こんにちは、採用担当です。
本日は大森さんのインタビュー【後編】をお届けします。
挫折を経て株式会社TSACEに入社した大森さんが配属されたのは、立ち上げから間もない「東京事業所 介護紹介事業部」でした。
未経験の領域、かつ強力なライバルがひしめく人材紹介という市場で、大森さんは独自の視点から「勝てる穴」を見つけ出し、驚異的なスピードで主任へと駆け上がります。
後編では、彼がどのようにしてマーケットの歪みを見抜き、圧倒的な成果を積み上げていったのか。その泥臭くも合理的な戦略に迫ります。
「返金率トップテン」という組織の歪みで見つけた勝機
大森さんがTSACEに入社した当初、介護事業部はまだ立ち上げから半年も経っていない黎明期でした。当時は登録者を一人でも多く決定させることが至上命題。そんな中、大森さんはある「違和感」を覚えます。
-入社当時、事業部はどのような状況だったんですか?
当時は立ち上げ直後で、とにかく誰でもいいから決める能力がある人が評価されていました。でも、僕がいたチームは面白くて、全国トップテンの『返金率(早期退職による紹介料の返還)』を叩き出しているメンバーばかりが集まっていたんです。
そこに僕一人だけが、トップ100にも入っていないという異様な状況でした。
-マッチングがうまくいっていなかったということでしょうか?
そうです。他社が相手にしないような、決定難易度の高い求職者を無理やり決めていく。それが当時の組織の勝ちパターンでした。
でも、僕はそのやり方に馴染めなかったし、『俺にはできないな』と思ったんです。
当時、うちの組織で一番評価されていなかったのが『介護福祉士の正社員』でした。
選択肢が無限にある彼らは、わざわざ実績の少ないうちが相手にする必要はないと思われていたんです。
でも僕は、あえてそこを狙いに行こうと決めました。
他が手を出さないなら、僕が一番この人たちを扱えるようになればいいじゃないかと。
「野球が下手だったから」辿り着いた、ストレートを投げさせる技術
大森さんのこの「穴を見つける力」は、幼少期から続けてきた野球の経験から生み出されたものでした。
-なぜ、周囲が避けるような難しい領域に勝機を見出せたんですか?
僕、野球がずっと下手くそだったんですよ。変化球が全く打てない。
だから、どうやって相手にストレートを投げさせるか、そればかり考えて戦ってきました。みんなと同じ土俵で、同じ武器で戦ったら、能力のない僕は絶対に負ける。
負けるのは許せないから、どうやったら勝てる場所に行けるかを常に探しているんです。
大手法人の窓口をこじ開けるのは面倒です。
でも、そこを開ければ、優秀な求職者に選んでもらえる選択肢が増える。
僕は担当者の名前を聞き出すために30回以上電話することもあります。
誰もが面倒くさがってやらないことを、淡々と積み上げる。
それが僕の『ストレート』での勝負の仕方でした。
結果として、大森さんは社内で誰よりも多くの大手法人の窓口を開拓しました。
その求人は今や彼だけでなく部内全員が活用する共有資産となっています。
「結果主義」の中で手に入れた、自由という名の信頼
自分の信念を貫き、成果を出し続ける大森さん。
しかし、その過程は決して順風満帆な優等生スタイルではありませんでした。
-主任という役職に就くまで、かなり自由に動かれていたと伺いました
僕はサラリーマンに向いている性分では1ミリもないですからね。
かなり好き勝手にやらせてもらっていた時期もありました。
でも、TSACEという会社は『結果第一主義』。
結果を出している人間に対しては、
そのプロセスを尊重し、大目に見てくれる懐の深さがあります。
やりたい放題やらせてもらった分、数字で返す。
それが僕と会社の信頼関係でした。
結果として、大森さんは入社からわずか1年半ほどで主任に昇進します。
プレイヤーとして最前線を走りながらも、彼の関心は徐々に「自分一人の勝利」から、「組織としての勝利」へと移り変わっていきます。
「自分は大したことない」からこそ再現性を証明したい
主任というプレイングマネージャーのポジションに就いた大森さんですが、その指導方針は独特です。自分を「スーパーマン」ではないと定義しているからこそ、部下に対しても「特別な才能」は求めません。
-主任として、今は4名ほどのメンバーを見られているんですよね。教育において大切にしていることはありますか?
僕は自分の能力を高く見積もっていません。
だからこそ、僕が歩んできた1年半の道のりは、論理的に整理すれば誰でも1年で再現できるはずだと思っているんです。
営業って『運』や『気合』という言葉で片付けられがちですが、ちゃんとフェーズを分解して段階を踏ませてあげれば、誰でも僕のレベルまでは連れてこられる。
それを証明したいというのが、今の僕の仮説であり挑戦ですね。
-『誰でも超えられる』と言い切れるのは、すごい自信ですね
自信というか、僕ができたんだからみんなにできないはずがない、という感覚に近いかもしれません。
今、東京で僕が直接教えている子は2人いますが、彼らが論理的に僕を超えていく姿を見たいんです。 もちろん、実際に抜かれたらムカつくんでしょうけど、それはそれで面白いよなと思います。
頼ってくれる声に、全力の「力」で応えるために
大森さんのモチベーションの源泉は、新卒時代も、挫折した執行役員時代も、そして今のTSACEでも変わりません。それは「自分を必要としてくれる場所で、期待を超えること」です。
-大森さんのキャリアを一貫しているのは、その『貢献心』なんですね
そうですね。誰かに頼られたとき、自分に力がなくて何もしてあげられないという状態が一番嫌なんです。
だからこそ、肩書きや実績、あるいは自分の発言力といった『力』は持っておきたい。
自分が守りたいと思った子や、なんとかしてあげたいと思った人が困っている時に、ちゃんと実行できる自分でありたいです。
そのために、今はもっと上の景色を目指しています。
TSACEには、どこに出しても恥ずかしくないほど優秀な若手が集まっていると大森さんは言います。
「彼らが組織に埋もれてしまわないように、自分の力で引き上げたい」
――その言葉には、かつて独りで戦い、鼻を折られた経験を持つ男の優しさが滲んでいました。
未来への展望:全員を「僕以上」にする世界
-最後に、これからの目標を教えてください
今、頼ってくれている子たち全員を僕以上にしたいです。
東京の介護市場は大変だと言われることもありますが、そんな市場でも関係なく、彼らが論理的に、そして着実に成長していける組織にしたい。
僕みたいな生意気な人間がここまで来れたんだから、彼らならもっと遠くまで行けるはずなんです。それをサポートするのが、今の僕の最大のやりがいです。
かつて「何でもできるスーパーマン」を目指した大森さんは、今、TSACEという場所で「誰かを勝たせるリーダー」へと進化を遂げていました。
彼の生存戦略は、個人の成功を超え、組織全体の熱狂へと繋がり始めています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
株式会社TSACEでは、大森さんのように「等身大の自分」で挑戦し、仲間と共に成長したいという方を募集しています。
あなたも私たちと一緒に、新しい「勝負感」を磨きませんか?