こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は2020年11月入社「原たく」のインタビューです。
プログラマーとして転職を考えていた彼がコーポレートエンジニアになったきっかけ、これから目指していく姿とは?
ぜひご覧ください!
「もっと成長したい」という想いで初めての転職を決意
ーー今日はよろしくお願いします!はじめに、自己紹介をお願いします。
はい、よろしくお願いします!私は現在33歳、2012年に地元福岡の大学を卒業後、新卒でソフトウェアメーカーに就職しました。配属された仙台支社で7年間、基幹業務のパッケージソフト(会計・販売・給与勤怠管理など)の導入支援を行いました。UGに入社したのは2020年11月です。初めての転職でした。
ーーどんなきっかけで転職を考えるようになったのですか?
実は、すごく印象に残っているテレビCMがありまして・・・5年ほど前の、缶コーヒーのCMです。オフィスに出社してこない若手社員にむかって、オフィスにいる上司がパソコンのビデオ通話で「なんで会社に来ないんだ?」と聞くと、若手社員が「なんで行かなきゃいけないんですか?」と返して、子どもの世話をしながら公園で仕事をしているんです。そのCMを見て、「こういう働き方、いいなあ」と思いました(笑)
ーー私もそのCM、憶えてます!今ではテレワークできる会社や職種も増えてきましたが、当時は「ホントにこんな時代来るのかな」って思いましたね。
はい。前職の仕事内容ではテレワークをするのが難しかったんです。このテレビCMを見たことで、リモートで働いてみたいと思ったのが、転職を考えた最初のきっかけです。
それで、「テレワークができる職種ってなんだろう?」「プログラマーだったらリモートで働けるんじゃないか」と考えたんです。2018年ごろからは独学でプログラミングの勉強を始め、プログラマーやエンジニアの人たちが集まるコミュニティや勉強会などにも通い始めました。
ーー原たくさんは「勉強好き」な印象がありますが、ご自身ではいかがですか?
そうですね(照笑)中学から高校1年までは言われたことだけやるタイプだったんですが、いよいよ大学受験を意識するようになってから勉強にハマりましたね。
ーーそうなんですね。前職でもかなり勉強をされたんですか?
はい。社会人になってから、自分の会社の製品、経理や給与計算や販売管理などの業務知識について勉強しました。また、社会人として本当に基本的なことができていない新卒だったので、先輩方からたくさんご指導いただいていました(笑)ですが、勉強をしても給料アップにはつながりにくく、4年目から7年目までほとんど給料が変わらなかったんです。自分が生み出す利益をどうにか増やせないかとも考えていたのですが、決められた枠組みの中で考えるのに限界を感じていました。新しいことに挑戦したいという気持ちもあったため、前の会社で働いているあいだに何度か転職しようと考えたことがありました。でも、人間関係も良く残業もほぼなかったので、そこまで強く「辞めたい」と思ったことはなかったんですよね。
ーー転職活動が本格化したきっかけは何だったのでしょう?
プログラミングの勉強をするなかで「学んだことを実際の業務に活かせたらいいな」「仕事を通してもっと成長していけたらいいな」と強く思うようになりました。
コロナ禍になっていよいよ転職活動に本腰を入れはじめ、転職サイトでプログラマーの仕事を探すうちにUGを見つけ、「話を聞いてみたい」のボタンを押しました。
ーーUGの採用面談の印象を教えてください。
初めは、「数ある会社のなかの1社」という感じでしたね。前の会社にも情報システム部門はありましたがコーポレートエンジニアという職種は聞いたことがなく、転職サイトに載っている情報を見ただけでは、すぐに「入社したい」とまでは思わなかったんです。
しかし、UGの面談を重ねるうちにだんだんとコーポレートエンジニアという仕事への理解が深まり、魅力を感じるようになりました。
また、コミュニティや勉強会に参加するなかでUGにも社外の勉強会で登壇している人が何人かいると知ったとき、「そういう社員がいるのは、刺激的でいい会社だな。自分も成長できそうだな!」という印象を持ちました。
「利用者ファースト」で考えたい
ーーUGに入社して大きく変化したことはありますか。
いっきに関係者が増えて、世界が広がりましたね(笑)前職は、仙台支社のメンバー約10人とそのときどきで受け持っているお取引先10社程度の担当の方だけでした。UGではユニット・スクラム・ボンド・UG STYLE の委員会・・・いろいろな「つながり」があります。お客様先でも社員の方とも深く関わる機会が多いので、「この話、前も誰かにしたけど誰にしたっけな?」って思うことが増えました(笑)でも、毎日たくさんの人に会えてすごく楽しいです!
ーーご支援先や働き方について教えてください。
現在、2つのお客様を担当しています。午前と午後、それぞれのお客様先で稼働していて、入社当初からご支援しているA社は基本的にリモート勤務です。B社はオンサイト勤務(出社)なので、毎日、半日オンサイト、半日リモートという働き方になっています。どちらが午前中かは曜日によって変わるので、朝が弱い自分としては午前中リモートの日が嬉しいです(笑)
ーー念願のテレワーク、実現できたんですね!具体的にはどのようなご支援をしていますか?
A社は貸倉庫業のお客様で、SQLを使用したデータ抽出の仕事をしています。数万件ある契約のなかから、依頼者の方の目的や要望に合わせて抽出したデータをお渡ししたり、定期的に抽出したいデータがあれば、私の方で作成したSQL文をMicrosoft Accessに仕込んで、ボタン1発で依頼者ご自身でデータを取り出せるようにします。
もう一つのB社は医療系人材サービス業で、ご支援開始からまもなく1年になります。分社化から情シス部門の整備を行ったUGメンバーから引き継ぐ形で、運用メンバーとしてアサインされました。一時期は社員の方1名と私、2名だけの体制になったこともあり、日々の運用で手一杯でしたが、この1年でだんだんとお客様の体制が整ったことで、新しいことにも取り組めるようになりました。
最近では脱PPAPのプロジェクトとして現在のメールサーバの環境をまとめあげ、添付ファイルを自動でURLダウンロードリンクに置き換えるサービスの調査や検証などを行いました。
ーー複数のお客様を担当して、気づきや学びがあれば教えてください。
お客様の規模や業種、組織の形によって適切なシステムやその使い方は大きく変わるのだということをリアルに感じました。また、会社が変化する中で、システムを入れ替えたり、変化することの難しさも同時に感じます。新しいシステムの導入となると会社によって影響範囲がまちまちで、古いものだからといって簡単には入れ替えられないケースも多々あります。それに、新しいシステムを導入しようとしたところで、利用者の方たちがついてこられなければ意味がありません。そういったことを踏まえ、お客様をご支援するうえでは「利用者ファースト」で考えていきたいな、と思っています。
自分の市場価値を測りながら「成長」できている実感
ーーこれからやってみたいことがあればお聞かせください。
お客様の事業に寄り添えるコーポレートエンジニアでありたいですね。先日、あるニュースメディアのマーケティング特集を見ました。専門家たちが交わす熱い議論を聴いていて、「こんな角度からの見方もあるんだ」「事業を考えるのっておもしろいな」と思いました。
日々のコーポレートITの運用ももちろん大切なのですが、今後は自分自身も成長していきながら、お客様の事業の成長を伸ばしていけるような仕事をしたいと思っています!
ーーそのために今、どんなことに力を入れているのですか。
技術面ではデータベースに関してもっと学んで力をつけたい、と思っています。A社の支援で扱う機会が多いことが主な理由ですが、環境が変わってもデータベースの在り方は大きくは変わらないため、ITシステムの基礎としてデータベースに関する知識を広げていきたいと考えています。
仕事に対する取り組み方としては、エンドユーザーに満足してもらうまで推進できるように力を入れています。システムは作るまでや導入するまでをゴールとしてしまいがちですが、うまく活用されないことには価値が出ないと思っていますので、エンドユーザーに満足してもらう、そのためのコミュニケーション力を磨くことに力を入れています。
その間接的な結果として、売上や利益などの数字に良い影響が出るととても嬉しいです。
ーーズバリ!あなたにとってUGとは?
「成長できる場所」です。いろいろな会社のコーポレートIT部門で働きながら経験を積み重ねていけるところがいいですね。本を読んで勉強したことが次の日すぐに現場で役に立つのも楽しいですし、どんどん吸収している手応えもあります。
UGでの働き方もコーポレートエンジニアの仕事もラクとは言えませんが、意味のないことをやっている感覚はひとつもありません。たくさんの世界に触れ、自分の市場価値を測りながら成長できている実感があり、すごく充実しています。
ーー今日はたくさんのお話ありがとうございました!