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【社員紹介】プログラマーの枠を超えたい

プログラマーの枠を超えたい


作ること自体は嫌いではないんです。ただ、知見を広げてより良い方法を選べるようにしていきたいと考えています。

前職はプログラマーをやっていました。
複数あるグループ会社の内、資産運用の会社勤務を希望していたのですが、研修をちゃんと受けた結果、思ったより成績が良かったらしく、システム会社へ配属されてしまいました。
そこは社員が20~30人いまして、9社ほどあるグループ会社で使用されるシステムの開発が主な業務でした。
研修として、新入社員だけで社内用のバッチプログラムを作った後、外国為替証拠金取引のシステム開発業務に携わりました。グループ内の3社がFXなので、ツールとしては鞍替えをしているだけなのですが、新たにWebブラウザでできる取引ツールをフルスクラッチで開発していました。いくらベースがあるにせよflashで作られており、セキュリティ的にも危ういことからWebで作り直しをしていったのですが結構苦労しました。
その後、カーシェアリングのサービスをしている別グループ会社の担当へ異動となり、プラットフォームのメンテナンスと保守をすることになりました。途中で、駐車場のシェアリングサービスをはじめたため改築をすることになったのですが、これをなぜか一人でやっていましたね。
上司に簡単な要件を聞き、自分で設計書を作って確認しながら進めていくのですが、指示されることはほとんどなかったです。ほっとかれていたというか、勝手に自走するだろうと思われていたんじゃないでしょうか。
ただ、請け負う内容に対し、開発人数の比率がおかしかったので、当然、定時退社はできなかったですね。中には、残業するのが正義みたいな人もいました。
自分としては、業務時間の長さを苦に感じたことはなかったです。同期の中でも期待も評価もされていたし、年収も平均以上でしたし、社員旅行でハワイにも行けちゃいましたし。
でも、プログラマーをやりたくて入った会社じゃない。このままでは単なる作業員で終わってしまうと不安に駆られました。上流工程を経験しても、この悩みが解消されることはありませんでした。
そもそも同じグループ会社内のみの開発なので、他を知るきっかけがないんです。技術的な成長を望むなら、もっと外部の勉強会や研修に参加しようという意欲があっていいはずなのに、それが一切なくてやきもきしましたね。
また、どんなに効率を上げようとも、業績がどうなっているのか、まったく開示されなかったところにも不信感を持っていました。未上場の会社なので、外部への開示義務はないのですが、社員には知る権利があると思っていたんです。ですが、赤字か黒字かさえわからず、把握しているのはごくわずかの上層部だけでした。一社員はボーナスの金額を見て、予測を立てることくらいしかできませんでしたね。そういうところも含めて、保守的という言葉以上の閉塞感がありました。

根本的に視野を広く持っていたい。選択肢を狭めたくないんです。


学生時代、経営学を専攻していたこともあり、金融や証券、投資などに興味がありました。
なんだかんだ言って、経済は資金を元に作られ、血液のように循環していくことが大切と感じており、この分野を知っておけば何に対しても応用が利くだろう、と。
この考えの基本にあるのは、父から聞いた曾祖父の話です。
東京大学の理科三類から医学部医学科を卒業という優秀な人でありながら、地元で町医者を開業し、しかも支払が困難な患者は無償で診ていたらしいんです。
当然、家計は苦しかったようですが、それでも病院を畳むことなく、なんとかやりくりしていたそうで、自分としては驚いた半面、こういう生き方もありなんだなと強く印象に残っていました。
治療をする、施設を建てるなどの目標を達成するには、ツールとして資金は必要不可欠だから、生み出すための知識は持っておかなきゃいけない。また一方で、生い立ちや環境に恵まれないだけで、何とかしたい、抜け出したいという人がいることも知り、本来与えられるべきチャンスがあっていいんじゃないかという思いから、支援活動のNPOに参加するようになりました。東南アジア圏の貧困層に少額融資が可能な仕組を整えたり、日本の養護施設に預けられているこどもたちに対して、将来のキャリア形成に役立つ教育などを提供したりしています。
しかし、本業はいちプログラマーでしかなく、選択肢として将来的に起業する道も視野に入れると、この狭い世界の中で終わりたくないと感じ、入社2年目からゆっくりと転職のための情報収集を開始しました。
あらゆる業種・職種を検討していく中で、経営者になることを念頭に置いて考えると、経営戦略でも会計でも、会社の根幹にまつわる部分のコンサルティングをすることで、様々な企業やお客様に携わることができ、かなり有益になるだろうと考えました。最終的に起業しなかったとしても、突き詰めてコンサルの道に進むのも一つの手だと思ったのです。
できれば、今までの経験を活かせるところがよかったので、ITコンサルを中心に調べていました。そのうち、会計監査を行うような守りの業務より、攻めの方が自分には合っていると感じました。

企業研究と自己分析を進めていると、某転職サイトを通じてUGからスカウトがきたんです。カーシェアリングのシステム構築をしていたこともあり、シェアード社員という言葉にさほど疑問を持ちませんでした。
また、企業理念などは前の会社になかったというのもあり、特に気にしていませんでした。
掲げたところで社員個人がそれに則った行動をしなければ、結局は会社全体の尊厳が失われてしまうので、自分としては最初から個人を見ればわかるものだと考えていたんです。。
なので、面談の段階でとんでもない人が出てきたら対象から外そうと決めていましたね。
4回面談を受けたのですが、妙に親近感を持ったのを覚えています。変な人はいませんでしたが、変わっている人はいましたね(笑)
面談をしてくださった高井さんや須田さんって、あれで本部長や社長じゃないですか。「あれで」って悪い意味じゃないですよ?あんな役職に就いているにもかかわらず、鼻にかける感じが一切ないんです。
でもそれって意識してできることじゃなくて、その人本来の性質だと思うんですよね。単純に、信頼できると感じました。この人たちだったら一緒に働ける、と。
あと、業務内容や条件はだいたい希望に沿っていました。
ITの面からということにはなりますが、様々な会社に携わることができ、管理部門やシステムの導入を通して経営戦略などの提案もできるとわかりましたし、UGの組織や仕組み上、まだできあがっていないというか、自分で考えなくてはならない部分が多々出てくるところは、むしろ私が望んでいる部分でした。大企業だと黙っていても回ってしまうというか、疑問を持ってはいけない習わしのような状態なので、自分には合わないと感じていました。実績次第で給与に反映される点も、わかりやすくて安心できます。

自分にとってUGはちょうどいい塩梅


UGに入社して仕事での経験ももちろんですが、去年、須田さん(社長)含めて20人くらいで富士山に登ったのはかなり面白かったです。まずひとりでは絶対に行かない場所なので、「ここでひとつ挑戦してみるのもいいかもしれない」と安易な気持ちで参加しました。
が、あれは舐めちゃいけない。きついってものじゃなかったですね(笑)
でも、やっぱり楽しかった。知らないものを知れて、すごくいい経験でした。
あと、この企画が社長主催で行われたというのが意外でしたね。
よく思い付きで偉い人が起案して、周囲が計画や詳細のお世話をするということは聞きますけど、須田さん自ら用意しますからね。性格だとは思いますが、こういうことをフラットにできる人が社長で、それを間近で見れたのは尚のこと良かったです。

案件は、現在3社を担当しています。
コンサル業務を複数受け持っている方と組ませてもらうことが多いので、案件先の経営会議に同席させていただく機会に恵まれています。自分の思い描く経営の根幹に携わることができているので、希望通りの仕事ができていますね。最近はバランスをとるために、わざと情シス案件を増やしました。厳しく管理されるのは苦手ですので、押さえておくべきところを守れば調整可能なところなど、自分にとってUGはちょうどいい塩梅だと感じています。
案件先によって状況が違うため、ひとりひとりの働き方が異なるのは当たり前ですが、だからこそ、報連相や常識的なところを守ることは、信頼関係を築く上で大切ですし、いちいち言われなくてもできて当たり前だと思っています。状況に変化があった際、簡単にでも連絡をしておかなければ社員同士でもフォローしづらくなる上に、場合によっては会社が把握できていないことが問題になってしまいます。個人に考えさせる手法は気に入っていますが、最近は改めて、会社の方針や統率を執ることも必要に応じて重要だと思い直しました。ですので、尚のこと情報共有の重要性がわからない、判断ができない人は余計に目立ってしまうところがありますね。
迷ったときは聞いちゃえばいいんですけどね、誰かが必ず答えてくれる会社ですから。

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