現在ツクルバでは、事業拡大に伴い、採用を強化しています。
本記事では、ツクルバのボックス事業部で活躍する商品開発チーム 三浦 へ単独インタビューを実施しました。
商品開発チームの具体的な業務内容や、ツクルバのプライベートブランドの面白み、お客様の理想の暮らしを追求するプロセスなどが分かる記事となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
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目次
商品開発チームの役割💡
業務内容🗓️
チーム連携🧑🤝🧑
nattsunさんの軌跡🚀
ツクルバのプライベートブランドの面白み🏡
最後に☑
インタビュイー:三浦 夏希(@nattsun)
新卒で分譲マンションの設計変更プランナー・インテリアコーディネーターとして勤務。その後、住友不動産株式会社では、スケルトンリフォームの営業から設計、工事管理、引き渡しまで一貫して担当。2025年5月にツクルバに入社。
インタビュアー:平塚 もえ(@moepi)
Pacific Universityと関西外国語大学でマーケティングを中心に学び、ダブルディグリーを取得。2025年8月から内定者インターンとして中途採用チームに所属。
ツクルバでは役職や部署を越えて、Slackネーム(ニックネーム)で気軽に呼び合う文化があります。今回はそんなカルチャーをありのままにお届けするため、今回のインタビューもSlackネームで進行させていただきます。
商品開発チームの役割💡
Q. 商品開発チームの役割や組織構成はどのようなものになっていますか?
商品開発チームには現在計16名が在籍しています。その中でもPM(プロジェクトマネジメント)とVR(バーチャルリアリティ)という2つのチームに分かれています。PMチームには現在8名在籍しており、商品の企画と工事の発注を行っています。VRチームにも現在8名在籍しており、工事中に販売をかけるためのVR作成や商品完成後の家具設置の計画を行っています。
また、PMチームは2つのユニットに分かれています。ユニットでは、案件の進捗確認や協力会社様との資料のやり取りに関するチェックなどが行われています。ちなみに、物件ごとのユニット編成はなく、物件ごとにPMとVRチームからそれぞれ一人ずつ担当者がつくという体制をとっています!
業務内容🗓️
Q. 1案件ごとのスケジュールはどのくらいの期間になっていますか?
物件の仕入れから工事の完成(下記①〜⑧)まで約3〜4ヶ月を目標にしており、業界の中では比較的早いほうかなと思います。ただし、決済前の物件契約が確定した時点で動き出すイメージですね。
具体的な流れとしては、まず仕入れの契約が確定した後に仕入れチームからの情報共有(①)があります。その後、工務店への情報共有やマンション側へ工事に関するルール確認、工事申請の準備(②)を進めます。また、それと同時並行で、仕入れた物件のターゲット設定やターゲットに沿った間取りと仕様を考え企画書を作成(②)します。この際、決裁者やこの物件を取り扱う担当者に対し初回プレゼンテーション(②)を行います。
ちなみに、初回プレゼンテーションでは、基本的には、その物件の仕入れ・商品開発・販売チームの担当者と決裁者に対して行うプレゼンテーションです。このプレゼンテーションでは、「どんな生活を求めるどんなターゲットに向けた商品にするかを企画し、それをどう売るか」の方針を決める場になります。
ここで、商品開発チームの担当者は、過去の販売・反響データの結果をもとに、顧客のターゲットとインサイトを捉えた仕様・間取りの提案をし、方向性の確定をします。また、販売までのスケジュールも各担当者ですり合わせる場でもあります。
そして、プレゼンテーションを終え、決裁者から了承を得た後、協力会社様に見積もり依頼や図面の作成(③)をお願いし、そこから実際に工事に入るための準備を進めていく(④〜⑧)という流れになります。
※商品開発チームの工期スケジュールの目安
Q. リアルな一週間のスケジュールの特徴を教えていただけますか?
ツクルバは、単なる業務遂行にとどまらず、ミーティングなどコミュニケーションの場が多いですね!
例えば、毎週月曜日に定例ミーティングがあります。そこでは、それぞれの担当物件の進捗確認や、その週にやらなければいけないことの確認などをお互いに行います。また、複数の現場を担当しているため、発注や手配に漏れがないように、納期の確認を行うこともあります。
火曜日は午前中に商品開発チーム全体のミーティングがあり、PMとVRチームの全員が集まり、各物件のVRの進捗確認のすり合わせを行います。
木曜日は先程述べた初回プレゼンテーションが午前中に入ることが多いです。他にも、PMチームが集まり、業務における相談やみんなに共有したいことを話すカンファレンスの場があります。間取りの相談や、新たな商材を使った感想の共有、失敗の再発防止などの内容が多いです。それぞれ異なる物件を担当しているので、個々になりがちな業務ですが、一人では抱えないこと、チームでいいものを作っていくためにレベルを上げていくという目的があります。
金曜日は、上司との1on1のミーティングがあることが多いですね。話題としてよくあがるのは、自分のなりたい姿ややりたいこと、今後事業を拡大するために強いチームでいるためには、どんな状態を目指すかなど未来の話です。またそれを実現するために、現状はどうかやどうすれば良いかなど上司に壁打ちをさせてもらっています。
ボックスの雰囲気として、自分の未来と会社の未来がリンクしていること、なりたい自分になるために会社も一緒に成長していこうという考えがあるので、ツクルバに入社して、今までの人生の中で自分に向き合う時間を今一番とっているかもしれません!
*週間の主なミーティングとその内容
Q. 現場にはどの程度出られるのでしょうか?
A. 実は現場には都度検査でしか行っていないので、解体前と後でそれぞれ1回、その間に2回と、基本は1現場に4回程度です。 それ以外では、先ほど述べたミーティングであったり、プレゼンテーションの資料作成であったり、現場以外の業務も多いですね!
Q. コミュニケーションを取れる場が多いなという印象を受けますが、前職でも同じくらいありましたか?
いや、そんなことないんですよ!なので、ミーティングの多さはツクルバに来てからのいい意味でのギャップですね!(笑)前職では、ツクルバで行われているミーティングの半分以下の頻度だったので、初めにツクルバに来たときは驚きました。 自分なりに、なぜミーティングが多いのかと考えたときに、私の所属している商品開発チーム、ひいてはボックス事業部では、「一人の成長・チームの成長が会社の成長」という考え方があると感じています。
一見それぞれ夢やビジョンはバラバラのものを持っているけど、最終的な目標は一緒で、そこに向かって着実にチームみんなで会社を作る考え方が強いと感じます。ミーティングを通じてコミュニケーションが盛んに行われているのも、一人ひとりの成長を大切にしているからなのだろうと感じています。 個人が今どういう状況なのか、何を考えているのか、どう成長していきたいかを話し合える場を設けてくださっていることは、本当にありがたいなと感じます。
Q. 各工程や業務の中で、特に意識していることはありますか?
商品開発チームでは、「過去の反響や制約データを用いて、まだ見ぬ顧客を分析・想像し、お客様の理想の物件をつくる」というのがテーマになっています。そのため、「何事も常に顧客目線」であることは意識していますね。
たとえば、ただかっこいい物件は目を引きますが、実際にお客様が「住もう」となったときに、機能性や生活スタイルの違いなどからその生活のイメージが湧かないこともありますよね。 お客様の「購入したい」と思う心が動くときは、「これは自分に向けた商品だ」と思ったときだと思うんです。私はただ見た目が良い物件ではなく、「お客様が求めている住まいや生活はここにあるのか」という問いを解決したいと考えています。その疑問が残るような物件は、プライベートブランド(PB)としては作ってはいけないと感じているため、「私たちのPBを選んだだけで、顧客が求める暮らしが手に入る物件を企画する」ことを常に意識したいと考えています。
また、ものづくりはもちろんですが、コストパフォーマンスや、事業期間も意識しています。「安ければいい」ということではなく、早くいいものを作って早くお客さんに届けるということを大切にしています。
チーム連携🧑🤝🧑
Q. 仕入れや販売チームとは、どのように連携していますか?
仕入れチームとの連携では、物件によっては、仕入れ検討の段階で、商品開発チームのメンバーが仕入れチームと同席し内見を行います。 その際、建築目線でも現地を確認した上で、購入の判断を行うことがあります。そして、購入が確定してからは、物件ごとにチャットグループ(Slackチャンネル)を作成し、そこでのコミュニケーションと資料の共有が行われます。
販売チームとの連携では、HubSpot(CRMツール)やチャットグループ(Slackチャンネル)での連携、あるいは先程申し上げた初回プレゼンテーションからのプランの変更があれば変更点の共有などで行っています。社内でも同じフロアにいるので、直接情報の共有をすることもよくあります。
また、プレゼンテーションに向けた企画書の作成のために、仕入れチームから、物件の魅力とネックポイント、周辺エリアの市場状況の情報、販売チームからは、ターゲットの妥当性などの意見をもらうこともあります。例えば「物件の仕様はとても良いが、日当たりが悪い・バルコニーがいまいちである」などのネックがある場合、内装で何か工夫してネックを解消できないかなど、連携を取りながら検討します。
nattsunさんの軌跡🚀
Q. nattsunさんは入社1ヶ月目でどのようなことを学びましたか?
1ヶ月目はOJT期間として、過去の案件をベースとした企画のシミュレーションをしたり、他のメンバーの業務の同行によって実務の流れを習得したりという形で仕事を学んでいきました。また、比較的早い段階から実案件の担当として、先輩方にフォローしてもらいながら「とりあえずやって学んでいく」という形で実務を通じて流れを習得していきました。
Q. 半年経ってできるようになったこと、そして今後のキャリアの目標や挑戦していきたい領域はありますか?
業務全体の理解が深まり、「自分の案件」だけでなく「チームの成長」を意識するようになりました。
今後は、まずはトッププレーヤーとして、 再販業界の中でも“売れる”だけでなく“名前が挙がる”ような物件をつくり続けることが目標です。 その先では、チームや事業を牽引し、 「あの会社・あのチームの商品開発は違うよね」と言われる存在を目指したいと考えています。 また、自分たちの領域にとどまらず、仕入れや販売の理解も深めながら、再販業界の中で特出した存在感を持つ商品開発チームになっていく、 そんな視点で事業全体に関われるようになりたいです。
ツクルバのプライベートブランドの面白み🏡
Q. プライベートブランド(PB)のやりがいはどこにありますか?
一番やりがいを感じる瞬間は、お客様がPBを購入してくださった時です。
ちょうど最近、初めて担当した物件に買い付けが入り、「ターゲットに対しての物件のこだわりポイントがハマった」と実感できました。こういったお客様の望む暮らしの実現に貢献できたと感じられる瞬間が、特に面白いと感じますね!
最後に☑
Q. 最後に入社を検討している方へ一言よろしくお願いいたします!
商品開発チームは、ただ“モノをつくる”だけの仕事ではありません。 データと想像力を武器に、「この人の暮らしに本当に必要な住まいは何か」を本気で考え続けるチームです。 自分自身と向き合いながら、 チームと会社の成長に本気で関わりたい方にとっては、 とても面白い環境だと思います。 一緒に、まだ見ぬ価値をつくっていけたら嬉しいです!