こんにちは。ユナイトアンドグロウ採用広報のドラゴンです。
2023年8月8日、当社はロゴをリニューアルしました!
2022年9月から制作に取りかかり、社内で何度も議論を重ねてロゴが出来上がりました!
ロゴに込めた想いや制作の過程を、ロゴリニューアルプロジェクトの推進を担当した私、ドラゴンの目線でお話しします!リニューアルロゴのデザインやコンセプトはこちらをご覧ください。
2022/3〜8: ロゴリニューアルプロジェクトの始まり
ロゴを変更するということが社内で決まってから、その制作をお手伝いいただける企業様を探しました。ワークショップを行いながら、会社の理念や実際の私たちを深掘りながらロゴ制作をともに進めていただける企業(株式会社パラドックス様)に出会い、プロジェクトが始まりました。
ワークショップに参加するチームメンバーについて、提携企業からは「各事業部をマネジメントする社員+経営者の約 5〜8名」と案内されていたのですが、当社ではその縛りを取り払い、役職、社歴、経験など関係なく全社から公募をすることにしました。
「①オフライン開催で本社集合、②各3時間のワークショップを全5回フル参加」という条件にしたので、予定調整をして参加してもらわなければいけません。「集まるかな・・・」と心配していましたが、蓋をあければ立候補で14名。入社したばかりのメンバーから、社歴の長いメンバーまで、性別年齢問わず多彩なメンバーが集まりました。
2022/9〜12:全5回のワークショップ
第1回〜第3回までのワークショップでは当社を一つの人格と捉えて言語化し、ミッション、ビジョン、バリューを深ぼっていきました。これまで言語化されていなかったキーワードもたくさん出てきて、付箋に書いて並べては、「こっちがいい」「こうまとめたらどうか」など、議論が盛り上がりました。
最終的に6つのブランドパーソナリティを表すキーワードにまとめました。
3つ目の「革新的」「エンパワーメント」についてはどちらがよいか、これだけでも6時間くらいかけて議論しました。結局、「どちらも大切だ」ということで、両方採用することになりました。
「ブランドの見え方」を決めていく作業はとても盛り上がったシーンの一つです。14名それぞれが思い思いに参考素材を集めてきて、机にすべてを並べて「我々はどのように見える/見えてほしいのだろう」というテーマで議論を深めました。
コーポレートITは今でこそ企業の「攻め」の部分に携わることも多くなりましたが、「守り」をしっかり固める役割も大きいです。お客様、投資家の方、これからUGに入社していただく方には、当社の「誠実」なところを最初に見てほしいと考えました。私自身、実際にUGで働く社員を見渡すとみんな誠実だと感じます。
外側からは「誠実」が見えて、UGの中に入って一人ひとりを見ていくと「多彩」であり「のびのび」している。そんなイメージを参加者で共有し、新しいロゴは「誠実」を強く感じられるモノトーン、ゴシック調のフォントで作る方針が決まりました。
2023/1〜5:決まった!と思いきや・・・コンセプトにこだわること5ヶ月
2022年12月、第5回目のワークショップも無事終わり、ロゴのデザインが決まったかのように思いました。ワークショップ参加メンバーを代表して4名が、経営会議で新ロゴの発表をすることになりました
が、実際にプレゼンしてみると・・・
「何かしっくりこない・・・」
という声が。ここから何が違うのか、再度議論をしていきました。推進担当をしていた私としては、このときが一番頭を悩ませつつも、おもしろかったです。
ブランディング、デザインの面では、須田さん(社長)と高井さん(取締役人材開発本部長)のこだわりが強烈でした。ヒートアップしていく議論のなかで私が頭を抱えていたら、提携企業ディレクターの方に「ドラゴンさん!大丈夫ですか!?」と言われる場面も(笑)
私なりに須田と高井の議論に加わって頭をフル回転させていただけなのですが・・・
議論をしていくなかでコンセプトにとことんこだわりました。
新ロゴのコンセプトは
「もっと『つながり』、もっと『成長』する」
当社のコア・バリューである「つながりと成⻑」、これを「もっと」強くしていくことが当社の成長につながると考えました。「Unite」と「Grow」をもっと感じられるように、ワークショップでできあがったデザインをベースに、微修正を何度も何度も繰り返しました。須田さんと高井さんの各々のこだわりがなかなか交わらない(笑)結果的に非常にシンプルなデザインになったのは興味深く感じます。同時に「我々らしいな」と気に入っています。
2023/6〜7:公開に向けての準備も大変
紆余曲折を経て、2023年5月にようやくロゴが決まりました!
やっと決まった、とホッとしたのもつかの間、ここからが大変でした。
・変更作業にかかる工数を見積もって公開日を経営メンバーと相談する
・変更箇所を洗い出す
・変更にあたっての社内案内や必要な素材を各担当者に共有する
・各変更内容について確認する
などなど。
ロゴを使用している箇所はコーポレートサイト、社内設備、資料、名刺、封筒、ウェブ会議背景画像などたくさんあります。特に、サイズや拡張子の異なるデータを必要に応じて用意するのは地味ですが大変でした。私はデザインを専門に取り組んでいるわけではないので、デザイン系のソフトで微修正をするのも一から勉強しました。慣れている人からするとちょっとした作業だと思うのですが、それがなかなか思うようにできません。期日が迫るなかデザイン系のソフトと毎日格闘していました(笑)
社内のみんなに協力いただき、なんとか本日の公開に間に合わせることができました!
私自身の学び
ロゴリニューアルの取り組みを通じて私自身大きな学びがありました。それは「ブランドの成長」です。
今回のロゴリニューアルのなかで、「&」の文字をデザインしたのが特徴の一つです。議論の途中、「&」のデザインが気にいって、「&」のマークをもっと際立たせたり、「&」のみで使用したりすることも検討しました。
しかし、当社の成長はまだまだ道半ば。というより、スタート地点かもしれません。NIKEやスターバックスのロゴは長い年月を経てブランドの成長とともにロゴが進化しました。どちらもブランドのイメージが広く浸透したからこそ、スウォッシュマークを見ただけで、女神(サイレン)を見ただけで、多くの人がそのブランドのイメージや提供する価値までも連想できます。
現在の当社においては、「Unite」と「Grow」をわかりやすくはっきりと伝える。コーポレートエンジニアという職業がもっと輝いたものになり、ブランドが成熟し、認知度もあがって、当社のシンボルとなるマークを見ただけで「Unite」と「Grow」を連想できるような、そんなブランドに進化していきたいと思います。
そんな未来を描きつつ、まずはロゴのリニューアルを機会にどうやったら「もっと『つながり』、もっと『成長する』」が実現できるか、社員全員で考えていきたいと思います!
ロゴデザイン制作会社のコメント
株式会社パラドックスご担当者様からコメントをいただきました。
ロゴリニューアルプロジェクトを担当させていただきました株式会社パラドックスの池部です。
僕たちがご依頼をいただき、実際にセッションした初日から感じた感想は「本当にフラットな会社だな」でした。メンバーの皆さん職級・年齢関係なく発言されてパーソナリティにある、「多彩」や「のびのび」を実感していました。一人一人、会社を背負って仕事を全うしている皆様だからこそ生まれた場だと思います。そこから、難航していく議論に向き合っていただく、「タフさ」、さまざまな質問に何度も答えていただく「誠実さ」、ありきたりな表現では満足せず挑戦し続ける姿は、「革新的」そのものでした。
セッションを通して全てのパーソナリティを感じたんじゃないかなと思います(笑)ロゴの制作過程で、大きな山場がありましたがセッションで決めた軸があったから、ブレずに進めることができました。
新しいロゴマークの「&」には、大きな意味をおきました。コア・バリューである「つながりと成長」。顧客とUG、顧客とIT外注先、さらには顧客と顧客、全てをつなげる「と」に意味があり、そこに皆様の価値があると確信しています。
新しいロゴが皆様「と」共にありますように。
株式会社パラドックス
江本・池部