UDSが運営するカフェ&バーベキューダイナーパブリエと、アフタースクール&科学ラボコサイエが拠点を置く、神奈川県海老名市。今年で2回目となる扇町おもいで祭りが開催されました。次々と新しい施設や住宅が誕生し、新しいまちが作られていくこの地域で、「『古くて新しい海老名』を感じられ 夏休みの記憶となる」をコンセプトに、まちが一体となり催されるこのお祭り。パブリエとコサイエはブース出展だけでなく、他施設との連携や実行委員として、企画開催に携わらせていただきました。
子どもたちが先生に!水の体験コーナー
今回はコサイエは、屋外ブースで子どもたちが先生となり水を使った体験コーナーを出展。お客さんへ説明や実際の運営、そしてチラシを配るの宣伝活動まで、コサイエに通う子どもたち自らが準備しました。
「今回の体験は『スライム作り』と『つかめる水』の二本立て。不安も大きかったですし、当日緊張ガチガチで声が出ない子も。最初はお客さんが少なかったのですが、宣伝係が自分たちで考えて、チラシだけでなくスライム実物を見せて宣伝に回ってくれました。その甲斐もあって、後半は満席に!多くのお客様に喜んでいただけました。言われたことだけでなく、気づきを即実行する、ということが出来他ので100点満点をあげたいです!普段の学童ではなかなか出来ない、お客さんからお金をいただくという経験や、一つの大きなことをやり遂げるということが達成できました。」と語るのはコサイエスタッフ、2年目の藤本里奈さん。「さらに来年は、予算を立てたり、宣伝の作戦を立てる、というところから子ども達と一緒にやりたいですね!」
今回コサイエが担当したエリアでは、近隣の海老名中央図書館・相模三川公園・えびなの風保育園・エリアマネジメントと合同で、特典付きのスタンプラリーを企画。「開業から3年目、今までになかった今回の連携は私にとって念願でもありました。民間と公共団体が一体となってブース全体を盛り上げたのは大きな収穫で、来年はさらに連携の幅を広げたいです」と、開業からコサイエで働く山崎未玖さんは語りました。
つながるきっかけを作りたい!ステージを通して多世代の交流を演出
パブリエ店長の上田祐一郎さんは今回、実行委員/ステージ責任者としてお祭り全体の企画運営に携わりました。3月から毎週エリアマネジメントや地域のみなさんとの会合に参加し、多くの人に楽しんでいただけるこのお祭りを企画。
こだわったポイントを聞きました。
「ありふれた、まちのお祭りにはしたくなかった。『若者とプロの融合』を目指し、ステージには学生の吹奏楽部の発表からプロのミュージシャンまで、幅広くラインナップを揃えました。パブリエの店舗運営をしながらの実行委員会活動だったので大変なこともありましたが、お祭りを通して新しいつながりがこのまちに生まれるといいな、という想いで取り組みました。」
そんな上田さんが一番印象に残った場面を聞くと「海老名高校の学生と民謡協会の方々の交流の瞬間ですね。普段は接点のない学生と民謡協会さんがつながるきっかけを作りたかったんです。祭りの途中途中で交流の機会を演出して、最後には楽しそうに一緒に踊る姿を観られたことが最高のシーンでした!」と振り返りました。
(出典:扇町おもいで祭り公式HPより)
コサイエ・パブリエともに、来年そしてさらに先の海老名の未来に向けて、地域の皆さんと協力しながら、新しいつながりを生み出す場づくりをしてまいります!