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"Trustで働く魅力的な社員を知る"社員紹介企画!
今回はITコンサルティング事業部で活躍している髙橋 美希(たかはし みき)さんをご紹介します!
【経歴】
大学で教育学部特別支援教育学科を専攻し、その後約6年間幼児教育の講師を務める。現在はPMOとして様々なプロジェクトを担当。
趣味は映像作品(映画・ドラマ・アニメなど)の鑑賞で、年間200本以上観ることもある。多様な登場人物や価値観に触れることで、対人関係やコミュニケーションのあり方について学びを得て、それをコンサル業務にも活かしている。
“先生”から“IT コンサルタント”へ転身
ー大学では教育の道を選ばれ、前職では講師としてご活躍されていたのですね。
教育の道を選んだ理由には、学生時代に悩んでいた私を親身に支えてくださった恩師の存在があります。その恩師との出会いによって「私も教育を通じていつか誰かを支えられるような人間になりたい」という想いが芽生えました。
前職では、未就学児を対象とした教室にて講師を務めておりました。私は、子どもたちだけでなく、その親御さんの悩みにも耳を傾け、寄り添いながら、「どうすれば前に進めるか」を考え行動することを大切にしてきました。
—その中で、転職を考えるようになったのはどのようなきっかけがあったのでしょうか?
前職で勤続5年を超え、仕事にも私生活にも大きな不満はありませんでしたが、心のどこかで、「やりきった感」と「このままでいいのだろうか」という漠然とした不安を感じたり、自分への問いかけが生まれたりしました。
そんなある日、生徒さんから「先生の夢はなに?」と尋ねられたことが、私の転機となりました。すぐに答えられなかった自分に気づき、夢に向かって一生懸命に進んでいく子どもたちに寄り添う立場でありながら自分自身は夢を語れない。このままでは、子どもたちに胸を張って向き合うことはできないと思い、転職を決意しました。新しい挑戦を生徒さんのご家族の方からも応援していただけたことがとても嬉しかったです。今まで支えてくれ、背中を押してくれた方々のためにも、諦めずに挑戦しようと決意を新たにしました。
—生徒さんからの問いかけに対して「自分自身も前に進もう」と決意されたその姿勢には、教育者としての誠実さとプロフェッショナルとしての強い意志を感じますね。
その後、コンサルタントの道を選ぶことになったきっかけを教えてください。
子どもたちと関わることは大好きでしたが、新しいことに挑戦し、成長していきたいという気持ちが芽生え、教育とは異なる分野で「人と関わり、支える」仕事を探し始めました。これまでの経験を通じて、自分のサポートで誰かの背中を押したり、何か物事を少しでも前進させたりする――そんな瞬間に深い喜びを感じる自分に気づき、その想いは、分野を超えても変わることはないと感じ、新たなステージとしてコンサルタントの道に進むことを志しました。
そんな中、共通の知人からの紹介で岡田さんとお会いしまして、Trustのご紹介を頂きました。コンサルタント未経験の私でも挑戦できる機会をくださったところに魅力を感じ、Trustへの入社を決意しました。新たな道へ踏み出すきっかけをくださった岡田さんには感謝してもしきれません。今では、「あのとき一歩踏み出して本当に良かった」と心から感じています。
これまで培ってきた「寄り添い・共に進む」という姿勢を大切にしながら、尊敬するコンサルタントの先輩に近づけるよう日々歩みを進めております。
—コンサルタントという立場は、業務上の課題に対応するだけでなく、お客様一人ひとりの考えや背景に寄り添うことが求められる場面も多くあります。
髙橋さんのこれまでのご経験は、まさにその力を活かせるフィールドだと思いますし、「誰かや何かを前に進めたい」という気持ちは、Trustの価値観とも通じ合っていますね。
コンサルタントとしての土台づくり──未経験からの挑戦を支えてくれる環境で、自分らしく成長を重ねる
—Trustではどのような業務をされていますか?
現在、為替システムの共通化・再編プロジェクトにPMOとして参画し、資料作成や進捗管理、手続き関連などを担当しています。担当業務の幅は広く、大変さを感じる場面もありますが、今は小さな業務の積み重ねを大切にしています。
私が関わっているお客様先にはTrustのメンバーが複数の案件で常駐していることもあり、他案件の方々と関わる機会も多いです。周りのメンバーとの関わりや日々の経験の中で学びを得ながら、一歩ずつ成長していきたいと思っています。
—やりがいを感じることを教えてください。
金融・ITのいずれも未経験の業界だったため、入社当初は「自分に務まるのだろうか」という気持ちがありました。しかし、実際に業務に携わってみると、物事につまずいたときに「どのようにアプローチするか」「うまくいかなければ次にどうトライするか」といった思考のプロセスは、前職でも大切にしていた姿勢であり、共通する部分があると感じています。
ひとつの課題に対して粘り強く向き合い、自分なりに整理・検討したうえで提案を行い、その内容が実際に採用されたときには、「自分の考えを認めてもらえた」と実感することができ、大きなやりがいを感じます。日々学びの連続ではありますが、Trustには相談しやすく支えてくださる先輩方が多いので、その存在に何度も助けられています。
時には行き詰ってしまう時もありますが、風景をぼんやり眺め、意識的に「何も考えない時間」を持つことで脳や心をリセットし、リフレッシュしています。
—相談しやすい先輩方の存在や社風があるというのは何より心強いですね。
入社前後で感じたギャップはありますか?
「コンサルタント」と聞くと、少し堅く、率先力を要する印象を持っていましたが、Trustのメンバーはお客様に対しても非常にフラットで親しみをもって接しており、その点に良い意味でのギャップを感じました。遠慮せずに意見を伝えられる関係性は、活発な意見交換を行ううえでとても大切なことだと感じており、そこがTrustならではの魅力だと思っています。
また、率先して引っ張っていくだけではなく、お客様一人ひとりの状況や人となりを丁寧にくみ取ったうえで提案を行うTrustのメンバーの姿勢には、前職での経験と重なる部分が多く、非常に親しみを感じました。その関わり方に触れたことで、自分の価値観を活かせる場所がここにあるのだと実感し、自然と安心感が芽生えました。
—良い意味でコンサルタントのイメージが覆されたのですね。
そうですね、Trustという環境で働くことで、これまでの価値観や固定観念が良い意味で塗り替えられ、視野が広がっていくのを実感しています。
現在Trustは比較的男性が多いですが、性別に関係なく”個人としての姿勢や成果”をしっかり見てくださるので、女性でも働きやすく、活躍できる環境があると思います。私自身の考えや行動に対しても、丁寧に向き合い、きちんと評価してくださる方々がいることは嬉しいギャップでした。
—個人を正当に評価してくれる点は、挑戦や成長のモチベーションを維持するうえでもとても大事なことですね。働く上でのモチベーションという意味では、福利厚生も大事な要素ですよね。
Trustには自己研鑽手当やスポーツ手当など、ユニークな福利厚生が充実していますが何か活用されていますか?
私が所属しているITコンサルタント事業部では、部会の中で、輪番制でおすすめの書籍を紹介しており、そこでメンバーからおすすめされた書籍を会社の自己研鑽手当を活用して購入しています。皆さんが実際の業務の中で参考にされている考え方や、スキル研鑽のベースとされているものを取り入れることができるので、参考にさせていただいています。
―最後に今後の目標を教えてください。
前述した通り、現在私が携わっているお客様先では、Trustのメンバーが多数常駐しています。日々の業務の中で、先輩方の仕事に対する姿勢や考え方、仕事の進め方を間近で見ることができることは、非常に貴重な学びの機会となっています。経験豊富な先輩方の存在は、具体的な目標であり、相談できる心強い味方でもあります。困ったときにすぐに助言をいただける環境や、「こういうときはどう対応すればいいのか」といった悩みを気軽に共有できる社風があるので安心して業務に臨むことができます。
また、TrustのITコンサルタント事業部では、「コンサル基礎研修」として、部内メンバーが講師を務める社内研修が毎週開催されています。この研修は、コンサル未経験者や初心者向けに設計されており、業務での実践に直結するようなテーマが多く取り上げられています。金融・ITといった分野での専門知識に加え、コンサルタントとしての振る舞いや思考のフレームワーク、資料作成の工夫など、座学だけでは得られない“現場目線”での学びが詰まっています。
「お客様の力になる」という想いは前職から変わることなく根底にあります。その想いをベースに、研修や日々の業務を通じてTrustの一員としての自覚を深めながら基盤を築いていき、一人前のコンサルタントとして成長していきたいと強く思っています。
「コンサル基礎研修」の様子
ー髙橋さん、本日はありがとうございました。
今後もTrustの魅力的な社員へインタビューをしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします!