COOの菅沼です。Tryetinger's Blogでは、トライエッティングのメンバーや活動の様子をお届けしていきます。今回の社員インタビューは、開発チームに所属するエンジニア・笹倉 が登場! 今回はわたくし菅沼がインタビュアーとなり、ジョインのきっかけやこれからの目標を、いろいろと質問してみました。
笹倉 直哉 |プロフィール
1993年生まれ、兵庫県丹波市出身。名古屋市立大学経済学部卒業。2018年自動車部品メーカーに入社し、開発職としてプログラミングを担当する。同社のWebエンジニアとしてメインシステムのUMWELTを提供。2020年3月よりトライエッティングにジョインし、開発チームに所属する。
プログラミング経験ゼロからエンジニアに
-笹倉さんはWebエンジニアと伺っていますが、いつからプログラミングの勉強を始めたのでしょうか?
学生時代は経済学部だったこともあり、まったくプログラミングの勉強経験がありませんでした。実は前職も開発職としてではなく、営業職として入社する予定だったのです。それが開発部への配属が決まり、そのとき初めてプログラミングを勉強することになりました。驚きましたがプログラミングに興味はあったので、楽しく学べました。
-未経験で入社して、プログラミングのスキルは身に付きましたか?
入社してから10か月間はずっと勉強漬けでしたね。研修というよりも仕事をしながら学んでいったという感じです。前職は自動車関連の業務が中心でしたが、今はWebサイト制作が主な業務となったので、トライエッティングに転職してから、また新たに勉強を始めました。
アットホームな雰囲気がトライエッティングの魅力
-同じエンジニアでも、前職とトライエッティングでは仕事内容がかなり違うようですね。それでもトライエッティングの求人に応募した理由を教えてください。
トライエッティングはWantedlyで知りましたが、AIの開発や運用をしている会社とあって興味を持ちました。AIは将来性がありますし、これから使われていくようになる分野のひとつと考えていたからです。そんな会社が名古屋にあると知って、応募を決めました。前職で使っていたプログラミング言語をトライエッティングでも使っていると聞き、これまでの経験を活かせると思ったことも応募理由のひとつです。
-さまざまな理由があったのですね。そのなかでも決め手となった一番の理由は何でしょうか?
手広い分野を手掛けるトライエッティングの姿勢が決め手になりました。前職は自動車関連とジャンルが絞られていましたが、トライエッティングはAI以外に縛りがなく、幅広い分野の知見を得られそうと感じました。
-それで応募されたのですね。そこから採用までの流れを教えてください。
面接は2回でした。最終面接は長江社長と役員、開発部のメンバーで居酒屋さんに行き、そこでご飯を食べて終了です。二次面接の段階でほぼ私の採用は決まっていたと、後から聞きました。私を推してくれたCTOの竹島さんを社長は信頼していて、「竹島が言うなら大丈夫だろう」となったようです。
一次面接は竹島さんと菅沼さんが対応してくれたのですが、IQテストみたいなものがあり、変わっているなと思いましたね。ベンチャー企業っぽくて、おもしろそうな会社と感じたことも入社を決めた理由のひとつですね。
実際に入社したときも、竹島さんからいきなり「笹倉さん、これ実装してみて。機能も作ってほしい」と言われたことを覚えています。
-確かにユニークな会社ですね。実際に入社して、今はどのような仕事をされていますか?
Webエンジニア担当となり、UMWELT(ウムヴェルト)を提供しています。それ以外にもWeb全体のデザインや動作修正、アルゴリズムの調整、新しい機能の追加、ファイル変換など、業務内容は多岐にわたります。AIに直接関係のない業務も少なくありません。
リモートワーク時の働き方は?
-今はリモートワークを取り入れているスタートアップも多いと思いますが、笹倉さんはどのような働き方をされていますか?
2020年3月に入社したときは、すでにリモート推奨期間に入っていて、私が初めて出社したときもメンバーは全体の半分くらいしかいませんでした。その2週間後には私もリモートワークになり、必要に応じて出社しています。
-ご自宅ではどのように働いていますか?
始業時間の10時前には机について「出勤ボタン」を押したら、ひたすらコードを書いていますね。終業30分前には全体ミーティングをして退勤ボタンを押して業務終了です。部屋の一角からまったく動かず、働いている感覚が薄いと感じることもあります。
-リモートワークはモチベーションが上がらないと言う人もいますよね。笹倉さんはどのようにモチベーションを保っていますか?
最初はリモートワークを快適に感じていましたが、慣れて集中力が低下することもありました。人との交流が終業前のミーティングしかなく、これまで片手で数えられるくらいしか人と会えていないので、気持ちの浮き沈みは確かにありますね。今もモチベーションを保つ方法を試行錯誤で探しているところです。
-やはり人とのつながりがなければ孤独を感じることもありますよね。社内には信頼や尊敬できる人はいますか?
竹島さんですね。技術的な知識が豊富であるに加えて、おおらかで親しみやすい人柄なので、わからないことを積極的に質問できます。あと、裁量をこちらにくれるので、仕事にやりがいを感じられます。
竹島さんだけではなく、開発部のメンバー全体にトゲがなく、前向きに仕事を進められます。
いつかは会社に貢献できる人間に
―素敵な職場ですね。入社して改めて感じたトライエッティングの魅力を教えていただけますか?
開発部の目線から見ると、自分が試行錯誤してみたいことにチャレンジできる環境に魅力を感じています。決められたもの以外の業務にもチャレンジできます。AIに関わることで幅広いジャンルのものづくりをする機会に恵まれるので、おもしろいですよ。「こんなもの作るんだ」とワクワクすることはよくあります。
―これからの発展に期待ですね。最後に笹倉さんがチャレンジしたいことを教えてください。
UMWELTをもっと使いやすいつくりにして、よりユーザーに使っていただけるようなシステムにアップデートしていきたいです。その一方で、UMWELT以外のシステムにも携わることができたらうれしいですね。機械学習にもチャレンジして開発者としてステップアップし、ゆくゆくは会社に還元していきたいと考えています。