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”Trustで働く魅力的な社員を知る”社員紹介企画 !
今回はAI・データ事業部で活躍している 田中 稔(たなか みのる)さんをご紹介します!
【経歴】
大学卒業後、大手総合印刷会社にて営業職を長く経験し、その後、大手EC会社の決済子会社にて営業企画職に従事。
現在は、コンサルタントとして活躍。現場経験と顧客目線をベースに、データ利活用やAI導入の支援など、企業のデジタル変革を支える存在として新たなフィールドに挑戦している。
3児の父。休日は公園で遊んだり、家族で旅行に出かけたりと、公私ともに充実した日々を送っている。
営業・企画から、AIの大きな可能性を信じてAIコンサルへ
—長年、別フィールドでご活躍された田中さんが、コンサルタントの道を選ばれたきっかけを教えてください。
前職ではビジネス部門として膨大な決済データを分析し、そこから得られるインサイトをもとに販促キャンペーンやマーケティング施策を企画立案する業務に携わってきました。
こうした現場での実践経験を通じてデータを活用する面白さに触れ、次第によりデータの分析や可視化のスキルを深めたいという思いが芽生え、自分自身でも積極的に学習を進めてきました。
その中で、近年急速に発展を遂げているAI技術に強い関心を抱くようになり、「自分もこの領域に挑戦したい」と思いました。この想いが転職を決意する大きな原動力となり、現在のキャリアへのチャレンジにつながっています。
「ここしかない!」と思えた、事業と環境のフィット感
—どのようなきっかけや想いでTrustに入社しましたか?
AI活用に本格的に携わりたいと考え始めたとき、ふと前職時代にプロジェクトでご一緒したTrustのCTO友田さんのことを思い出しました。友田さんとは、前職の時にプロジェクトでご一緒したことがあり、非常に印象に残っていたんです。友人伝手に友田さんが起業されたと知り、「どういう会社なのだろう?」と思いながら「Trust」という会社について調べたこときっかけでした。
調べていく中で、Trustが「AIデータ事業」と「コンサルティング事業」の両輪で事業展開していることを知りました。実はちょうどその頃、AIの可能性に魅力を感じていた一方で、コンサルティングスキルを身につけて自分のキャリアをより広げたいという思いも強くなっていたので、Trustの事業自体がまさに自分の志向性と重なり、非常に魅力的に映りました。この両方を実現できる場所は他ではなかなかありません。
Trustはまさに私が求めていた「データ×AIの専門性」と、「クライアントに価値を届けるコンサルティング」の両方が揃っており、運命的なご縁だと感じています。
さらに、自宅からオフィスまで自転車でも通えるというアクセスの良さも、働き方やライフスタイルを考える上で大切なので大きな安心材料となりました。
事業内容、働く環境ともにすべてがフィットし、「ここしかない!」と感じ、迷わず入社を決意しました。
—データ×AIの専門性とコンサルティングの「ハイブリッド人材」を目指す強い意欲が伝わってきます。ライフスタイルとの調和も叶うTrustは非常に魅力的な職場環境といえますね。
社会課題を見据えた、生成AIによる業務革新の挑戦
—Trustではどのようなプロジェクトに携わっていますか。
大手金融機関のシステム子会社の開発工程において生成AIを活用したPoC(概念実証)に取り組んでいます。
このプロジェクトは、レガシーシステムのモダナイゼーション(システム刷新等)を進める上で必要となる様々な業務を、生成AIで効率化・省力化することを目的としたものです。これは、「2025年の崖」と呼ばれるIT人材不足等によるDX化の遅れ、その結果競争力の低下をも招くといった大きな社会課題に対して、解決の糸口となる重要なプロジェクトであり、大変意義のある仕事だと感じています。
圧倒的なスピード感と、本質を捉えた提案による価値提供
—Trustのコンサルティングスタイルで、特に印象的な点はありますか?
スタートアップの強みである機動力を活かしながら、アジャイルな開発サイクルを通じてチューニングを重ね、クライアントのニーズに柔軟に対応できることは、Trustの大きな魅力です。大企業でありがちな受け身的な提案とは異なり、Trustでは「お客様にとって本当に最適な提案は何か」を常に問い続けます。
チームメンバーともフラットに意見を交わしながら進めるので、これは大企業ではなかなか体感できないスピードだと感じています。
—前職では営業・企画職としてご活躍されていたとのことですが、Trustに入ってからコンサルタントとして「価値提供」の考え方に変化はありましたか?
大きく変わったと感じています。
前職では「お客様からの要望に対して、どう的確に応えるか」が基本的なスタンスでした。もちろんそれも重要ですが、Trustに入社しコンサルタントとして仕事をする上で感じたのは、「お客様の声の奥にある、本当の課題を捉え、より良い提案を行う」という価値提供のアプローチの違いです。この考え方は私にとって新鮮で、大きな学びとなっています。
単に“できること“を提示するのではなく、“それが本当に最善なのか” “もっと効果的な手段があるのでは”といった視点で思考し、フラットに意見を交わしていく。クライアントの現場感覚と私たちの技術知見を掛け合わせることで、単なる自動化ではなく、「本質的な業務変革」を目指している点にやりがいを感じています。
経験を積む中で「相手の期待値を超える提案が、信頼につながる」と実感し、自分の中で仕事のやりがいや視座が大きく変わりました。お客様にとって本当の価値とは何か。それを一緒に考え抜くプロセスは非常に奥深く、自分自身の成長にも直結しています。
初めてのスタートアップ。その環境下で気づいた、風通しの良さと学びの密度
—入社前後で感じたギャップはありますか?
スタートアップという環境は初めてでしたが、前職と同じ会社出身のメンバーが多かったことや同じ子育て世代の仲間が多く在籍していたこともあり、大きなギャップを感じることはありませんでした。
一方で、Trustならではのフラットで風通しの良い雰囲気や、経営層との距離の近さには新鮮さを感じました。役職や立場に関係なく意見を言いやすい文化が根づいていて、誰もが主体的に動ける雰囲気があります。特に日々の打ち合わせの中で、経営層の方々がどんな視点で物事を見て、どのような判断をしているのかを間近で感じられるのは、自分にとって非常に新鮮で、コンサルタントとしての視野を広げる貴重な学びとなっています。
—Trustには大企業をはじめ、様々なバックグラウンドを持っている人たちがいます。その中にはきっと似たような境遇のメンバーがいそうですよね。
また、田中さんは経営層とのコミュニケーションを通して学びを得て、さらに自分らしく働きながら成長できているようですね。
—Trustにはユニークな福利厚生も充実しています。どのように活用をされていますか?
自己研鑽手当を使って、Udemyのオンデマンド講座でBIツール「Tableau」の学習を進めています。近日中に資格試験にもチャレンジする予定ですが、受験費用の補助もあるため、積極的にチャレンジする動機にも繋がっています。
また、スポーツ手当を活用して、休日は週に1回近所のパーソナルジムで筋力トレーニングにも取り組んでいます。決して安価ではないパーソナルジムですが、補助があることで経済的な負担も軽減され、モチベーション維持にも繋がっています。筋トレは一見ハードに見えますが、身体面だけでなく、精神面の安定にも効果的で、私にとっては非常に大切な習慣のひとつです。周りの方にもおすすめしています。
また、入居ビルの屋上テラススペースにストレッチや懸垂ができる器具・平行棒が設置されているため、休憩時に懸垂などをして身体と頭をリフレッシュしています。ビルが川沿いに位置しているため風が気持ち良く、開放感があるので、天気の良い日は毎日屋上に行くようにしています。
屋上テラススペースでストレッチ中
企業・業界の壁も超えて──次なる挑戦はグローバルへ
―最後に、今後の目標を教えてください。
現在は、金融ドメインにおけるAI活用プロジェクトに従事していますが、今後はこの経験を活かし、同じような課題を抱える他業界・他企業の支援することで、より高い提供価値を実現していきたいと考えています。
また、生成AIやビジネスツールの進化は日進月歩のため、多様な専門性をもつTrustのメンバーと切磋琢磨しながら勉強会などを通じて知見を深め、クライアント支援の質を高め続けたいです。
将来的には、Trustがグローバル市場でビジネス展開する際にも貢献できるような存在を目指し、さらなる成長に向けて力を尽くしていきたいです。
ー田中さん、本日はありがとうございました。
今後もTrustの魅力的な社員へインタビューをしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします!