーダーになれる会社だと信じています。


最後におすすめのお店or食べ物を教えてください!

秘密にしたいので店名はお伝え出来ないのですが、参宮橋駅に古くからある喫茶店です。フィットネス事業で起業した当時から通っており、自分にとっては父の様な存在の店主が営んでいます。私の話を聞いてくれて、時には叱ってもくれました。そんな店主が淹れるアイスコーヒーが世界で一番おいしいです。

この店でしか味わえないビーフライスとアイスコーヒーを飲みながら、起業や苦しい時の葛藤を乗り越えて来ました。そこを見つけた方にとっては人生のサードプレイスになるはずです。この場所がなければ今の自分はいない、そう言えるほど大切なお店です。


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